ハイパーグラフィアって言葉を知ったわけで。

俺みたいに異常なまでに女性との接触っつーか身体的な接触が無いやつにとってはまぁ抜きというのは凄くエッセンシャルなものになるよね。抜きにも飽きとかがあってさ、さすがにどんな好きな女優とかジャンルでもそればっかだと飽きるというよりかは興奮感が無くなってきて惰性で抜いてるような感じがしてきて、だから新しい刺激を求めるようになって、今までは挑戦してこなかったようなのでも抜くようになるんだよね。そんなわけで俺は昔から定番のショタコンは当然として、普通の二次元系でも抜くし、エロアニメでも抜くし、アブノーマルなフェチ系のAVでも抜くし・・・って感じで色々あるよね。


「中出し系のAV」とか「個人撮影の中出し」とか「二次元の中出し系」とか、とにかくまぁほぼ毎日抜いてるもんだから抜きにも凄まじいジャンルというか細分化が生まれるんだよね。まぁみんなそうなのかな?ただオナニーしか方法が無いっていう人にとってはまぁこれって普通だよねってまぁ俺は異常だと思うけどね。ただ異常に偏らずノーマルでも気分次第では全然オッケーっていう一種の万能感みたいなのを備えてるよね。最近は電車痴漢系とかが好きになってきた。日本にいるからなのか、なんていうか日本的な禁忌を破ることに興奮するみたいなさ、日本の電車ってすげー特殊だと思うから変態的な妄想を駆り立てる一つのジャンルとして成立するのも分かる気がする。ニューヨークの地下鉄とかには一切エロスを感じなかったもんね。


あ、んで今日は別にズリネタの話をするつもりじゃなくてあれなんだよね、同人誌とかスキャンして置いてるページあるじゃん?ああいうのって法的にどうなのかね?そもそも同人誌ってこと自体が法律違反だよね。エヴァならエヴァエヴァネタをそのまま使うわけだからさ、まぁときメモとかで訴訟があって負けたってことあったけどさ、コナミ側の言い分が笑えたよね。純粋なゲームのキャラクターのイメージを損なうとかなんとか。いや、基本的に男ってのはそういう純粋なモチーフのものにこそ興奮するわけだよ。「あんな可愛い子が・・・!まさかっ!」的な感じ?いや、文体から分かるようにさ、また波が来ててさ、昨日ぐらいから軽躁なんだよね。昨日は14時間本を読んでた。おかげで胃が悪くなったね。ほとんど何も食べてなかったから胃酸が出ちゃって胃がやられた。


今日もまぁバリバリ調子良くて読書がはかどったっつーか岩波から出てるゲーデル不完全性定理の本がありえないぐらい面白くてさ、いや、まぁ元々ゲーデル系の数学基礎論の流れの話とかって理論的にも歴史的にも好きなんだけどさ、ただ軽躁だからなんつーかまぁすげー楽しく感じるんだよね。こういう時は大体まぁDJ Little Dickのムンベ系とかブレイクコア系のアッパーなやつをガンガンにヘッドフォンで聞きながら読書って感じになるんだけどさ、前にも書いたけどあれなんだよね、躁を押さえれば鬱も来ないってことらしいんだよね。画家のyokoによれば。まぁ彼女は色んな意味で詳しいし実体験とかもあるからまぁ色々といつも学べることがあるんだけど、まぁでもそうだよねってこれは前に書いたよね。で、んでもまぁ俺から躁を取ったら何も残らないじゃないか!っていうか、このハイな時のハイな感じとか、ハイが故にこうやってガーッ!っとまぁ内容の質はともかくとして書きまくるとかギター弾きまくるとかミックス作りまくるとかさ、そういうのがあるからまぁ楽しいんじゃん?で、また死にそうになるんだろうけどね。


んで最近ハイパーグラフィアって言葉を知ってさ、んで早速本を読んだんだけどっつーか今日朝まで読んでたのがこれでさ、「書きたがる脳」っていう本なんだけどね、ようは俺ってこれだったんだねぇ!ってover exicitabilityとかadd系の本を読んだ時に「これだ!」って思った感じ以来の「これだ!」感があったよね。なんか凄く俺が知りたかったさ、躁鬱と創造性の関係とかね、鬱が実は創造性に深く関与しているから例えば映画監督だったかなんだったからシナリオライターとかにセラピー禁止にしてるとかさ、なんか色々と面白い話とかが載ってるんだけどっつーか著者もこれらしきものを持ってて躁鬱っぽかったりして、まぁようは本人も当事者なんだよね。


