バカに人権無し。

mimisemi2007-02-26

いやーこれ更新するの楽しいわー。トラックバックくれる人もいるし、なんか嬉しいなー。ただここで「みんなの耳蝉」みたいになるのは
嫌なので、今日はキチガイの話をするよ。

で。De、あのさ、25日の引用は12月ぐらいにあった話だね。読み返してなかったんで内容が分からなかった。今はクイーンズに住んでるんだけど、
前におぞましきニュージャージーに住んでて、もう耐えられなくなって引っ越すっていう直前に起こった出来事なんだけど、まぁ今思い出しても
おぞましいね。キューティーってのは前のルームメイトなんだけど、もう昔のこと書くのとか、なんで俺がニューヨークにいるとか
書くと面倒なんで、分からない人は断片的な情報から俺の状況を推測してみてください。狂うと人間こうなるっていういい例です。
俺は普段から狂ってて、例えば家に誰もいないと、重度の精神病患者も真っ青なぐらい独り言を言いながら自分で笑っていたり、急に怒り出したり
変な歌を歌ったりしています。でもルームメイトが家にいると世間体を保つために静かにしていますが。重度の精神病患者って書くと差別っぽいけど
俺もある意味で重度なんで差別っつーか同じ穴の狢みたいな感じ。ただ俺の場合、最近思うのは精神病というよりかは人格障害なんじゃないか?って
思えてきたのね。人格障害って一種の性格だから治せないみたいよ。ようは病気じゃないから。言ってれぼっ!って知ってる?北斗の件ね。
「あのー北斗の件のことで電話したんですけど、言ってれぼっ!ってなんですか?」北斗の断末魔は凄いよ。一般的にはひでぶとあべしが有名だけど
そんなことない。言ってれぼっ!みたいに良いのはいっぱいある。北斗の断末魔のみを集めたページとかあるんでチェックしてみろ。阿呆。

俺も将来的に働くおっさん人形に出てるおっさんみたいになるのかなー?でも下手すればなるよね。なりかねない感じ。そういえば出会い系の
サクラをやっていたときに凄まじいおっさんがいて、「僕、金、ある。気持ちいい好きです。会う良い思うので、連絡する」とか、デフォルメされた
原始人か電波系みたいな文でメールを送ってくるんだけど、世の中には俺以上のキチガイがたくさんいるんだなーって安心したことがあったね。
そういえば働くおっさん人形みたいなのを人権侵害だとか、俺みたいにキチガイキチガイ扱いするような人ってのは良識が無いみたいな感じに
言う人もいそうだけど、これって馬鹿げてるよね。所謂、障害者をバカにするのは論外だけど、変わった人とか頭がおかしい人を障害者と
同等に扱うなんて、障害者に失礼じゃないか?って思うのよ。これは分けて考えるべきだよね。別に俺は根元敬みたいな「イイ顔のおっさん」とかは
全然ありだと思うし、実際、俺も日野に住んでいたころは、こういう変なおっさんが多かったと思う。学校の遠足みたいなので都内っつーか都心に
出ることもあったんだけど、俺が小学生ぐらいの頃の新宿なんてアシッド系のオヤジがいっぱいいたよね。で、別に俺はこういうアシッドな人たちを
面白いって思うことが悪いことだとは全然思わないし、あとそういえば英語学校に行ってても必ず場所によっては救いようの無いバカがいて、
こういう連中をバカって呼ぶことに良心の呵責なんて全く無いわけだ。直接、バカ呼ばわりしたり、相手に危害を加えるようなことはしてはいけないのは
当然だけど、個人的に楽しんだり鑑賞をする分にはかまわないと思うな。逆にバカでもいいやつだったらいいけど、救いようがないぐらい授業のテンポを
悪くしてたり、無駄に話しかけられたりって、所謂、うざいようなバカってのは救いようが無いんだよ。マジで。例えば知能指数が低くたってやさしい人とか
気配りが出来る人なんてのはいっぱいいるわけで、知能が低いからしょうがない的な理由は一切成立しないと思うんだよね。こいつのおかげで授業が
