ゼロから10へ。

mimisemi2007-02-24

カウンターって取り付けることによって回り始めるのね。管理ページでの「ページビューは0です」ってのはそういうことだったのかって
今更気がつくと、やっぱ俺って頭悪いなって凄く感じるな。この凡人以下の脳をなんとかしたい。俺って完全にクスリのせいで左脳が
溶けてると思うんだよね。そう思って今はやめてるんだけど。もうちょっとロジカルな人間になりたいなー。ってことで今日も引用で
済ますつもりで。でもなんかあれだね、毎日更新するって楽しいね。結構。誰が見ていようがいまいが。

ウォール伝って自分で読み直すと嫌になるぐらい非ロジカルで狂ってるね。でもあれさね、
ブログみたいなシステムで見る側が嫌になるぐらい文章が書いてあるってのもなかなかいいね。
これもまた一種のウォール伝かもなと。ところで「抜け毛が気になる貴方へ」っていうトラックバックなんなの?
商売?ざけんな俺はまだハゲてねーよ。っつーかな、言わせてもらうけど、こうやって抜け毛だのなんだのっていうのを商売にしてる
業者なんてロクなのが無いんだよ。ド阿呆!抜け毛カウンセリングだのなんだのっつって客を缶詰にして何百万のローンを組ませるとか、
抜け毛用のシャンプーとか言ってる割に界面活性剤がバリバリ入ってたりだとか、なんの裏づけも無い成分を入れて「育毛用」とか
宣伝して売ってるメーカーとか、腐りきってるんだよ。メディアも含めて。だからね、極端な話、そんな薬品だらけのシャンプーを
使うぐらいならシャンプーなんて使わないほうがマシなんだよね。ハゲって思うに遺伝もあるけど、元々薬品に弱い肌を持ってるひとが
この金儲けが横行している世の中で作られたクソプロダクトによって抜け毛がヒドくなっているって人も少なからずいるわけよ。
最近の若い人は薄毛が増えているっつーのはね、原因が遺伝だけだったら昔からハゲ人口なんて変わらないのよ。
なんか他に原因があるから薄毛が増えてるわけ。まぁ俺はもう観念的にハゲのつもりで色々書いてるけど、ホント、金儲けの裏には
必ず何かが隠されてるから、みんなリテラシーを持てよ。マジで。腐ったメディアに踊らされるなよ。マジで。
それは「健康」だの「オーガニック」だのってのも最初から疑えってことね。健康の定義ってなによ?自分で考えろ。
とにかく近年の日本の育毛ビジネスはいきすぎだと思う。まぁ実際、ハゲが治ってる人がいればいいけど、治ってない現状を
考えると半分以上が嘘なわけよ。金かけて髪が増えればハゲがいないか貧乏人なわけで。それにしてもトラックバックのシステムが
分からんね。なんなのかね。なんかこういうわけの分からない外部からの影響があったりするから、こういう管理されたブログみたいなのって
嫌いって前も書いたっけ?それにしてもそういう詐欺して金を儲けてる会社が多いのにも呆れるけど、そんなところの末端で働いてるやつって
右脳も左脳も生まれつき無いんだろうな。右脳と左脳が無いぐらいだったら髪が無いほうがマシだよね。イカウォール伝からの引用で。