でもまぁちょー頭の良い神経科医でありながらハーバードのメディカルスクールで教えてたりしてまぁちょー頭の良い人が書いたこういうモチーフの本ってことで完成度高いんだわ。文芸から哲学から詩からなにから言及が本人の学識を示すかの如くすげー広いしね、飽きさせないんだよねぇ!トピックがまぁ俺にストライクってのもあるんだけど、でも学術書なんて面白くないじゃん?大抵が。でもこれって学術的でありながら読ませるっていうかさ、すげー面白いっつって時間を忘れちゃうような感じがあって、なんか書籍として完璧なんだよね。昨日の永井均の本も面白過ぎるからガーッ!っと一日で読んじゃったけど、これもまぁ読んじゃったんだよね。今日。今日届いた本なんだけどね。


まぁただ全てを病理に結びつける必要は無いしさ、俺はだから自分が病気なんですとかメンヘラー側からの意見なんですってことが言いたかったりするわけじゃなくてさ、結局はハイパーフラフィアの動機そのものなんだよね。書きたいから書く!っていうただそれだけ。ギターをいきなり弾きたくなる衝動的なものと一緒だね。こういう異常なドライブが働いてる時には大抵まぁ面白いのが作れたりするよね。ただ鬱の時は鬱の時で「死にそうだー」みたいな気分から凄く闇からの視点っつーかさ、ハイなときには考えないようなことが考えられたり書けたりしてさ、まぁ詳細は本を読んでほしいんだけどね、いや、なんつーか書評って何なの?って気がするのはさ、大体の内容を説明して「オススメです!」でいいと思うんだけどさ、なんか自分のこの本に対する論みたいなのを展開してるやつとかあるじゃん?


それって読者がまだその本を読んでないのにも関わらず事前にその著者の主観的な本に対する意見とかを読者に擦り込むことになるじゃん?俺はそれが嫌だからあんまり本の詳細とかについては言及しないんだよねっつーか言及してたら面倒だからってのもあるんだけどさ、そんな意味で俺がいつもアフィる感じってあれでいいと思ってるんだよね。「面白かったよー」って意味でアフィってるわけで、まぁ面白そうだったら買ってくれればいいわけだよね。まぁ別に書評サイト全部を批判してるわけじゃなくてね、なんか本末転倒な書評サイトとかも結構あるよなぁーとかって思ったりするわけで、読むのは読者なんであってさ、書評する側じゃないじゃん?っつーか書評する側の意見とかも本と同時に事前に印象を与えちゃうみたいなのってどうなの?って気がするんだけどね。だから言及とかは最小限に留めるべきだと思うわけね。で、それでもなんかすげー言いたいなら読書ノートとかでいいんだよね。あとは読書感想とか。この辺がごっちゃになってるところって結構あるよね。書評とかいいつつ自分の論を展開し過ぎてるみたいな。


まぁいいや。とにかくこれはアフィっておくから是非読んでみてください。まぁ異様に長く書く人がいるというのは知っていたけどハイパーグラフィアっていう症状があるとは思わなかったね。で、それがさっきも書いたように躁鬱とかとすげー深い関係があったりね、本人にとって書きたい!ってことが第一だから質とかあんまり気にしないっていうさ、いや、それってウォール伝そのものじゃん?っていう。結果的に質が高くなってるやつとかもあるけどさ、基本的にでもまぁそれはたまたまなんだよね。すげー調子良くて一筆書きでガーッ!っと書いた勢いでなんか良いのが書けちゃったみたいな。ただ「書いてください」って言われると凄まじくキツいんだよね。衝動が無いと書けないからさ、そこがまぁすげー葛藤するところだよね。逆に書いてくださいとか言われるとこの本にあるようなライターズ・ブロックに陥るなぁーとかってのもちょっとそんな気がしたりしなかったりしたかな。あ、本の話が長くなってるね。


で、今日書きたいことは違うんですよ。ええ。違うんです。なんで最初にズリネタの話をしたのか?っつーとさ、その元が違法の同人誌をスキャンしてアップしてるようなサイトってのがあるでしょ?それってまぁそもそも著作権侵害しているものに著作権なんて無いと思うからさ、だからガンガンコピってもいいと思うんだけどまぁそれはともかくね、ウィキペディアじゃないけどさ、paypal経由で寄付できるサイトとかあるんだよね。同人誌を買うのもお金がいるから寄付してくださいみたいな。これって凄い発想だよね。それこそシェアウェアみたいなコンテンツじゃん?基本的に完全仕様で使えるけど25ドルぐらい寄付してくださいみたいなソフトってあるじゃん?まぁそれと同人誌のサイトを一緒にするのもあれだけどさ、んでもこれってブログとかでも成立しないのかな?と思って。


