アシッド配信やらの話。

ってことでアレだ、普段の雑談に戻るけどまぁあれだね、本なんだけどウィルスとか感染症とかの本が売れてるみたいでタレブに主に統計の部分だったと思うんだけど批判されてたジャレド・ダイアモンドの「銃・病原菌・鉄」はだいぶ前に買ってて長くて読んでなかったんだけど知的関心として世界がこういう状況下にあって興味を持たざるを得ない感じがあって実家に本あるんだけど取りに行くのが面倒なのと洋書がKindleでしか手に入らないっていうかフィジカルが手に入りづらいのもあって本格的にペーパーレスにしていこうってことでKindle買ったんだけどまぁ読書はかどりますね。

 

ウィルスとかの本も売れてるから中古とかでも定価とかと変わらなかったりするんで電子で買えるのは大体買って読んでる感じだけどまぁやっぱ生活の中に読書があるのはいいよね。アシッドにハマり始めてから神学と離れた感じがあるけど最近色々とやり過ぎて自家中毒みたいになっちゃってるんだよね。行き詰まりというか考えすぎというかあとまぁどれもこれも同じだなっていう(笑)

 

まぁ4つ打ちに303なんてバリエーション限られてるし、なんだろう言っちゃえば初期シカゴ系とシカゴの影響を受けた90年代中盤のフォロワー系とプラスティックマンみたいなエクスペリメンタル系とまだリリースしてないんだけどほとんどやっちゃったんだよね(笑)

 

だからまぁ次どうすんだ?って感じで最近はデトロイトとかをアナログで聴いたりしてるからデトロイトっぽいモロフォロワーというかパクりだけど浮遊感があるアナログシンセの音をかぶせて見るとかってのもやってたりあとはまぁ楽曲のアナリーゼですよね。何しろ自分のを聴いてて思うのはループ主体過ぎて退屈だなっていうまぁミニマルなんてそんなもんだけどかといってリズムのフィルとかブレイク入れて展開を作ったかのように錯覚させるのとかって好きじゃないから限られたネタをいかに抜き差ししたりして展開させていくのか?っていう楽曲分析が主な仕事になっておりますね。

 

ただ前みたいなペースで作ってないからたまに映画観たりとかっつっても映画もだいぶ見たから今は読書になってるけどあとまぁゲームだけど聖剣伝説3のリメイクの評判がいいんで買ってみたんだけど思い出補正もプラスして最高ですね。このぐらいの難易度のゲームをやるのは久しぶりだなーとか思ったり、あとまぁFF7のリメイクも評価高いみたいだけど分作にフルプライスはどうかなー?ってのがあってさ、あとまぁ今無給状態だから簡単に金使えないのもあって買ってないっすね。

 

5000円ぐらいだったらやると思うから半額待ちって感じですかね。あ、んでまぁ楽曲分析なんだけどミニマルっつーよりかは所謂テクノをよく聴いてるんだよね。DJツール的なものではなくてトラックとして成り立ってるやつってのはまぁどうやってあんまりネタがない中で楽曲として成り立たせているのか?とかループ主体なんだけどいかに飽きさせないで聴かせるか?とかさ、実際飽きるのも多いんだけどずーっと展開変わってないのに飽きないのもあったりしてそれはシンプルにすげーなって思うんだよね。

 

だからまぁ俺もループ主体のやつは作り終えたからあくまでミニマル的なんだけどループ主体にしつつもより音楽性が高い感じのを作っていこうかな?って模索したりしてるんだけどまぁ実際さ、リズムとベースが主体じゃん?もうこれだけで8割だから他の音あんまり入らないんだよね。それでもまぁ例えばハードフロアのセカンドとかすげー最近参考にしてるんだけどアシッドベースとは別にテクノのベースループがちゃんとあるんだよね。

 

そこにシャッフルがあるリズムが絡んできてあっという間に8分とか経ってるのはすげーなって思うんだよね。派手なのは1stだけどいぶし銀的なのは2ndだね。あとまぁデトロイトとかデトロイトフォロワー系のやつとかもさ、リズムが無いやつとかあるじゃん?でもリズミカルだったりするんだけどあれも何気にすげーよなっていうか適当にシンセの音色選んで鳴らしてるようで違うんだよね。形だけを真似るのは簡単だけどエッセンスとなるとなかなか難しいよね。細かいニュアンスとか音の質感とかまぁ今まではそれをアシッドに100パーセント注入してたけど今はデトロイト系を分析したりしてますね。

