CODの新作買ったりレコード聴いたりな日々。その1。

まずはディスクレビューからっつーか必ずやるか分からないけど今は気が向いてるから気が向いてるときにやるのがベストでしょうってことで今日のはこれまた念願のレコードなんですけどね、いや、こないだ手に入れたやつの一枚なんだけど長いんだけどTheremin With Vocal Group And Orchestra, Harry Revel & Leslie Baxter* & Dr. Samuel J. Hoffmanの「Music Out Of The Moon / Peace Of Mind」っすね。

 

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元々別々に出てた10インチを両面にしたアルバムバージョンなんだけどモンド的にもそうなんだけどスペースエイジの名盤というか決定版という感じでこれなんかはKoopがカバーしてるけど

 

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Moon Moodってのが凄いコンセプトだよね(笑)宇宙のムードってまぁその辺の観念的なところとかフューチャーレトロな感じがまた大好きでだからまぁ俺はスペースエイジ系のに惹かれ続けるんだけどまぁテルミンかね。スペース要素を規定してるのは。ただまぁその甲斐もあって素晴らしいムード音楽になってるよね。フューチャーレトロっつーのも実際に科学が今ほど進歩してなくて電子楽器なんかもそんなに無かったって中で想像からひねり出してきた宇宙のムードって感じなんだけど本当にそういう時代の産物なんだけどこの時代にしか作れない音で質感やら何やら最強過ぎるよね。こういうレコードがあるからバチェラーパッドが成立するのよね。女などいらぬ!というぐらい充実している音楽だよね。まぁ詳しくはウィキで。

 

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未来への盲目とも言えるオプティミズムが生み出した音楽だよね。だからこそ今みたいな暗い時代にその根っからの明るさが輝かしいわけだよね。かといってもノスタルジーに浸れるほどそんな年齢でもないし触れることのない時代の音楽を現代のモンドっつーフィルターから通して見て新しい音楽として楽しんでいるっていうのが現実だと思うんだけどうちの父とかも言ってたけどナットキングコールとかを聴いてると時代の不安とかを全く感じないオプティミズムを感じるって言うんだよね(笑)こんな俺みたいな洗練された言葉では言わないけど(笑)基本的に経済が右肩上がりの時って実際にバブルがはじけてもまだ上昇の雰囲気があった90年代の音楽とかもそうだけど無知が故のオプティミズムってあるよね。

 

自分たちにしてみればもう知っちゃったから戻れないんだけどまだ知らなかった時期の人たちが謳歌していた文明のオプティミズムっていうのがやけに輝いて見えるっていうこの辺のコントラスト感ってFalloutとか絶妙だよね。完全に焼け野原になって北斗の拳状態になった世界で鳴り響くスウィングジャズとか甘すぎるジャズのラヴソングとかね、ただまぁ今はリアルFalloutだよね。核戦争が起こってないだけで気分的にそんな感じでしょう。まぁ日本は問題は色々あるけど治安はやっぱりなんだかんだでいいからね。急にレイダーズとかが襲ってこないだけいいですよね(笑)

 

あとモンドの名盤だけどまりんとかもサンプリングしているDickie Goodmanの「Mr. Jaws And Other Fables By Dickie Goodman」なんかもいいよね。

 

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時代的にもうスペースエイジではないんだけど好事家の嗜みとしてこういう好事家好きするようなレコードを無駄に良いオーディオ装置で聴くっていうバチェラーな楽しみとかってのはレコードの嗜み方の一つですな。スポークン・コラージュモノとかは他にまだあるんで別の機会にでも。

 

ってことで今日のエントリーね。

 

CODの新作なんだけど誘惑を振り切れずに接点TにおいてPC版を購入したはいいんだけどActivisionのロゴが出た後にフリーズしてゲームが起動できないでやんの。んで調べたら俺のPCより余裕でハイスペックなものを使ってる世界のPCゲーマーからクラッシュの報告だらけでただですら評判悪いのに起動すらできないとかしょっちゅうクラッシュするとかもうダメじゃん!って感じやね。

