はじめてのお留守番。四日目。

mimisemi2010-08-09

さっきあまりに猫が可愛いから「猫飼っていい!」って衝動的に実家に電話したら、飯の途中だったし、しかもそんなことで電話してくんな!みたいにちょっとキレられて落ち込んでいる耳蝉であります。


まぁ20代後半がやる行動ではないですよね。小学生高学年でも人によってはもうやらないでしょう。まぁそれはともかくだな、相変わらず引き蘢ってるんだが、大量に持ってきた本を大体読み終えちゃったね。読み終えても大丈夫なように藤澤令夫への献呈論文集の「イリソスのほとり」ってのを持ってきてたから、まぁ今日からはこれを読む感じだけどってこれがまぁかなりの分量なんでまぁ持つとは思うんだけどね。いやさ、それにしても食料が切れたから何か買いに行こうと思うんだけどもうさ、外に出るのが億劫になっちゃって。ニューヨークのベースメント生活の時と同じパターンだよね。ギリギリまで買い物行かないみたいな。まぁでもコンビニ夜中までやってるからいいか。明日起きて何も食うのが無いって嫌だから今のうちに買っておくか。まぁ明日の夜中ぐらいには帰って来るんだけどね。だからまぁ明日一日分でいいんだけども。


で、外出るかーっつってヒゲを剃ろうと思って鏡の前に行くと凄いんだよね。見た目が。頭が爆発しててさ、スカウターで見たら「属性:ニート」って出そうな見た目なのね。「気違い博士」とかだったらまだいいんだけどニートっぽいんだよね。こればかりはしょうがないのかな。・・・って感じで今コンビニ行ってきた。もっと早く行っておけば良かったなぁーとか思ったね。豪快に色々買ったはいいけど明日までに食い尽くせるか?っていう。今までは既存の食材だけで乗り切ろうと思ってたからせこい食い方をしてたんだけどさ、結局、こうやって行くハメになるんだったらもっと早くから買っておけば良かったなぁーとかって思ったわけね。まぁたいした事ではないけどもね。それにしても食費って凄いよなぁー。2000円とか一瞬で無くなるもんなぁー。まぁ色々買い過ぎたってのはあるけどさ、でも確認したら全然今日の深夜と明日一日を考えれば余裕でなくなるっていう量なわけで。


あ、んでそのケチな食い方だけどさ、セブンイレブンとかが独占販売してる有名ラーメン店のカップ麺とかあるじゃん?でも麺の量少ないよね?だからパスタを替え玉代わりにして食べたりすると意外とイケるんだよって同じ麺だから当たり前なんだけどね。なんかどうでもいい話が続いたけど、まぁ今日はこれでいいか。あんま書く事無いし。そういえばさ、アメリカのドラマでNUMB3RSってあるじゃん?すげー量あるからスルーしてたんだけどさ、さすがに読書三昧にも飽きてきたから気分転換にって思って見たらかなり面白いのね。これ。まぁ数学者への偏見を大いに招くものではあると思うけどさ、あの万能感ね。パイのマックスみたいなありえない天才の感じっつーか。まぁドラマだからいいんだけど。でもそれにしてもさ、比べるのは酷だけどクオリティ高いよね。日本のドラマってクソじゃん?すんげーローカルな感じで。でもアメリカのドラマって世界中の誰でも見れる感じだもんね。まぁハリウッド映画って基本的にそうか。ある意味でまぁネオコン的な発想だよね。アメリカンスタンダードを広めるみたいな。まぁ日本のドラマでもゲゲゲの女房とかああいうのは良いと思うけどね。まぁアメリカのドラマと比べるアレじゃないけどね。