 

ってことであれだわ、雑談の続きね。

 

ってなわけで番外編な感じで書くけどLANDRのリリースに引っかかりまくりで(笑)全然リリースでけへんのよね。

 

んで色々調べて見ると特にLANDRが酷いかどうかはともかく全部自分で作ったトラックもDAW音源を使ってるからダメとかサンプルが入ってる臭いんでダメとかっていう恣意的な審査があるらしくて、まぁあれよね、前にも書いたけどアルゴリズムで類似してるのがあるとダメになるって話なんだけど完全にオリジナルのを作ってる人でも引っかかるってことはそのアルゴリズムに相当問題アリだよね。

 

調べてるのはっていうか検索して出てくるのが海外のフォーラムばっかなんだけど例えば白人の40代ぐらいのカントリーシンガーがLANDRでオリジナル曲をリリースしようとしたらサンプルが入ってるとか言われたらしいんだけどんでどうすればいいの?っていう質問があって解決したのかしてないのか分からないんだけどこれって例えばエア録音で王道のコード進行とギブソンとかのアコギでジャカジャカやったら王道のカントリーのコード進行で冒頭がギターのジャカジャカで始まるトラックって腐るほどあるわけでそれを全部アルゴリズムに登録してたら何も通らなくなるよね。

 

あとさっきの意味不明のDAWを使ってるからっつーのもんじゃあオルガンの音色が引っかかったのかな?ってフォーラムに書いてた人は思ったらしいんだけどでも同じオルガンの音を使ってるトラックは通ってたりして理由が全く意味不明らしいんだよね。で、んじゃあなんであの2曲は通ってこの6曲はダメなんだ?ってことを質問しても変な回答しか返ってこなくてYoutubeのアルゴリズムにまぐれで引っかからなかったからYoutubeマネタイズにも通ってリリースも出来たんだけど他の6曲は引っかかりましたとかそんなことを言われても意味分からないじゃん?(笑)

 

あとサンプル使ってるように聞こえるっつーと例えば「ヒアウィーゴー!」みたいな超ベタな声ネタみたいなのもネタ扱いされるからその声の出どころとサンプル音源ならそのサンプル音源の領収書なりレコードから録ったんだったら使用許可の書類を提出しろとか全くユーザーフレンドリーじゃないんですよね。

 

再生数が何十って単位のものにまでそんな規制かけるのか?っていうまぁ法的には確かに間違ってないんだけどそれ言い出したらアマチュアの曲ってサンクラとかバンドキャンプみたいな自主的にアップするやつ以外無理じゃん!ってことになるよね。何しろオリジナルのやつとかも例えば歌が入ってるっつークレームが来たりするらしいんだけどそこで「それは自分が歌ったやつです」とかって言わなきゃいけないとかね、ただでも自分で歌ってるっつっても証明なんてできないしさ、まぁそれでそれは通ったらしいんだけど逆になんで引っかかるわけ?っていうのが多いみたいなんだよね。

 

カバーもリリースできるし最高だ!とか思って年間サービスに払ったのを後悔してますわ(笑)もっと基準がしっかりしてたら分かるんだけど意味不明な理由でディストリビュートできませんとかってサービス的に破綻してるよね。まぁただここのこの部分がこのアーティストのこの曲のこの部分ですとかって指摘されるわけでもないから改善のしようもないし仮にサンプル使ってたらサンプルを取り除いたところで音が似てたらそれは引っかかったりする可能性もあるんでまぁようはアルゴリズムに放り込まれてる音が増えれば増えるほど引っかかりやすくなるってことだよね。

 

ってことで相当長くなったんで分けるけどあれだわ、本文の後半とかにも書いたんだけどCDBabyでやってみたんだよね。モロなサンプルもガンガン使ってるやつなんだけどまだ配信されてないんだけどちゃんと通ったっつーかあとは各サービスの配信待ちみたいな感じになってるんだよね。

 

LANDRの場合、本文でもボロカス書いてるけど(笑)また変ないちゃもんつけられるんじゃないか?っていう恐れと「やっぱり来たか・・・」っていう来た時のテンションの下がり方とか無駄に時間がかかり過ぎることとかいくら月額でコスパ良いといっても気分悪いから身銭切って他を色々と試してみますよってのを散々書いてるんだけどね。