 

でもブリザードは返金できない!なんて話があったりして確かにSteamみたいに簡単には返金できなさそうなんだけどググったらこのサイトが出てきて

 

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んでこのサイト通りっていうか俺は理由はテクニカルな理由でってことにしたけどあっさり返金が受け付けられて無事セーフな感じでそのままPS4ストアに直行してディスクで買えばアマゾンで安いのにも関わらずこれまた誘惑を振り切れず接点Tにおいてダウンロード版を購入してしまったのであるな(笑)

 

何より退屈というのが本当に怖い。忙しいのも嫌だし予定とか例えば来週に一個入ってるだけでも不安定になるぐらい予定が入るのが嫌いなんで完全にフリーじゃないとダメな人間なんだけど退屈に勝てなくてレコード・ムーヴィーandブックっつー長年培ってきた手堅い高等遊民スタイルでも太刀打ちできない退屈さと虚しさがあるんだけど一時でもゲームはそういうのを忘れさせてくれるから麻薬みたいなもんだよね。

 

まぁエクスキューズを言えばキャンペーンの評判がいいんでインタラクティヴ・ムーヴィーを9000円で見ると思えばいいんだよね。CODのキャンペーンは俺的に外れがないんだよね。んでゲームに食傷気味になってきたら読書アーンドレコードに戻ると新鮮になるっていうかまぁいつも書く馴化ですよね。それにしてもまぁ高等数学然りなんだが西田幾多郎とか禅の原典っつっても古い日本語体で読めなくはないやつとかキリスト教関係にしても専門書となるとまぁー威力高いよね。めっちゃ固いボスみたいなもんなんだけど一個一個必死に理解しようと思ってもしょうがないからノンノ読んでるぐらいの感覚で読むのが一番いいんだよね。

 

それでもまぁ毎日引きこもってて本ばっか読んでるっつってもぶっちゃけそれしかやることないしやりたいこともないっていうことでもあるんだよね。外に出ても行きたいところが無いというのはだいぶ前に書いたけどだからまぁ行くとすればいつも行ってる洋服屋と今で言えばレコード屋だけだよね。でもまぁ昔から外出と言えばレコード屋だったわけで今に始まったことでもないし貧乏学生だった頃より金も使えるようになってましてや時間に余裕があったら帰りに事前に調べておいた店に入って旨い飯を食べるなんつーバチェラーパッド全開の外出をしていても楽しいのは最初だけで結局虚しいんだよね。

 

いや、それは友達がいないからだっつってもそうでもないのよね。孤独で虚しいのとは違うわけだよね。そもそも言うほど孤独じゃねーしそもそも一般から見れば変わった趣味とか話ができないような音楽とか映画が好きだったら話が合わないってのに慣れてるからそこには悩まないわけよね。

 

問題は例のあれですよ、口座に数億あっても一応「そういえば金持ちなんだ俺」とは思うかもしれないけどずーっと幸福なのか?っていうとそうじゃないだろうと思うんだよね。まぁ数億あるに越したことないし昔は金より教養だ!とかって思ってたけど実は逆で教養だの文化的な生活を維持するためには自由が必要でそれには必然的に金が必要になるから金は絶対必要なんだよね。かといってもバカバカしいミニマリストとかにならずに好きなものは買ってただ拘束はされないという自由を謳歌するっつーんで何の悩みがあるんだい?ってことだけどあるんだよね。

 

単純な鬱の日内変動で寝起きがこの世の終わりみたいなアポカリプス的な気分だったりすることがあって体がダルかったりとかそういうのもあるけどそうじゃない割と正常な日もあるんだけど特にうんことかしてるときって間が空くじゃん?んでボーッっと考えていると「一体何なんだろう?」っていう感覚が生まれてくるんだよね。

 