あれから色々あったんだけど、まずはPitaのことを書いちゃおうかな。なんかね、一時期、マジで精神的にヤバくて、もうほとんど音楽聴いてなかったのね。
っつってもウォークマンでは常に聞いてるけど、真面目に聞いてないっつーか、ただウォークマンなんだよね。ずーっと同じようなの聞いてたし、何聞いてたかっつーと
ドラムンベースかハウスばっかなんだけど。で、Ekkhardなんだかっていう、綴りがややこしいやつのことを急に思い出したわけよ。なぜか。ずいぶんと観念的な
音楽やってるやつなんだよなぁーっていうのは分かってたし、昔、こいつのPlaysというアルバムを持ってたんだけど、なぜか急に気になってね。
で、調べてみたら、このPlaysシリーズのコンセプトはサンプリングではなく、リファレンスということらしい。あまりにも観念的でしょ?何についてのリファレンス
なんだかはさっぱり書いてなくて、ただ彼の頭の中では色々なことが行われているらしい。とにかく一切、電子音楽とかノイズを聴いてなかったんで、なんだろうね、
フラッシュバックなのかなんなのか、急にこいつのCDを聞きたくなってさ、で、Kim'sとOther Musicで買ってきたのね。それにしてもNYはこういうわけの分からない
音楽の専門店があるんで便利だな。それはともかく色々と期待してかつては持ってたPlaysを聞いたんだけど、なるほどと思ってね。なんで気になったかっつーと
恐らく俺と思考回路が似てるっつーか、同じような趣味なんだよね。っつーのもPlaysしてるのがカサベテス・アイラー・カデュー・名前忘れたドイツの詩人・
ロバート・ジョンソンで、恐ろしく観念的なんだよ。もう何をリファレンスしてんだか聞いてるほうはさっぱり分からないのと、典型的なインテリ音楽。
もうリスナーほったらかしみたいな。ただ俺はこのコンセプト好きだねー。こいつしか思い浮かばないでしょ。しかもアイラーやらカデューをPlaysとかいって
出すなんて驕りもいいところだよね。いや、褒めてるんだけど。買った当時、っつーかもう4〜5年前になると思うけど、もうただのラップトップで作った
アンビエントじゃんとか思ってたんだけど、今聞くとそのコンセプトと共にいやぁー最高って感じだった。そういやこいつのポリティクスなんたらっていう
アルバムがあるんだけど、これはもっと意味が分からない。ツインタワーのTシャツを着た若い男がジャケで、内ジャケはクラブだかライブハウスに居る
若い連中、まぁ恐らくドイツのクラブかなんかだろうけど、恐ろしく若々しいクラバーばっかの写真。で、ライナーはそのクラブだかで取った連中の写真が
Windowsのプレビューみたいに小さい写真になって並べられてるんだけど、内ジャケに書いてある文章がドイツ語で読めないのと、ジャケと内容の関係性が
さっぱり分からない。中身はオーボエだかチェロの素材をひたすらカットアップしたり伸ばしたりして、ズタズタにしてるっていうやつなんだけど
コンセプトがさっぱり分からない。で、最後の曲は綺麗なストリングスの若干ノイジーなループが気持ち20分ぐらい続くみたいな。
ツインタワーとタイトルのドイツ語、ポリティクスなんたらっていうのに惹かれたんだけど、もう内容はさっぱり意味分からない。相変わらず観念的過ぎて
リスナー置いてけぼり。最新作のa life without fearだかもタイトルが最高なのと、死にまつわるのとブルースが内容とかいうんで、また何をやらかしてるんだ
とか思ったんだけど、聞いてみたらこれまたさっぱり分からない。本物のブルースシンガーとかサックス奏者を招いて演奏してもらった素材をまたポリティクスみたいに
ズタズタにしてたり加工してたり、そのまま流したりしてるんだけど、インテリのオナニーみたいな感じでさっぱり分からない。ただ一つ言えるのは、こういうタイプの
インテリのオナニー的な音楽とか表現っていうのは大嫌いなんだけど、こいつが志向している方向性とか方法論が凄く共感できて、俺も観念的に楽しんでる感じなんだよね。
別に俺がインテリというわけじゃなく、あーそういう意味ねーみたいな、ちょっと嫌味ったらしいゴダールを見てクスリと笑っているようなインテリみたいな感じで
楽しんでるわけよ。で、なんだか俺ってラップトップフェチなんだよね。エレクトロニカとかラップトップを使った音楽というのにはさっぱり興味が無いんだけど、
ラップトップじゃないと始まらないっていう音楽が大好きで、それがまずPitaなんだよね。こいつのソフトウェアの使い方とかノイズの出し方ってのは凄まじく
ジャンキーで、時代に乗ってラップトップを使っているわけではなく、たまたまラップトップがあったのと、メルツバウとかインキャパが好きなんで、ノイズやりたい
んだけど、アナログの機材買うのが面倒だからソフトでノイズ出してみよう的なジャンクっぽい使い方が本当にたまらないのね。Pitaのはほとんど持ってたけど
全部売っちゃったわけだが、なんかこれまた急に思い出してオナニーするときによく聞いてたSeven Tons以外はほとんどKim'sで買いなおしてしまったね。
っつーのもPitaのが妙に売れ残ってるんだよね。そういえばネットで試聴して2年ぐらい気になってたけど、ノイズは卒業だって思って買ってなかったHapnaからの
Get offだったかな?これがもう究極的に最高。もう死ぬほど良くて泣きそうになったぐらい。もうPitaは俺がこんな音をラップトップっつーか、PCで出せたら
いいなっていうのをほとんどやっちゃってる感じなんだよね。だから俺が作らなくてもPitaのを聞いてりゃいいやみたいな。そんな感じ。だって最初、Pitaの
Get out聞いたときにビックリしたもん。これ俺か?みたいな。もうシンパシー感じまくりでさ、当時は燃えたね。で、今回ずいぶんと間を空けて、っつーか