遅れたりしてるんであれば、やっぱバカ呼ばわりされて当然だろう。あーもう救いようがないなーってホント見てて思うんだよね。あーつくづくバカなやつだって。
自分が頭がいいとは思わないし、むしろ知識人みたいな連中に憧れてるような部分もあるんだけど、バカってのはとことんバカで、バカをバカ呼ばわりすることが
自分は頭がいいからとかっていう理由にはならない。だってバカはバカすぎるからね。養老さんのバカの壁的なバカの定義もいっぱいあるし、基本的に俺としては
相手のことを気遣えないような人ってのはバカの部類に入るんだよね。ようは想像力が無かったり常に自分の事ばかり考えているようなやつ。相手のことを思いやる
ってのも一種の想像力なわけで、相手の立場になって考えるってのは想像力が必要なんだよね。それはホームズが推理するときに完全に容疑者になりきって物事を
考えて推理するのと同じことね。それはホームズが容疑者の立場ってことではなく、容疑者の性格や癖なども全部考慮して容疑者の頭になりきって考えるってことね。
ここまで出来ればたいしたもんだと思うけど、配慮も一種の想像力ってのは間違ってないと思うわけね。だから基本的にこれが出来ないやつってのはある種のバカか
エゴイストなんだよね。俺の前のルームメイトみたいな、まぁ本人は桁外れの金持ちながらも家に色々問題を抱えすぎているのと、体の障害もあり、人格が曲がっちゃった
ってのも分からなくも無いんだけど、あんなもん俺は同情できない。はっきり言って酷いからね。だからやっぱ本人の知能が遅れてるだとか、生活環境に問題があったとか
色々な部分はあっても、最終的にアウトプットされている人格が最低であった場合、それはもう同情の余地なんて無いわけ。だから俺はバカとか頭が悪いやつには
バカって言い切るし、一切の同情なんてしないね。ホント、こういう連中は死んだほうがましだと思う。誰かに迷惑をかけ続けるならね。迷惑をかけないバカはいいと
思うけど、人に不快感を与えるバカってのは最悪にたちが悪い。だから俺って本当にここ数年で悟ったのは本当に俺はバカが大嫌いだってことね。頭がいいんだけど
人格が曲がってるとか、前のルームメイトみたいなのも俺は大嫌いなんだけど、基本的にバカはもっと嫌いだな。さすがに前のルームメイトは最悪ながらも、バカではない
んで、彼女なりの常識の上で話をするし、バカじゃないんで俺が言っていることは通じたりするわけだ。それに同意するかしないかは別として。これはまだバカより
ましな部分で、バカになると一切通じないから怖いんだよね。好き勝手やった挙句、注意しても聞かないし、悪口を言われているみたいな勘違いをしたりする。もう
こういうやつは生きている価値が無いと思う。俺が国を治めることになったらね、まぁ無いけど、刑務所に人格矯正っていうセクションをいれるね。まぁ一種の洗脳
なんだけど、もう筋金入りのバカにはこれしかないと思う。例えば本当にヒューマニズムを知り尽くしている人とか、まぁ俺は宗教は大嫌いだけど、本当に凄い坊さん
っているわけで、っつーかまぁ仏教は俺の中ではキリスト教みたいな宗教とは全然違うものなんでいいんだけどね。まぁ坊さんかはともかくとして、俺の中で完全に
認められるヒューマニストに徹底的に囚人達に対して毎日講義を行ってもらうわけ。無駄な作業なんてさせないで、まぁある種の更生施設みたいなもんね。ただ
ある種のファシズム的な部分は利用して、例えば講義をサボってる囚人とか、聞いてない囚人がいれば徹底的に痛めつける。ようは刑務所なんて人権が無いから
こういうところは利用するわけね。で、レポートも書かせるわけ。それでもまた事件を起こすようだったらもうロボトミーみたいな勢いで人格改造を行うわけ。
