ブルックリン代表。

mimisemi2007-02-27

ページビューが400。もう発狂しそうだ。何が起こっているんだか。なにやらキーワードで勝手にリンクされたりするみたいなんで
通りがかりが多いってことだよね。いやーまぁ人目にふれてるし気もふれてるわけね。今日も宿題が若い人の精液並にあるので
ウォール伝からの抜粋で済ませちゃうゾ!そういえばこっちに来る前は黒人とつるんで黒人英語を学びたいだとか、レザボアドッグスに
出てくる連中みたいな英語を話したいって思ってたんだけど、やっぱり本質的にそういう人間じゃないと無理だね。それがかっこいいと
思ってて真似してるやつも多いんだけど、はっきりいってそれがワークインプログレスであればあるほど見苦しく、俺はとっくに諦めたね。
まぁ若干言葉遣いは汚いかもしれない。まぁただ標準的な若い人がたまに汚い言葉とか丁寧じゃない言い回しを使うぐらいのもんだと
思うし、逆に丁寧すぎると不自然だしね。でも圧倒的に南米系の連中とか母国語がスペイン語の連中ってなぜか言葉遣いが汚いやつが多い。
あれは元のラテンなキャラクターが英語にも出てるんだろうなー。スカーフェイス的な伝統か。
でも何かにファッキンをつけるのは簡単だけど、語尾にシェットとか、否定形にain'tを使うだとか、こりゃ高度だね。
ブラックイングリッシュとなると白人でも理解できないぐらいのものがあるらしく、アジア人になんかに全く縁がない言語だね。
例えるなら日本のラッパーが黒人を真似てるぐらいかっこ悪い。

そういえば統計的に日本人は文法や書くことに関しては得意だけど、喋りが苦手だっつーよね。ただ俺の場合、典型的な日本人の
教育を受けてこなかったんで、逆になっちゃってるんだよね。書くのとか文法はダメなんだけど、喋るのはそんなにダメじゃない。
もしくは書くことに長けてないので、まだ喋りのほうがマシっていう低次元での話かもしれないけどね。ただ結局、喋るのと
書くのってのが一番難しいんで、ちゃんとしたライティングを平均的に身につけているかもしれないアジア圏の学生ってのは
いいんじゃないのかなって思うね。喋りなんて慣れだから。ただ書くのは慣れじゃなく勉強と努力が必要だからね。
今の俺のクラスでも全然喋らなかったり、もしくは極端にシャイで喋らないような韓国人とか台湾人もライティングとか
グラマーのテストになるといい点を取ってて、まぁーどっちがどっちとは言えないけど、カレッジでやっていくには
明らかにこっちのほうが有利ね。そう思うとぼろ糞言われてる日本というかアジア圏の英語教育だけど、いい所も
あるんだよね。ただあれだけ文法やらライティングが出来るのに喋れないっつーのも皮肉な話だけど、喋りってのは
ある種、勉強とは離れたところにあるからなんだよね。まぁもちろん基礎あってのものだけど、所謂、お勉強で
伸びるもんじゃない。英語って言語のせいもあってか、ある程度の社交性と主体性が必要になってくるわけで、
これは特に典型的なアジア人のキャラクターを持ってると乗り越えられない壁になったりするんだよね。

だからスピーキングを学校で伸ばすってのも無理な話なんだよね。あと数ヶ月海外に行ったぐらいで伸びるもんじゃないし。
俺がいい例で、何にもなく、まぁ若干のリスニング力だけでこっちに来てもある程度英語に慣れたっつーのは、英語に接しようとする
主体性と長さなんだよね。長さってのは時間ね。なんつーか完全にロジックが違う世界だなって思うね。受精を雑に分けると
ライティングとか文法が左脳で喋るのが右脳みたいな。まぁ言語的なことも左脳だけど、自己表現という意味で右脳って分けてみた。
まぁ逆に左脳だけで喋ろうとすると、母国語訛りで無理にとっつけたような合ってるんだけど不自然な英語になったりするわけで、
所謂、発音の真似とかイントネーションとかリズムは本当に音楽的な部分だと思うんだよね。まぁカラオケである歌手の真似をして
歌うような能力ね。基本的にこっちに来て思ったのは、所謂、喋りが上手い人ってのはこの辺が分かってる人だと思ったわけね。
この辺の壁がデカイんだよね。アメリカンな感じで喋るのが恥ずかしくて、あくまでガイジンが英語を喋ってる程度でいいと
思ってる人はイマイチ「あの人うまいなー」って思える英語は喋らない。