いや、思ったのがさ、まぁ俺も素人っつーか最近ではちょっと素人に毛が生えたような感じだけどさ、あ、NUMB3RSね、数学の扱い方がちゃんとしてるんだよね。いや、分からん。厳密に見ればおかしいところはいっぱいあるっつーかプロから見ればデタラメばっかなんだろうけどさ、でも第一話のスプリンクラーのアレとかさ、まぁ数学とか物理トリビアみたいなのはドラマから学べるよねっていうか物理学とか数学とかのなんつーか学校とかでは教わらない面白い面を見れるっていうか。「だから面白いのよ」っていう部分を上手く出してる感じだよね。で、まぁ買えって話なんだけどさ、某動画サイトで見てたんだけどさ、「中学生の時にこれを見たら真剣に数学やろうって思ったかもしれない」みたいな書き込みがあったんだけど、こういうのを見るといつも思うのがさ、何かを始めるのに遅いなんてことは無いんだよねってことなんだよね。別に数学者にならなくたって数学なんてやれるわけでさ、まぁ今の俺がそうじゃん?将来的な仕事になるかなんて分からないけどとりあえず面白いからやってるわけでさ、中学の頃とかにやってなきゃいけないなんてことはないんだよね。


あと30歳がピークみたいな話もドラマに出てくると思うけどまぁ関係無いだろうね。一生現役の人達が明らかに多いわけで。まぁもちろん若い時から真剣にやってれば身に付いた感は強いのかもしれないけど、そんなの後天的になんとかなるレベルだと思うんだよね。ゴルフとか水泳とかピアノとかとは違うわけで。だから別に中学生じゃなくたっておっさんだって面白そうだって思ったならやればいいんだよね。仕事に直結しないからって意味で言えば現役でやってる人達だってさ、あ、院生とかね、仕事が無いわけでさ、だからまぁ誰でも一緒だよね。おっさんだろうがまぁなんか凄い発見して論文書いちゃえばいいわけでさ、なんつーか学生の頃からストレートでみたいなアドバンテージってもう無いじゃん?まぁ日本に限って言えばかもしれないけど。


俺もまぁさ、「もっと勉強しておけばよかったなぁー」なんて思ってた時期があったけどそれって21歳とかだぜ?全然やれるじゃん?でもなぜかさ、18歳から大学に入って4年で卒業して・・・っていう定型のコースからはみ出たらもうダメみたいな風潮っつーか考えに縛られちゃってさ、勉強なんていつでもできるのになんかそれを口実にしてたのかまぁどうにもならないってことを後悔したいだけだったのかさ、まぁどうにでもならなくないんだけど、学問なんて恐らく大学卒業したぐらいからようやく興味が持てるもんだと思うんだよね。そこそこ色んな事を経験したり読んだりした後に面白さが分かるっていうさ、それがまぁ恐らく20代前半ぐらいなんじゃないか?って思うわけ。で、興味を持ったりさ、面白いなって思ったらもうその日からやればいいんだよね。


遅いとかさ、定型のコースなんて学問には無いわけでさ、やろうと思った時からやればいいんだよね。まぁやるっつーかまぁ興味を持ったらそれに関する本を読んでみるってことだよね。で、それを続けてれば知らないうちに「やってる」ってことになるわけだからね。やってるって定義をするのって難しいよね。ヤッてるでもいいんだけどさ、まんこにちんちんを挿入すればヤッてるって言えるのかさ、んだったらフェラとかはどうなるんだ?みたいなさ、まぁでもセックスの総称じゃない?まぁ動的な状態を表すものだよね。で、学問もまぁ似たようなもんでさ、やってるを定義するのは難しいけど、それに興味を持って、んでそれに関する事を読んでたり日々考えてたりしたらそれはつまりはやってるってことだと思うんだよね。逆にやらなきゃいけないような立場にいる人達が実際はやってなかったりもするわけでさ、だから別に大学に行くとか研究室に所属するとかさ、そんなの関係無いよね。実験系はともかくとしてまぁ基本的に本とか紙があればできるのって場所もステータスも選ばないからね。