 

まぁようはアレだわ、ディスコリコンストラクションとかもアナログで出てるけどさ、恐らく全部が全部許可取ってるわけじゃないだろうし、こないだなんかも調べてたらYMOのマッドピエロをそのままループさせただけのやつとかあったりして(笑)まぁただダンスミュージックカルチャーってこういうもんじゃないですか?まぁここまで極端じゃないにしてもサンプルっつってもド定番のJBの「ハッ!」みたいな声とかさ、使って良いですよってことではないんだけどみんな使ってるし普通に出回ってるっていう定番サンプルあるじゃん?

 

ああいうのまでサンプル使ってるからっつーんで問題になってたら何も出せないですよね。まぁあと問題になるのは問題になるぐらい売れたらっていうところなわけで海外のフォーラム調べてもさ、例えばベッドルームでLo-fi Hiphopとかを作ってる弱小の無名のトラックメーカーに大手が突っ込みいれてこないだろうっていうね、かといってもまぁあれですよ、サンプルに限らずパクりは倫理的にダメよね。まぁ中田ヤスタカとかがやってるのはリスペクトが無いパクりで(笑)前から散々書いてるけどサンプル使って無さそうな作曲家面してるやつほどパクってるんだよねっていうかメロディをパクって来てちょっと改変するとかっていうスキルがあるから余計にやりやすいんだと思うんだけどサンプリングの良い本があるんだけどさ、

 

theartofsampling.com

 

サンプリング=パクりではないというのがロジカルに書かれてるのとパクりのマズさ加減の倫理の話とかも書いてあってようはサンプリングマナー本っつーのかな?まぁよく言われるように音ネタを使ってクリエイティブなトラックが作れてればいいって話なんだよね。サンプルのベースが凄くトラックを際立たせてる!とかっていうあくまでサンプルがパートとして使われてるっていうところにポイントがあるとかさ、まぁあと従来の著作権がもう化石レベルの法律だから変えなきゃいけないって書いてたかは忘れたけど(笑)サンプリングが無いと成立しないアングラ音楽っていっぱいあるよね。

 

ハウス然りだけどとトラップとかJukeとかもそうだしそこってなんかサンプリングの歴史とかさ、良い例とかの古典から現代までのサンプリング音楽ってのを聴いたりなんかしてそれでサンプル感覚を磨くっていうのかな?俺はまぁただ面倒なのとかっこいいところをループさせたらかっこよくなるに決まっているという単純な意味からサンプリングするんだけど(笑)ブレイクってまぁそういうことだからね。

 

その「ループさせたらかっこいいに決まってる」部分をループさせて同じくループさせたビートの上でラップするってのがヒップホップなわけでってまぁヒップホップってカルチャーだからラップはその一部なんだけどサンプリングって感覚はヒップホップ文化なんだよね。で、それはアパレル然りなんだよね。ストリート系のブランドで見事にサンプリング文化を体現してるのとかってあるでしょ?まぁようはそれがクールなんですよね。

 

それと真逆なのが盗作なのよね。似てるようで全く違うわけだ。んで盗作は明らかに作曲家面したやつに多いんだよね。俺みたいにサンプリングぐらいしかスキルが無いやつにとっては採譜したりってのが出来ないから(笑)盗作するにも盗作しようがないっていうかね、まぁだからスタイルの模倣とかに留まるんだけどまぁそんなの誰でもやってることだからね。

 

盗作はなんの前進にもならないけど模倣はめっちゃ前進になるからね。実際に自分でスタイルを真似てみるってのが一番の分析になるし分析結果っていう一種の研究結果の賜物にもなるわけでそれって音楽的ボキャブラリーが増えるってことだからね。でもそれは意識してトラックを作るぞ!っつってアナリーゼするのと色々なジャンルを普段から聞いてるってのは違うんだよね。

 

今の俺みたいなトラック作りモードになってる頭で分析しないとそれはアナリーゼにならないからね。んでアナリーゼモードってBGM的に聞き流す状態だと無理で相当フォーカスして何回も聴かないといけないからそれなりの労力を要するんだよね。まぁそこが楽しいところでもあるんだけど。

 

ってことで続きますんでっつーのを言った先からまた続いちゃった感じだから(笑)続きは次貼るわ。ってことでんじゃまた。