逆を考えて日本語を流暢に喋るガイジンってのを考えたときに、雨上がりがやってる外人同士が議論するような番組に出てくる外人の
日本語の流暢さってのは発音とか文法の正しさじゃなくて、日本語っぽさなんだよね。たどたどしくても「そうじゃん。だって」とか
「マジでそんなことない」とか「はっきりいって似てない」みたいな日本語を自然に日本人っぽく使うことが日本人としては
「日本語の上手いガイジン」っていう風に見えて、国境を越えてなんかしらの親しみを感じるんだよね。ただガイジン英語を喋る
ガイジンってのはあくまでガイジンのままでしょ。これはコミュニケーションの上で凄く重要で、アメリカに来て学位だけとって
帰るならいいけど、何かを得ようと思ってたり、まぁアメリカ人の友達を作ってどうたらこうたらっていう生活の部分を求めている
人ならやっぱ日本語を流暢に喋るガイジンみたいなニュアンスで英語を流暢に喋るアジア人なりガイジンってのを目指したほうがいいよね。
人によっては「母国語じゃないんだから無理」って人がいるけど、俺としては数年でも、その雨上がりの番組に出てる外人とか
ここが変だよに出てくるような外人並に流暢と感じられる言語を喋れるようになったら凄いし、得られるものが格段に増えると思うんだよね。
だから変に「日本人なんだからアメリカ人っぽいく喋る必要なんかない」なんていう壁を作っちゃうのはもったないと思うんだよね。
俺は無謀ながら、物凄く英語を流暢に上手く正しく分かりやすく喋る「アメリカ人」に憧れているわけで、目標は凄まじく高いわけね。
一人でプレゼン一時間できるぐらいにならないとダメって思ってるわけね。無謀だけど無理って決めた時点で無理だし、日本人だからなんていう
壁を作った時点で英語力はそれだけのものになってくると思うわけね。まぁ人生全体に言えるよね。目標は高くみたいな。理想じゃなくて
目標ね。だから努力しないといけないし、ある種の研究が必要なわけね。だから俺って英語を勉強しているっていうより、先生の喋り方や
イディオムやジョークのタイミングや動きなんかを観察してるのかもしれない。まぁ学生的にはアウトだけね。本当は比率的に「勉強8、
観察2」ぐらいがベターなんだろうけど、俺の場合、この比率が逆なのね。まぁ時間がかかりそうだけど、これが俺だし、まぁいいかなと。

んじゃイカ引用。適当に選んだんだけど、横伸びブラザーの話しかしらね。断食なんて無茶なことをしていたのも精神的に追い詰められてたんで
スピリチュアルな部分になんかを求めてたのかもね。スピリチュアルカウンセラー。このまたイカ引用っていう唐突な感じ良くない?
別にウォール伝から取ってこなくてもいいのに、あえてやるみたいな。文字で埋めたいのね。やっぱ。攻殻機動隊病だね。なんで攻殻機動隊病って
いうかっていうとね、だいぶ前に攻殻機動隊病を初めて見たときに、フロッピーにテキストかなんかのファイルを入れててね、まぁ劇中で。
入れてなかったかもしれないけど、ここでなぜか「フロッピーがいっぱいになるぐらいのテキストデータってどんぐらいだ?」って勝手に思って
始めたのがウォール伝なのね。とっくに1.44MBは超しちゃったけど、別にフロッピーにテキストデータ入れたからって全容量使ってるとは
限らないのに、全容量使ってるって思ったのは、となりのトトロのばあちゃんの早とちりみたいなもんだね。あのメイのサンダルらしきものが新池で
見つかったときに、あのババアが勝手にサンダルを持ちながら拝んでるのがばあちゃんの早とちりで、まぁ攻殻機動隊病も一種のばあちゃんの
早とちりなのね。んじゃウォール伝へ。