CDが無いんでMoikaiからのアナログを買ったんだけど、また聞き方が変わってくるね。これまた凄く観念的な楽しみ方なんだけど、なんていうか、今みたいな
音楽のツールとしても使えるラップトップとしてラップトップを使ってるんじゃなくて、例えば昔、まだ音楽に向いてなかったころの、事務だとかネット用の
PCやらマックで無理やりノイズ作ったみたいな、そんな感じなんだよね。で、今も変わってないみたいな。波形編集のソフトを使うのも一苦労なのに、無理やり
ノイズ作ってたり、無理やりパッチ繋げて処理落ちしそうなのに音歪ませてるとか、使い方がいいんだよね。逆にちゃんと音楽のツールとして使ってる
ラップトップ音楽は大嫌いなんだよね。俺。エレクトロニカしてるエレクトロニカみたいな。SNDとかなんたらDelayとかテムリッツとか、全部考えてみりゃー
ミルプラトー系だけど、こういう連中は大好きなのね。ただ嫌いなのはラップトップ+バンドみたいなのとか、ソフトウェアベースで作られたポップな音楽とか
そんなのだね。すげー嫌い。ラップトップ使うなら、やっぱパソコン自体のノイズを使えよって思っちゃう。処理落ちしたときの「ブツブツ・・・」って音を
無理やり伸ばしてみるとか、ゲームやってたらバックでウィルスバスターの自動更新が始まって処理落ちしちゃってゲームのBGMがノイズ発しながらループしてる
とか、そんなのを使ってこそパソコン音楽だと思うんだよね。まさしくMego的でダダ的な考え方だと思うんだけど、もう俺、ダダ好きてしょうがないわけだよ。
別にメルツバウとか関係無くね。あと好きなのがラッセル・ハズウェルのライブ編集盤ね。これも売っちゃったけど、買いなおしたね。っていうのも学校なんかで
急にラッセルハズウェルのノイズの音が浮かんだりするわけよ。まぁ頭の中で鳴ってるからいいんだけど、やっぱ聞きたくなる音なんだなとか思って、一時期
売りまくったのをちょっと後悔したね。ただ大半は失敗したやつばっかだったんで、主要なのだけ買い戻せばいいんだけど。日本で買うより安いしね。
このライブ盤なんてもう方法論が簡単すぎて、メルツとかミュージックコンクレート系のレコードの一部分をサンプルして、ただEQで歪ませてるだけっていう
究極的にノイズな方法論をラップトップでやってるんだよね。ここがたまらん。辺に高度なことをされると困るけど、ラッセル・ハズウェルとかPitaは
分かってるね。この辺の外し方を。高度なことも出来るんだけどあえてやらないみたいな。だからMSPとか使っていようが典型的なMSPみたいな音は一切作らないし
あくまでジャンクな音にこだわるっていうかね。すげーチンパシー感じるわけよ。で、俺もまたその「パソコンの内蔵している音を増幅させたような」ノイズを
作りたくなったね。いや、マジで原点でしょ。高度で音楽的なノイズはメルツバウを聴いてりゃいいんだし、ノイズで高度なことをやろうと思わないんだよね。
あとメルツってノイズじゃないからね。もう。電子音楽の作曲家でしょ。で、最近はノイズ作りたくてしょうがなくてさ、Pitaとかハズウェルのマネを
するんじゃなく、俺が前に書いたミュージックコンクレートのアイデアはミュージックコンクレートを聞く前から頭の中にあって作っていたのにすでにやってる
連中が半世紀前ぐらいに居たみたいなのと同じなんだよ。Pitaとはハズウェルは俺がPCで作るノイズってののポイントを抑えててさ、かなりかぶってるんだよね。
でもまぁ俺は俺で作ればいいだけの話だし、人と同じことをするのは嫌なんだけど、コンクレート系と同じく、何かに影響を受けて思いついたアイデアではなく
根本的にやりたいことの一つなんで、かぶってることにはこだわらないわけね。俺のオリジナルなアイデアがあったんだけど、もうやってる連中が居たみたいな
感じだから。まぁただアイデアってのは大枠は似てても細かいところや志向しているところは違うわけで、それは個々の味を出せるよね。「何言ってるんだ。
お前は。なんならお前はシェフェールとかMegoみたいなアイデアを聞く前から自分で思いついていたっていうのか?」とか言いたいやつは言っておけばいいよ。
だって本当なんだもん。で、ずーっと単調な暗記とか勉強に忙殺されてて、クリエイティブな部分が抑圧されてた分、なんだか凄く今、作りたくなってきていて
早速、色々とアイデアが浮かんでるんだけど、これだって恐らく誰かはもう試してるかもしれないけど、思いついたのは俺なんだから俺は俺でやる必要が
あるわけでしょ。フィールドのやつはチョイ前に作り直しをしてたりしたんだけど、ありゃ時間がかかりすぎるんで先送りって感じなのね。でも今はなんだか
パソコンノイズが作りたくてしょうがなくて。頭の中でやっと自分が前に思いついてたアイデアの合点がいったっていうか、迷いが無くなったわけね。
一時期、完全に作るのを辞めていた分、思考できる時間が多かったから、なんだか色々と分かったのかもしれないけどさ、まぁよりマニアックで
インディビジュアルな感じだけどね。

全部引用すると凄い量の精液になってイカ臭くなるのでやめます。でもあれだね、全く俺が誰かが分からずに、過去に書いてた狂った日記らしきものから
人物像を想像するってのもなかなかいいよね。昔、ある人から「耳蝉さんって40過ぎのおっさんかと思ってました」って言われたことがあったんだけど
嬉しい限りだね。若さなんてクソ食らえだ。緑茶を飲みながら読書ってスタイルの何が悪いんだ。若い=アクティブなんていうのは本当に
ステレオタイプな考え方で、20過ぎですでにジジイみたいなやつもいるってことを頭に入れておけこの外道が!
今日はジジイ記念日ということで、リュックフェラーリの遺影を飾ることにしよう。「ほとんど髪が無い」っていう曲があったらいいね。

Cycle Des Souvenirs

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