有名サイトとかだとさ、すげー面白い記事っつーかさ、「へぇー!!」ってなるようなのを書いてる人っているじゃん?ブクマ数が1000とか超えるようなサイトね。で、ブログにDONATE機能ってあってもいいと思うんだよね。まぁウォール伝でそれをやるかはともかくとしてさ、DONATEしてくれた人のお金が俺の書籍代とかにいってさ、んでそれを読めたことで1エントリー書けたりさ、読者と書き手の相互扶助的な感じっつーのかな?読み手が書き手を食わせてる代わりに書き手は読み手を満足させるみたいなさ、ただ別に契約とかじゃないから嫌になったらdonateしなくてもいいわけだけどさ、ニコ動とかでもあるような才能の無駄遣い系のすげークオリティ高いやつとかあるじゃん?ああいうのとかもdonateあっていいよね。まぁウォール伝のことはともかくとしてね、システムとしてそういうのがあれば面白いんじゃないか?ってことね。


で、そのdonateされたお金はそのブログのコンテンツになっている何かに使われるっていうさ、だから使い方とかもあくまでブログのコンテンツのためっていうかさ、生活費とかには回らないわけよ。あくまで面白いブログを続けるための投資に使われるみたいなさ、だからまぁ映画批評とか書きたいならさ、donateされた金でDVD買いましたとかさ、映画見に行ってきましたとかさ、それって結構面白いと思うんだよね。面白くないか?いや、ただ名前忘れちゃったけどさ、ニコ動の東浩紀が司会やってたホリエモンとかが出てた緩い討論番組でさ、今や面白いコンテンツとかを作ってるのは匿名のニートみたいな連中ばかりだみたいなことを言ってたじゃん?


で、それってかなり言えてるところはあると思うんだよね。だって職業的にさ、プロで書いてる人の文章とかよりブログのほうが面白かったりするじゃん?あとは音楽にしても同人系の音楽のほうが面白いとかさ、アマチュアのほうが荒削りだけどその辺に溢れてるつまらない音楽よりかはよっぽど独創的で面白いみたいな。ただでもクオリティがずば抜けてるわけじゃないからメジャーにはなれないんだけどでも固定ファンがいたりさ、面白いなぁーって思う人とかがいたらさ、そういうファンからの寄付で成り立つブログとかあったら面白いと思うんだよね。


「テンガ欲しいんだけど買う勇気が無いからdonateするからそれで買ってきて使用感をレビューしてくれ」みたいなさ、まぁ一つの例だけどね、そんなのがあってもいいよね。で、「テンガ買ってきました」みたいなエントリーが追加されるみたいな。そのエントリーってファンっつーか読者のテンガ依頼が無ければ生まれないものじゃん?そういう意味で読者参加型っつーかさ、後はこの本読んでどう思うか聞かせてほしいからdonateするからそれ買って読んで何か書いてみてくれとかさ、まぁなんつーか俺が言いたいのは読者参加型の超個人的なブログっていうものなんだよね。1000円寄付するから誰かナンパしてきてその一部始終をエントリーにして書いてくれとかさ、そんなのがあってもいいよね。童貞でも金が無ければ金銭的イニシアチブによりやるかもしれないよね。ナンパ相手が顔出しオッケーなら自分と一緒に映ってる写真とかをブログにアップするみたいな。5万円やるから童貞捨ててこい!みたいなのがあっても面白いかもね。で、その初体験記をブログにアップするみたいな。まぁ5万は多過ぎか。


これの利点はdonationが義務ではないってことだよね。基本的にフリーだけどdonationお願いしますみたいなさ、でもこれって成立する例とかがあったとすれば結構なイニチアチブが働くと思うんだけどどうなんだろうね?それこそ面白いニートみたいなのがそれでまぁその場限りだけどなんとかやっていけるようになるみたいなさ、寂しいのは面白いニートが生活の為にバイトとかやり始めちゃって、んでそこからなんか忙しくなったとかで書かなくなっちゃったり創造性が無くなっちゃったりするってところなんだよね。いや、さっき生活費には回さないって書いたけどこれだとまぁ回ささないと無理か。ただでも善意のdonateで例えばそのお金を飲み会に使うとかなかなかありえないじゃん?まぁだからなんつーかこれは面白いニートモデルだよね。ニコ動とかで異常なアクセス数を稼ぐような仮にその作者がニートだったとして、そいつが凄まじい人達を笑わせたってことで報酬を得られるシステムがあってもいいと思うんだよね。それこそ匿名でもいきなり面白い動画とか作っちゃうっていうさ、そういう人がいたほうが生活楽しいじゃん?