あのメガテン2のギメルの千年王国みたいな感じね。バカを見てるとここまでの処置が必要だなって思うわけよ。キチガイの人殺しみたいなのは特にね。
あーなんか時計仕掛けのオレンジと全く同じだね。発想が。今までさっぱり気がつかなかった。でもあれいいと思うよ。別にベートーヴェンを嫌いにさせる必要はないけど
アレックスの人格は凶暴すぎるんで矯正しなきゃね。なんか洗脳っつーと宗教がかりそうだし、刑務所の中で宗教家による洗脳が行われてるなんて恐ろしいけど、そこは
あくまで中立を保つわけよ。ある一定の宗教観を押し付けるわけじゃなく、人間として本来持っているべき人徳やら道徳を徹底的に入れるわけ。極端な話、人を理不尽に
痛めつけるようなことがあったら、反射的に発作が起きるような、そんなことをしてもいいかもしれない。重度のやつにはね。何も考えない人殺しなんてのは人権なんて
与えるべきじゃないわけで、ここを履き違えた頭のおかしい左翼は犯罪者にも人権があるとか言ったりする。んじゃ考えてもみてほしいのは、犯罪者にも人権がある
って言われてある程度保護されている犯罪者を見たときの被害者の気持ちってのはどうなるわけ?って話ね。凶悪犯罪者に人権を与えるなんて、被害者に対する人権
侵害なわけよ。そんなもん。だって相手はすでに人の人権を侵したやつなわけで、こんなやつが人権を持っている必要性は全く無い。だからまぁ死刑ってのもありだけど
例えば10年とかで出てこれる割に人間性は凶悪犯罪者以上みたいなやつもいるわけで、やっぱ洗脳が必要だね。洗脳という名の洗礼がなんて。凶悪犯罪者が死刑前に
敬虔なクリスチャンになるとかいう話もあるけど、まぁやったことは許されないんで極刑は当然なんだけど、中にはこういうやつもいるってわけね。俺が思うに
犯罪者が出所後にまた犯罪に手を出して誰かを殺めるようなことがあるぐらいなら、こんな犯罪者から人権をなくして徹底的に洗脳するべきだと思うのね。もう
慈善事業やってないと頭がおかしくなるってぐらいエッジの越えた善人にさせるわけよ。不気味だけどいいと思うんだよね。始めから普通じゃないんだから。
ところでなんで犯罪者の話になったわけ?あ、バカの話からか。バカは死んでも治らないって言った人偉大だよ。実際、死んでも治らないんで、脳をいじるしかないよね。
人の人権を犯すようなやつに人権なんて無いわけね。で、また事態を分け分からなくさせるために、イカからは関係ないウォール伝からの引用で。

それにしてもね、変なサイクルってのがあってね、一時期ジャズばっか聞いてたんだけど、今はさっぱりなのね。で、今は昔に戻ったかのごとく硬派な電子音楽
実験音楽ばかり聴いてるわけだけど、まぁでも良いやつは少ないよね。本当に。ところでファーマーズマニュアルのアルバムあるでしょ?よく中古で見かけるやつ。
Explore Weだかなんだかってやつ。これ一回売ったのね。しょーもないから。で、安かったんで中古で買って聞いてみたんだけど相変わらずダメだね。本当に。
こいつらってライブの評判も良くないけど、なんかラップトップ並べて適当に音出してるだけなんだってね。いや、アルバム自体もそんな感じだもん。すげー散漫っていうか、
まとまりがないっていうか、適当に3人ぐらいが変なソフトで音を鳴らしあってるみたいな感じね。でもこれってある意味、究極のコンピューターミュージックだよね。
ファーマーズ以上にコンピューターなのっていないだろ。ヘッカーとかかな。なんかさ、今更気がついたんだけど、ああいうMegoらへんの連中のアプローチってのは
本当にコンピューターを使ってコンピューターによる音を作るっていう感じなんだよね。いや、当時も気がついてたとは思うけど、今更ながらこれって杉本拓並に
ストイックな姿勢じゃん!とか思ってさ、俺って意味の分からないインプロは好きじゃないんだけど、杉本拓とか秋山さんのはすげー好きなんだよね。っていうのも