いや、まぁ朧気に常にあるんだけどトイレみたいな空間だとそれが如実になるというかね、んでその「何なんだろう?」の「何」が何を指しているのか分からないっていう英語で言えばWhat is it?のitが何なのか分からないという感じなんだけどWhat is...という感覚が常にあるという感じだよね。

 

ただまぁあれよ、もうこれでもかというぐらいなんの復讐なのだ?というぐらい文化的な生活をするわけよ。自分がアクセス出来たり興味がある範囲のことで先人たちが切り開いてきたものとか歴史とかってのを貪るんだよね。それは例えば肉欲とか性欲とか物欲とかそういうのを貪るよりもよっぽど貪り度が高いんだよね。まぁ結果的にどんどん浮世離れはしていきますよ。でも俺は元々そうだからこれは全然問題じゃないんだけどね。

 

でも必要な要件は色々あるけどやっぱりまぁ邪魔されないとか自分の流れを乱すようなものを介在させないっていうのがあるよね。あとドメイン買ってからアクセス数激減したなー・・・みたいな承認欲求とかも無くすのがベターね(笑)あんなのいたちごっこでそれで食ってるわけでもないんだったら最低限の配慮は必要でも何よりもこうやって書いて活動を続けるということが大事なんだよね。

 

・・・とまぁそんな感じでどうすりゃいいのか?とかってのはある程度分かってるしやりたいことというかまぁキリスト教思想研究ですよね。今なら。んでまぁ合間にゲームやったり映画観たりっていうまぁそれで問題ないし不満もないんだよね。ただなんつーの、ゲームのレベル上げと一緒で「やってる感」があるときって上がってる時なんだよね。知らないことだらけじゃないか!っつってガンガン伸びているのが実感出来たり時間がいくらあっても足りないと感じられるときが一番幸せである程度軌道に乗ったり安定してくるとそういうのも感じなくなるようになるか自明になるんだよね。

 

そんなのやれて当たり前だし理解して当たり前っていう元のレベルが高くなればなるほどそんぐらいやれて当たり前だってことになるからやれたことに関しての自分への感動とかも無くなってくるんだよね。その結果なんつーかのぺーっとしたような感じが永遠に続くっていうかね、まぁただ最近ネトフリでビルゲイツのやつ見てて一時間で辞書サイズの活字がめっちゃ多い本を150ページほど読んでて90%ぐらい理解してるとかいうのを見て大いに刺激にはなったよね。まぁああいう怪物みたいなのを見れば「俺もやってやるぜ!」っていう感じになるよね。だからまぁ上を見るに越したことないわけだし他はぶっちゃけどうでもいいわな。

 

まぁ本の理解は速さとかではないにせよ恐るべき能力を持った人とかって刺激になるからいいよね。でもまぁなんかの本に書いてあったけどそれは研究者というか学者が書いた本だったんだけどアカデミックライフってのはすんげー退屈足り得るってことを言っててようは日々に目覚ましい成果みたいなのが出るわけじゃなくて地道な積み重ねで数年に数えられるぐらい感動するようなことがあるか無いかぐらいでまぁようはサラリーマン生活とかと同じような単調さと苦痛を伴うっつーところだよね。

 

それ言い出すと人生大体そんなもんだろうという気がしてくるよね。インスタとかでしょっちゅうパーティーをやってたりするのを見るとリア充ってマジでいるんだなーって思ってもそれはほんの生活の一こまを過剰に演出して見せてるだけで日々なんてのは単調でつまらないもんだしクソつまらないからパーティーとかやったりインスタ映えする画像とかを撮りたがるわけでしょ。

 

あれはあれで足掻きなんだなと思うと批判的になれないよね。いや、根底には辛さがある人もいるんだろうなってのが分かるよね。ただのバカが大半だろうけど(笑)グレート・ギャツビー的なパーティーやったらやったでその後の虚しさとかね、非現実的な場とか経験をした後に現実に引き戻されるときのいやーな感じってそんなにリアルって嫌なものですかね?ってことなんだけどまぁつまらないよね。

 

ってことで長くなったんで続きはまた今度貼るわ。んじゃまた。