行方不明の象を探して。その75。

運命的な間とでも言うのでしょうか。意味する空白ですね。全ての意味の不在の中でより無用に長く生きるということに関して言えば、例えばある通りを歩いていました、見慣れ過ぎていて吐き気を催すぐらいのありふれた光景でした、しかしその感覚の飽和が仮想現実として自分の中にフィードバックしてきました。


それは音と映像が分離するような、自分が自分でいなくなるような、よく覚えておかないといけませんね。また同じようなことをエピソードとして語る可能性がある。それは確固たるリスクです。自分を憂鬱にさせたのはその時の自分の身体と精神のコンディションは万全だったということです。生活でのトラブルもなく金銭に困ることもなくストレスもない。よく眠れていてよく食べることができていて健康そのものだったし今もそうです。


精神がすり減った状態であのような虚空にいるかのような感覚を得たならそれは精神的に参っているからそうなったのだなどと思えると思います。ですが違いました。またフラッシュバックを経験すると別に憂鬱ではなかったのだと思いました。言葉が思いつかないだけですね。そういう体験が自分を憂鬱にするのだとすればそれは創作でしょう。事実と違うことを書かないように。


創作と捏造は違います。そこで実存とかを持ち出して来てそれっぽく仕上げると誰が嫌がるか?って読み直す自分が一番嫌がるでしょう。前にそれでイライラしてディスプレイを思い切り殴って故障させたでしょう。液晶が割れて画面の端がオマンコのビラビラみたいになってましたよね?

 

ああいうイライラとは関係ない世界に住みたいとお前は言った。衣食住の住の部分はイライラと関係のない世界だって言ってたじゃん。ラリーズは歌の部分がいらない。音痴だしナルシスト的だからノイズの部分だけでいいって言ってラリーズ編集してたよね。で、78分ぐらいに編集してループさせてたよね。一時期。「お前」繋がりでラリーズさ。


ナルシストだということに無自覚に演奏するとああいうことになるんですね。リズムか言語かどっちなんです?いや、音色だろうという話もある。「ねいろ」って読んでたやつもいる。そいつは業者のことを「ぎょうじゃ」と呼んでいた。だとすると世の中、修験道の修行僧だらけになってそれはそれで悪くないって15年ぐらい経った後に急に思い出してちょっと笑ってましたよね?

 

でも「お前」はラリーズに憧れていますね?あのカッコよさとうさん臭さが同居している神秘性。ずーっとラリーズを聞いていたら歌の部分はいらないって思ってたのにいつの間にか好きになっていましたよね?それどころか歌があるからギター映えするのだし、あのラリーズのフィードバックギターがあるから歌もいいんだって認識しましたね?ギャディスさん。


根っこから友達いないんですね。友達いないアピールはいいですよ。IQが高いから友達がいないとかそういうのはもううんざりでしょう。そういうやつに限って友達いないアピールして友達いたりするでしょう。本当に友達がいないようなやつに出会う可能性はほとんどないんですよ。だってそいつも人間関係煩わしいとかって思ってるわけだから誰かと接していないでしょう。

 

お前はそれを言語の光の中で知ることができるだろう。しかしその光がお前がそれについて考えることを思いとどまらせ、お前やその近辺にいる者たちを孤独にする。だからIQとか関係ないんですよ。光のせいです。光。例えばその「ぎょうじゃ」の件にしても15年とか経ってるのにいきなり思い出して笑うからいけないんです。心の中で笑ってただけだって?確かにそうかもね。望まれない記憶の帰還。極限的な特異性の反復、もしくは肯定。

 

いや、そこには飛躍があるだろう。反復はそのまま肯定にはならない。反復は現象だからそこに価値判断は存在していないでしょう。外界の肯定としての思考に晒され続けているから内面が劣化しているんでしょうね。油でもさしておいたら?もうちょっとミステイクを減らすという努力をしてみてはどうか?あえて読まないとか書かないとかって手もあるだろうに。

 