だってああいうのってまず商業的な文脈からは生まれない独自のネット文化みたいなものから出てくるものじゃん?だったらもうネットコンテンツ職人みたいなのがいてもいいと思うんだよね。すんげー実験的な音楽作ってるとか絵を書いてるとかさ、「これすげー!」って思ったものにそんなに多くなくたって寄付できるっていいと思うんだよね。実験的だからこそ商業ベースにはならないわけでさ、でもそれがお金になるに超した事ないじゃん?だったらそのシステムをさ、それを作る側と評価するもの同士の相互扶助的なやり方で成立させてもいいと思うんだよね。それこそライブハウスとか借りなくたってさ、それこそmp3ダウンロードしてくださいでいいわけじゃん?あとは絵が出来たのでアップしましたとかさ、でもそれを見て「いいなぁー」って思えるのって読者っつーかそのブログなりなんなりを見てる人達じゃん?


いや、まぁそんなのを同人サイトを見て思ったわけね。同人サイトで言えばさ、donateすることでその人がより多くの同人誌を買えることでスキャンできる作品が増えるわけじゃん?ようはこっちがダウンロードできる作品が増えるってわけだよね。まぁ法的なアレは分からんけどさ、それはもう手に入らないようなノイズのカセット作品とかを集めてアップしているようなサイトとかでもdonateできるようになってるよね。まぁ音楽ダウンロードって違法なんだろうけど、そもそも80年代に出た限定100個のテープなんかを探すのなんて無理じゃん?


でもそのブログの主はそういうのを個人的な趣味で集めてきてアップしてるってことでようは読者がその100個限定のノイズのテープをシェアできるようになってるわけだよね。で、これも同人サイトと同じでさ、こっちがdonateすればこの人が金に困ることなくまた独自の感性で面白いのをどっかで見つけてきてまたアップするみたいなさ、著作権的に言えばアウトなのかもしれんけど、同人誌はまずさっき書いた理由で元がそもそもコピーみたいなもんだからさ、コピーライツなんてないだろってのとさ、あと100個限定のノイズのテープなんてのも商用じゃなくて配布目的で作られたようなものなわけだからそれをネットを通じてより多くの人達とシェアできればそれってそのテープの機能をすげー果たしてることになるよね。100個どころか聞きたい!って人がいればそういう人達はみんなそれを聞けるわけだよね。


ようはそういうことなのよ。勘違いしてほしくないのは別にそれをウォール伝でやりたい!ってことではなくて、一般的なシステムとしてどうかな?ってちょっと思って提案してるだけなのね。まぁ俺の場合は金銭的なイニシアチブとかが無くてさ、書きたいからただ書いてるだけだから逆に金銭的なイニシアチブとかが生まれちゃうと余計なものにもなりかねないからさ、俺みたいな場合はどうか分からないんだけどね、でも仮に他にもニートみたいな生活してるやつでもさ、すげー面白い事やってたり書いてたりする人達がいたらなんかそういうシステムがあったらいいんじゃないかな?って思ったわけですね。


っつって今ちょっと調べてみたらブログパーツとしてpaypalの寄付ボタンって登録すれば使えるようになるみたいね。やっぱやってるのか!大体俺が考えつくことなんて大体もうやられてるよなぁ。んじゃあ俺も作ってみようかな?ってさっき言った事と矛盾するけど、このぐらいの規模のものでもワークするのかな?ってのは興味津々だよね。でもさ、仮に「ミックス良かったです!」っつって仮に寄付してくれた人がいたとしてもそれってミックスを売ってるわけじゃないから別にいいよねってまぁそもそもミックスをアップしてるのがダメなんだろうけどでも商用じゃなければほとんど黙認されてるようなもんじゃん?ネットでミックスなんていくらでも見つかるからね。


で、別に俺のサイトじゃなくても他のサイトでもミックスとか音源とか映像作品とかが良かったらそれに対して微々たる額でもペイしてもいいと思うんだよね。まぁあくまで善意だけどね。オリジナル楽曲とかもさ、基本フリーだけど気に入ったらよろしければdonateしてやってくださいみたいなのがあってもいいよね。ブログにdonateボタンを増やそう!うん。それだ!それって相互扶助的ですげー良い文化的な形成ができそうな気がするって楽観的過ぎるけどね、でも政府とか会社とか組織とか介さなくても個人が作ったコンテンツに対して気に入ったものに対しては善意でdonateするって文化的に良いシステムになると思うんだよね。日本じゃ無理かな?みんなそんな余裕ないか。でもさ、特にニートに特化して言えばさ、面白いニートを読者が支えるとかさ、活動を後押しするとかって普通に面白いと思うんだよね。小額でもすげーオルタナティブな感じの金の流れがそこに発生するもんね。


まぁそんな感じで今日はこの辺で。


PS


ちょっと調べたらこんな記事があったんだけどさ、


http://d.hatena.ne.jp/IwamotoTakashi/20081007/p1


これってもうダメじゃんね。送金者の個人情報まで送られてくるとかありえないよね。今はどうなってんのかな?