ギターっていう楽器の中だけで何がやれるかじゃないけど、ギターというのを音楽的に使おうだとか、そういうアプローチではどっちかというとなくて、ギターを
音のソースとして考えてどんな演奏をしたりどんな音を出すかっていう、すげープリミティブっていうか、原点的な発想なんだよね。だからさっき書いたMego
連中があくまでコンピューターを使った音っていうのにこだわるのと同じく、秋山さんとか杉本さんもギターにこだわっていろんなアプローチなり音作りなり
作曲をしてるっていうかね、この姿勢が俺は好きなんだよね。いや、で、前にも書いたようにコンピューターっつって今ではなんだって出来るんだから所謂音楽を
作る事だって可能だし、音楽らしい電子音楽だって作れるんだけど、あくまでプリミティブな音そのものにこだわって、しかもコンピューターからのアプローチってのがね、
すげーいいわけね。で、これは全く秋山さんとか杉本さんにも言えて、ギターっつえばボサノバだってやりゃーできるし、ロックだってできるしノイズだってできるし
ありえないけどフォークだって出来るし、まぁなんだって出来るんだよね。でもあえてそんな型にハマった音楽はやらず、音そのものにこだわって音作りをするっていう
この姿勢ね。これが凄いんだわさ。んでも逆に嫌なのがコンピューターも使ってるけど、部分部分シンセを使ってるとか、外部機器を使ってるっていうと俺は一気に
冷めるんだよね。ここで音のフォーカスがコンピューターではなくなっていて、結局、仮に出来上がった音楽が音にこだわった電子音楽であったとしても、俺には
散漫に聞こえちゃうし、結局、音の出るツールの一個としてコンピューターを使ってるだけであって、コンピューターと付き合ってる音ではないんだよね。恐らく。
だからコンピューターとターンテーブルとかラジオとか面白そうだけど、それだったらコンピューターだけでやれよって思っちゃう。ある意味、すげーストイックなんだって。
コンピューターだけってのはさ。ここがエレクトロニカと純粋なコンピューターミュージックの違いだよね。エレクトロニカも音にこだわった音楽ではあるけど、結局、
いろんな雑多なサンプルがあったり、リズム的なものやハーモニーがあったりするわけで、コンピューターだけでやっていようがそれはもう他の機器を使ってるのと
俺にとっては意味は同じなんだよね。で、まぁ良質な音楽としては聴けるけど、コンピューターミュージックとしては聴けない。ここがすげーポイントね。やっぱり。
これは俺がサンプリング音楽を聴くときも同じなわけ。サンプリング主体で音を作ってても、ミュージシャンを起用してギターを弾かせてたり、歌を歌わせてたり
ドラムを叩かせてると、それがサンプリングベースの音楽であっても、もう俺にとってはサンプリング音楽ではないのね。やっぱサンプリング音楽はどこからどこを
とってもサンプリングじゃないとサンプリング音楽じゃない。だからSkalpelが好きなのはこのサンプルだけ、しかもポーリッシュジャズだけっていう、この自分の首を
絞めるようなストイック加減が好きなんだよね。URSULA1000なんかも最初は雑なサンプルをMPCにぶち込んでループさせてるだけなんだけど、ちょっとスタイリッシュみたいなのが
好きだったんだけど、最近ではそれこそ昔のビッグビートじゃないけど、ファットボーイスリムみたいな感じになっちゃって興味無くなったね。いや、音がファットボーイ
なんじゃなく、音作りがサンプリング主体だけど、外部ミュージシャンが多かったり、部分部分生演奏部分があったりして、こうなっちゃうともうダメね。
そう思うとサンプリング一直線っていう音楽って意外と少ないんだよ。方法論の一つとしてサンプリングを使うことはあっても、これが軸にはならない。だから俺にとっては