って感じで色々書いてたらまぁ意外と長くなったなぁ。書き出すと止まらないんだよねぇー。あ、んで数学なんだけどさ、もちろんNUMB3RSとかって素人でも分かりやすいようにすんげー高度そうなことを扱っててさ、「数学ってすげぇーなぁー」みたいに思わせる効果を出してるけどさ、チャイティンアインシュタインがなんでヒーローか?って言う理由をさ、相対性理論が素人にも分かりやすいからだからヒーローなんだみたいなことを言ってたけどまぁそれなんだよね。で、本当にすげーやつはライプニッツだけどなんでヒーローにならないか?っていうと理論が難し過ぎて素人には理解できないからヒーローになれないっていう。NUMB3RSもこれと一緒でさ、分かりやすさでいうとアインシュタインだよね。でも実際の高度な数学って素人にはさっぱり分からんのよね。ましてや犯罪解決みたいな応用数学みたいな分かりやすい形で出てくるものばかりじゃないしっつーか大抵は応用が効かないか、仮に効いたとしても映画とかドラマのモチーフにはならないような感じだよね。


あ、んでさっきさ、「算数宇宙の冒険」っつー小説を読み終えたんだけどさ、これは一応リーマン予想がテーマになってる小説だったね。ラノベになるのかな?これは。まぁ小説読まない俺が小説読むなんて凄いことだけどね。で、例によって半分以下ぐらいしか理解してないっていう。何が起こってるのかあんま分からないね。文字でストーリーを読むっつーのに慣れてないから。だから三島とかもこないだ大量に買ってきたけど読み進められないんだよね。ホント、ガッツリちゃんと読めた小説って太宰ぐらいだよな。あの頃は相当シンクロしてたからなぁー。まぁでも小説も慣れだと思うからさ、あとはまぁ小説を読む事でしか理解できない思想とかテイストみたいなのもあるからさ、小説を軽視しちゃいけないんだよね。むしろ思想が小説に凝縮されてる場合だってあるわけで。だからそんな意味で小説があんまり読めないって良いことではないよね。だからまぁ面白そうなのから読んだりしてまぁ慣れようとは思うけど。カネッティの目眩とかは面白いけどね。


もういいや。今日は。ドラマの続きが見たいんで。んじゃまた明日。


PS


アレなんだよねぇー、猫がいない生活が考えられない感じなんだよね。まぁ家帰ったら犬はいるけどさ、まぁ犬と猫って違うからね。ママに頼んでみるしかないな。小学生らしくママにねだろう。「ママぁー!猫飼いたいよぉー!」みたいな感じで。



数学をテーマにしてる小説って恐らくレアだと思うので。そうでもないのかな?っつーか小説読まない俺が小説について語れるわけないか。



これ高過ぎるよなぁー。文庫になればいいと思うんだけどってまだ読み終えてないけど。



これが本文で言及してたやつね。プラトン系の論文集って感じで。



いや、これ買ってないんだけどさ、そのうち買うけどさ、まぁもう結構読んだから知ってること多いんだけど、数学に関してはどんぐらい良い解説がなされているか?っていうことに興味があるんだよね。あ、本に対してね。だから知識を得ようっつーよりかは本としてどうなのか?っていうのを見たいっつーかさ、あ、んで思うのがさ、ポランニーの暗黙知なんだけどさ、日本の数学書っつーか所謂さ、大学の先生方が生徒に売るためだけに書いたような本ってなんかダメ数学書っつーか数学解説本っつーかテキストっつーかさ、まぁ言わば代名詞みたいになってるよね。それってまぁ教員のレベルが低いのもあるんだけどさ、あとはまぁ日本の本の場合、分厚くなると読者が減るっつーんで出版社も分厚い本を出そうとしたがらないみたいなアレはあるかもしれないけど、ようは暗黙知でさ、日本のっつーかまぁ日本に限らずダメな解説書ってつまりは暗黙知を前提とし過ぎているものだと思うんだよね。これはこうでこうなるからこうなるのは明らかであるから・・・みたいな読者を突き放したような解説が永遠と書いてあるみたいなさ、これってまぁ数学を知ってる側がさ、そんなの知ってて当たり前とか解説するに値しないみたいに思ってるまぁそれこそ当然の事っつーのを端折ってるからなんだよね。でも読者はまぁ数学素人みたいな人達もいるわけでさ、ようはいかにその理系っつーか数学の暗黙知ってのをゼロにしてさ、素の状態にして、暗黙知ゼロにして解説するか?ってことになると思うんだよね。あ、良い解説書とかまぁ教えるっていうこと全般に関するクオリティって意味でのことなんだけども。