拒絶という方法で書くこと、とかって言うと現代思想っぽいね。そんな言葉を費やしたところで何にもならないよ。経験済みでしょ。そんなの。さっきまで外は冷え冷えだったのに物凄く温かくなっている割に曇ってて雨が降るんだとか。こうなったら髭を投げナイフのあまり切れない刃の部分で剃ってみようか。

 

よし!もう泥のように寝てやろうと思って寝るとまた13時間ぐらい経っているわけでしょう。規則正しい生活をしていると時間調整できないからロングスリーパーの特性を利用して時間を昼型にしようとしていますね。夜過ぎるとあらゆる意味で行動が制限されるというよりたまに行く必要があるところにもその時間に起きなきゃいけないという義務が発生するからそれが嫌なんでしょ。言わば語ることのできない沈黙としての信仰ですよね、不可能な神秘主義、睡眠に先立つ夢、頭痛さえなければね。

 

でもこういう話もあったでしょう。例えば無双系のゲームみたいに全然頭を使わないゲームばっかやって寝ると12時間も寝れないってのはあんまり頭を使っていないときは睡眠時間が大して長くならないってことは普段から色々と考えすぎているってことは普段から無双ゲーばっかやってれば睡眠時間が多くなくて済むのでは?みたいなね、でもそれだと知識欲とか刺激に対する欲、刺激欲って書けばいいんだろうけども、そういうのが満たせないからフラストレーションが溜まるわけでしょ。

 

でも気がついたことがありますよね。例えばなんかあれですよ、武器が盗まれないか?っつって業物が盗まれたりしたら代替が利かないから大変なこっちゃってことになるけどもハンマーだったらさ、そこまでこだわりなければ重りを買ってロープに繋げばいいだけだしもっと言っちゃえば形状さえ似ていれば代替が効くものがいっぱいあるからそれだけ強いってことになるって寝る前ぐらいに言ってたじゃん?一人で。誰も喋る相手がいないっつってそういうことを小声でも一人で喋ってるとさ、それをカメラかなんかで録画してごらん。完全にキチガイですよ。

 

「あいつキチガイだ」って思うことがあるでしょう。でもお前も相当なキチガイだよ。自分は違うと思ってる。でも相当なキチガイだよ。あんたは。それを簡潔に言うのは難しい。キチガイの悪党どもはもう抵抗する様子はない。非生産的な独り言を言うキチガイを捕まえる良いチャンスが到来したんでないの?最初の攻撃では地理の知識の差で負けかけた。しかし最終的にハンマーが勝った。やっぱりハンマーは強いね。亀甲縛りにして警察に届けてやった。金はいらねーよっていうフリをしたのに本当に金が払われなかったので警察に届ける意味がなかった。


警察署からの帰り道、カフカの断片のいきなりヌッと出てくる裸の男達はとりあえず出せばいい男と女とは違うヌラッとした質感があった、まるでそれは全身にオイルを塗っているかのようで、艶々に見えた。さすがに山とはファックできなかったのはしみけんだけどヌラッと出てくる裸の男たちはしょっちゅう山とファックしていた。山に射精した後に木が生えてきそうだけどそんなことはない。ファンタジーじゃないんだから。

 

ただ射精したまんまとかで全く替えてないパンツをそのまま放置してたらキノコが生えるっていうのはヒトヨタケのことで刺客がまだ食客を抱えていない頃は洗っていないパンツにヒトヨタケを生やしてキノコから抽出した毒をナイフに塗って暗殺に使っていたというのを刺客本人から聞いた。自給自足で毒を作れるからコスパが良いって言ってた。

 

またコスパか・・・。暗殺すらもコスパの時代なのね。暗殺にタイパとかって概念が出てきたらどうするのかしら?もう一瞬でアニメとかゲームみたいに人を殺すのかしらね?ただ俺みたいな精神のレベルで戦国時代を生きている人間は気性が荒くなってしまう。ツァイトガイストってやつですよ。時代精神?