サンプリングが軸じゃないってことでもうサンプリング音楽じゃなくなるわけね。そういう意味での本質的なサンプリング音楽ってのは少ないよねってこと。

これはフィールド系でもそうね。フィールド音主体で構成されてるリュックフェラーリみたいなのはバッチリなんだけど、すげー多いのがギターが入ってたり、音響的な
響きのニュアンスで使う声が入ってたり、ニューエイジっぽいシンセが入ってたりするもんならこれはもうフィールドではなくて、フィールド音源は効果音に成り下がるわけね。
フィールドの意味ってのが無くなる。なんか一時期フィールド音を使ったやつが多かったり、ポップスの連中までそんなアプローチをしてたやつらがいたけど、全然わかっちゃ
いねーな。ホントダメだね。フィールドの意味さっぱりなし。ただの効果音だよ。あれは。いやね、俺のずーっと作り続けてる割に終わってないやつ、すげーいいよ。これは。
で、俺は特にね、ロードアイランドの寮にいたときに微妙な気持ちになりつつ、寮が森の中にあったんでフィールドについて考えることが多かったわけよ。死ぬほど時間が
あったしね。で、ここで気がついたのがこんな感じのことなんだけど、んじゃー逆のアプローチもいいじゃんってことで、俺が録音したフィールドと、あえて効果音チックな
フィールドを混ぜて得意の異化を起こしてみるのも面白いじゃんって思ったわけね。で、結局、組曲みたいになってるんだけど、この作られたっぽい効果音と本当のフィールドの
混ざり具合が意外にバッチリで、いやー聞かせてあげたいけど、もうmp3にしてアップするなんて暴挙が出来ないぐらいもったいないやつなんでダメね。ファンキーキンキーも
MP3なんて嫌だわって感じだし、未だにアップできてないのね。別に金が欲しいわけじゃなくて、なんかどうせ聞いてもらうならちゃんとしたパッケージとか、なんらかの
媒体として聞いてもらいたいっつーか、聞くっていう行為をしてから聞いてほしいわけね。MP3って聞くっていう行為がいらないでしょ。だってクリックだけで済むし、
俺が言う聞く行為っていうのはCDを出してプレーヤーにセットして聞くとか、レコードが一番いい例だね。手間かかるけど、あれこそ聞く行為なんだよ。でもMP3ってのは
この聞く行為ってのが排除されちゃってて、聞く側の態勢も聞いてるっていうよりは流してるっていう感じに近いと思うんだよね。だから俺はI-PODが嫌なの。実際、かなり
安くなってるし買えないこともないけど、なんでボロボロになったウォークマンがいいのかっていうと、やっぱCDを選んでセットして聞くっていう行為があるわけで、
なんか音楽への最低限のリスペクトっていうか、自分が音を聞くときやっぱこれは排除できない。クリックで聞く音楽って結局なんかエロ動画のサンプル程度みたいなもん
なんだよね。ここでビデオ買ったりDVD買えば本格的にこのAVに惚れ込んで抜く感じだけど、サンプルってとりあえず抜く感じじゃん?これがCDやらレコードとMP3の
違いだと思うんだよね。あとMP3ってファイルっていう概念が俺の中に出来ちゃってて、いや、仮にmp3をCDRに焼いたとしても、これってのは意味的にはmp3を聞いているのと
同じことだけど、実際は違うんだよね。っていうのはこの焼かれたmp3ってのはもうCDRっていうモノに焼かれてるんであって、もうファイルじゃないのね。いや、まぁ
ファイルという捉え方も出来るけど、録音媒体に記憶された音なんであって、CDRとはいえかなりCDに近いニュアンスでMP3を聞くことができる。でも生のMP3だとI-PODに
ぶち込んで選んで再生して終わりでしょ。このファイル感が俺は嫌なんだよね。音楽を聴くのに手を抜きたくないっつーか、やっぱファイル聞いてるって感じが凄く嫌。