それにしても通学路でもあるグリニッチヴィレッジ周辺は誘惑だらけだ。前に書いたピザ屋めぐりだけど、断食を続けているとフラフラになってくるのと
帰ってから飯を作るのが面倒で、今日はいいかとピザ屋巡りを始めちゃうんだよね。で、言ってないピザ屋あるかなぁーって腹を空かせて歩いてると
レコード屋が見つかったりするわけで、もう素通りするのが大変ね。それにしてもやっぱマンハッタンって特に特殊なんだなって思うわけね。っていうのも
どのレコード屋に行っても店員が親切なんだよね。レコード屋でアジア人を見たことがないんだけど、アメリカンに混ざってアジア人の俺がディグってても
ウェルカムなアティチュードで迎えてくれるとこっちもやさしい気持ちで掘れるってもんだ。思えばロードアイランドはヒド過ぎたな。スーパーに行っても
ジロジロ見られるし、前に書いたけどサプリを探してて「こんなの無いですか?」って聴いても全然通じないどころかっていうか、まぁ通じないのはこっちが
悪いにしてもさっぱり話す気が無いんだよね。理解する気が無いって言うか。で、挙句の果てにわけの分からないダイエット用の危なそうなやつを薦めてきたり
してさ、そういえば真夏の夜のジャズってあるじゃん?ニューポートジャズフェスティバルってやつ。俺が髪を切ったニューポートってのは、そのニューポート
なんだよね。で、DVD買ったんだけどさ、たぶん日本で見てたら「さぞかしニューポートってのは良い場所に違いない・・・」なんて連想してしまうけど
ニューポートを知っている俺にとって映画はさっぱり良く映らなかった。アニタオデイのキュートな歌い方やサッチモが印象的なのはともかく、うわー
退屈な場所でジャズやってんなぁーって印象しかなかったんだよね。車を運転して街を走りながら演奏してるシーンがあるでしょ。随所に。あのクソ田舎な
感じは俺がいたミドルタウンそのものなんだよね。いや、実際、バスで15分ぐらいだから景色が同じなのも納得なんだけど、本当にどうしようもない場所だよ。
観光地として有名なとか言われても都市好きな人がいっても何も無いって感じるだけだね。あそこは。アメリカなんて大抵がニューポートかそれ以下の場所で
マンハッタンなんて本当にアメリカでも特殊な場所なんだよな。だからアジア人な俺が堂々とディグってても文句は言われないけどテキサスとかオクラホマとか
だったら「ヘイ!イエロー!俺の店を汚すんじゃねーぞ。ゲヘヘヘ」とか噛みタバコを噛みながらバカにしてくるんだろうなぁーとか思うと怖いね。
前にも書いたけど「イエロー!」とか言われて石を投げられた留学生のページを見たときは「やっぱそうだよなぁー」って感じるわけだけど、マンハッタンは
少なからずあるにしても、色々な人種が住んでるのと、一応人々の認識として差別はアカンってのはあるのかもしれないね。まぁある意味都市部の人は
認識があるんだと思うね。それが田舎はバカで排他的で都市部は近代的っていう理由でしょ。まぁステレオタイプな見方だけど、ロードアイランドにうんざりしていた
俺にとって少なからず確信があるね。イエローといえば前にボブにしようとかいってた髪が凄まじく伸びていて、凄まじく変な具合になってるんでやっぱ
美容院行くべとか思ってイーストヴィレッジのあたりをウロウロしてたらヘアサロンを見つけましてね、ここまで来て英語が喋れないのが怖くなってるんだけど
思い切って入ったわけね。サロンに。そしたら店員が日本人でさ、たぶんオーナーが日本人なんじゃないかな。一応英語で色々聞いてみたりしたけど、とりあえず
いとうせいこうをキープって感じにしたら、いとうせいこうをキープしすぎて、歩くのが大変なぐらい目立っちゃって困りました。というのがかなり前の文章で
続きが書けません。書いている最中の記憶が無いので繋がらないっていうかね。で、最近「全然書いてないね」ってところからはじめたりなんかして。

全然書いてないね。これ。時間が無いというわけではないんだけど、あえてこれを書くぐらいの気持ちの余裕が無いのは確か。まぁ面白そうなトピックだけ書こうかな。
っていうか学校は相変わらず惰性で、やっぱ基本的に語学学校なんて選択ミスだなとか思ったりもしつつ、自分次第みたいなところが大きいんで、自主的にやっていく
しかないなとか思ったりして、まぁそんなもんだね。基本的に。