まぁCDもファイルが焼かれたものだけど、記憶媒体が存在するのでCDを聞いているわけなんだよね。で、このCDは他とは独立したものだし、これはこれでしかないでしょ。
でもI-PODは雑多に色々入っていて、音楽の固有性が失われて、ただのファイルとして存在しているだけなんだよね。これがかなり良くない。俺としては。
音楽ってやっぱ記憶媒体あってものだと思うし、だから俺は音が直接出るレコードが好きなんだよね。これはもうワンアンドオンリーでしょ。だからレコードって普遍的な
存在なんだよ。ってことで俺はとてもじゃないけど死ぬほど時間をかけて作った音をMP3に変換なんてしたくないわけね。なんか売り込みとか配布っていうのと真っ向から
対立するような態度だけど、俺はこれでいいのね。自己満足っぽいけど、絶対いつか世界に配布するぐらいの勢いで盤にするからね。そんぐらいの野望は持ってないと。
だからMP3に変換なんて妥協なわけよ。これは凄く嫌だね。人にCDRで渡すのは全然いいんだよ。なにより人と人同士だし、CDRになっているのを聞くっていうことは
俺の音を聞くっていうわけで、色々ある中で俺のMP3を聞くのとはわけが違うんだよね。いくらCDRとはいえ一応モノだからそんなモノに刻まれてる音ってところで
消費社会の権化みたいなMP3とは豪い違いなわけよ。あとMyspaceとかいうのが流行ってるらしいけど、これって前に書いたっけ?ある路上で知り合ったラッパーに
Myspace作れっつわれて作ったのはいいけど、結局あれってミクシーだよね。ソーシャルなんたらってやつ。あれの音楽バージョンなのかもしれないけど、あれも
俺はミクシーと同じく嫌だね。っていうのもあれを使って色々なミュージシャンと知り合うっていうのは建設的でいいと思うけど、あれを媒介にして自分を売り込むというのは
どうかと思うね。そもそも売込みっていうのが矛盾してて、それこそなんかの賞を取りそうな勢いの曲なりMIXなりってのを自分が作れれば売り込みなんてしなくたって
これはヤバい!ってことで伝わるもんだと思うんだよね。放っておかれないでしょ。そんな恐ろしいハイクオリティーな音楽が。でも売り込みしなきゃいけないっていうのは
なんか他との競い合いなんだよね。普通かちょっとそれ以上ぐらいのを人に多く聞かせる必要があるんで売り込みをするわけだけど、売り込みしてるってことは、あんまり
たいしたのを作ってないっていう裏返しなんじゃね?って思うわけね。それは俺が昔、しょーもないノイズをバラまいてたからすげーよく分かるんだよね。で、手元にある
しょーもなくないノイズは適当に扱いたくないからね。やっぱり。それはファンキーキンキーとかと一緒。いい例があって、DJ Ruptureっていうバークリー出の怪しいDJが
いるんだけど、こいつのネットで配布してたミックスがネットで配布するようなクオリティのミックスじゃなくて、「こりゃ大変だ。これはMP3だけど今年のベストディスクに
挙げちゃおう」なんてイギリスの音楽雑誌が取り上げたぐらいまぁ実際、すげークオリティのミックスでさ、Ruptureは気前良くMP3で流してたかもしれないけど、これは
まさしくCDで出るべきクオリティなわけで、現に限定版でCDになったりもしたんだよね。いや、これこそがクオリティの成せる技でしょ。いや、まぁRupture自体が知名度
あるんで、ミックスがいろんな人に届きやすいってのはあったかもしれないけど、でも少なくとも有名じゃなくたって恐ろしいMIXをアップしてたらなんらかの形で
広まって「大変だ!こりゃ」ってことになるでしょ。で、大変なことになってないから売込みが必要で、いろんなところにMP3をアップしないと人が聞いてくれないんだよね。
なんか売り込みの過剰さってアーティストの才能の無さの裏返しなんじゃないか?って思うわけよ。だって凄いの作ってりゃ、誰かが「出させてくれ!」って言ってくるべ。
売り込みなんて必要ない。だって凄いアーティストって大体そうでしょ。適当に送ってみたデモが凄くてデビューが決まって以来、その音が凄いんで有名になって
デカイレーベルからリリースが決まったとか、高校の時の課題が作曲か工作だったんだけど、工作を選んだら定員オーバーでしかたなく作曲したらその作品を聞いた先生が
「これはヤバイ!」っつって知り合いのレーベルの連中に聞かせたらデビューが決まったとかさ、才能ある人って売り込み必要ないわけよ。はっきりいって。で、ここで
俺が才能のある人間と言っているわけではなくて、そんぐらい人を唸らせる音楽も作れてないくせに売り込みもクソもないだろって思うわけね。だから売り込みの前に
自分を磨かなきゃいけないわけだよ。そこを勘違いして自分が出来てもいないのにライブ活動っつって無駄に色々やってたり、プロモーションっつってしょーもないMP3
配布したりCDR配ったりしてるのって、本当に才能の無さの表れだと思うんだよね。俺はこんな状況が怖いし、とても売り込めるほどのものを作ってるとは思えないんで
やっぱまだまだ自分を磨かなきゃいけないわけね。だって今更さっきのMegoの話とか再発見してるわけで、再発見してるようじゃまだまだだよね。もっと色々と考えて
じっくり煮込んでやらないと、そんな世に出るような音なんて作れるわけ無い。趣味でやってるならいいんだけど、一応プロ目指してますとか言ってる割に
たいしたのを作ってないのに1stデモとかいってそれっぽい名前つけて配布してたりするのを見ると虫唾が走るね。恥を知れと。で、一丁前にライブとかもやってるんだけど
それ以前にクオリティ磨けよって感じでしょ。なんか勘違いしてるよね。プロモーションなんて二次的なもんで、最初にやるべきことは作ることなんだよね。その順序が
違ってると思うよ。全体的に。あと世の風潮も「売り込まなきゃ」みたいな感じで本末転倒になってる。まさしく順番違いだよね。なんかそんな意味でも俺って未熟過ぎて
知識も無いし、足りない部分がマジで多いんだよね。だからなんかやっぱもっとやらないとダメね。作ってないで考えている時間とかも十分成長の一環を担ってるんだなとか
感じたわけで、まぁいいんじゃないのかしら。このまま続ければ。一時期マジで作る気すら起こらなかったけど、まぁ前のクソアパートとクソルームメイト達と住みつつ
バッドなヴァイヴを受け取ってたから作るにも作れなかったんだとは思うけど、一定期間創作意欲が抑圧されてたんで、今は物凄いのね。アイデアが死ぬほど出てきちゃって
もう形にするのが面倒なぐらい。ここが俺の悪いところなんだけどね。アイデアはあるんだけど、もう形にするのが目に見えて時間がかかるので後回しになってるっていう。
なんかアイデアの衝動性と俺のレイジー加減が矛盾してるんだよね。だからあんまし創作が進まないのかもね。でもまぁいいや。自分のペースでやっていけば。
あと今、この俺のアイデアを形にするために、どうしても新しいソフトの使い方を覚える必要が出てきて、これがまた一苦労っぽいんだよね。もう時間かかっちゃってしょうがない。
まぁやるけどね。この面倒くささってのが克服できればいいんだけどなぁー・・・。一回作り始めるとカフェインだけ取り続けて集中できるんだけど、この集中するまでが
大変でしょうがない。まぁいいや。とりあえずこんなところだけど、まだまだ書くことはあるんでまた次回、皮が剥いた時にでも掻くことにするよ。
引用終わり。いやー文字の洪水。いいね。文字で埋め尽くしたいので、またこまめに更新するぜよ。

Stereotypie

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