ところで最近、路上で自分のラップアルバムを無理やり売ろうとしているラッパー達と知り合いになったんで、これ繋がりでDJとかできないかな?とか考えてたんだけど、
実際、なんだか凄いレイジーなやつらなんだよね。一応「ブラザー」とか呼んでくれるんだけど、たぶんあっちは「金を持ってる日本人の客」ぐらいにしか思ってないん
だろうね。そのさ、ラッパーのセリフが面白くて「ヘイ!俺はブルックリンのアンダーグランドシーンを代表するラッパーだ!お前は俺のグルーヴをチェックするべきだぜ」
とかそんな感じで、俺が「マジでキミはブルックリン代表なの?」とか聞くと「え??あー、そうだよ」とか言ったりして、ハッタリだなーとか思いつつ、
10ドルとか言われたコピーのCDRを5ドルにまけて買ったりなんかしたんだけど、内容があんまり良くなかったりするんだよね。あーあいつらダメかなぁーとか
思ったりして。他の「ヨッヨッメーン、チェックする?」とか声かけて来たやつはなかなかいいやつで、「俺、マジで貧乏だから勘弁して」なんて言ったら
「あー別にいいよ。次回でも」とか、まぁまだ売る気があるのがさすがだなって感じだけど、なんか人格的に良さそうなやつが多いんだよね。マジで。
でも未だに黒人が何気に差別を受けてて、例えば仕事を得るのが白人より難しい場合があるとか、元々家に金が無くて大学行けなくて、良い仕事に就けないんで
他の道を探してるとか、そういうバックグラウンドを前提に考えたりしていると、ストリートカルチャーというのは作って出来るものではなく、出来るべくして
出来るんだろうなーとか思ったりもしたわけね。日本のヒップホップで活躍してるやつらって大抵ボンボンで、それでストリートとか言ってるから嫌いなんだよね。
CDR売らないとメシ食えないのかもなってのがストリートだよね。やっぱ。良い機材も買えないんでリズムマシンのゴリ押しで作ってるとか、そんなところから
グルーヴってのが生まれたりしたんだろうなぁーとか、勝手な妄想は尽きないわけだけど、まぁ実際、ただ単にレイジーなやつらも相当多いと思われる。
いや、最初に声をかけてきたラッパーってのが、「ヘイDJ!」とか俺を呼ぶもんだから、「あ、ブッキングか」とか勝手に思って返事したんだけど、何ゆえ俺のことを
DJと思ったのか分からないし、まぁレコード屋のバッグは持ってたけど別にDJ用って見た目でもないんだけどね。いや、8時ぐらいでさ、まぁ結局自分のアルバムの
コピーを売ろうとしただけなんだけどね。で、俺が「DJやりたいから、なんか空きがあったら必ずやらせてくれ」なんて言ったら、次回、ミックス持って来いっつーんで
ノリノリで別の日に持ってったりしたんだけど、あんまし俺のことは気にかけてないみたいで、やっぱ「金持ってる騙されやすい日本人のバカ男」ぐらいにしか
思われてないんだろうなぁーとか思ったわけね。メールアドレス渡したのに返事来ないし、まぁこの辺は日本的な感覚を持ってるからアレなんだよね。まぁ日本人でも
メールよこさないとか、メールするっつってしないやつもいるけど、こっちでは「いつか呼ぶよ」っつって呼ばないなんてパターンは死ぬほどありそうだ。だから
バカ正直でいると、それこそバカを見ることになるね。まぁ期待しないで待つかな。それにしても「なんでこんなとこでCD売ってんの」って聞いたら「場所がいいから」
ってことだったけど、やっぱラッパーなんて食える職業じゃないんだなとかって思うわけだけど、それ以前に最初に会った、メールくれないラッパーはネットで
調べてもそこそこ有名で、インディーながらもAmazonで売ってたり、レコード屋でヒップホップの棚を掘ってたりすると、こいつのレコードがあったりする。
で、思ったのは、あのラッパー連中は見た目を有名なラッパーに似せて知らないやつ相手に「俺はエミネムなんだけどさ」とか言って売ってるのかなとか
思ったんだよね。まぁエミネムは白人だけど、まぁ黒人でそんなに有名じゃないアンダーグラウンドのやつのCDのコピーを作って「これ、オレ」っつって
売ってるのかなとか思ったんだけど、どうなのしから?ジャケの写真と本人の写真は似てるけど、これは失礼ながら西洋人がアジア人の顔は全部一緒と思うのと一緒で
ももっと各ラッパーの顔を見ないと本人かどうか分からないんだよな。でも仮に本物だったら、そこそこ有名でツアーとかもやってんのに普段は路上でコピー売ってるのか
とか思うとリアリティを感じるわけね。まぁ季節労働者みたいなもんだよな。ツアーっつったって何万人集まるわけじゃないだろうし、アングラだからね。
でもそんなアングラ繋がりでブルックリンのクラブかなんかで回せたら最高なんだけどなぁ。俺一人で乗り込んだらアレだけど、ブラザー繋がりなら北野武みたいに
安全っぽい。まず俺の目標はほとんど毎日ヒップホップかブラックミュージックしかかかってなくて、コアな黒人しか集まらないようなクラブでプレイの際に
フランスギャルをかけることなんだよね。「俺はほとんどブラックミュージックしか聞かないんで、たぶん回しても受けると思うよ」とか言っておいて、
フランスギャル。いや、実際、知らないうちに俺もずいぶんとジャズ系からの繋がりでブラックミュージックを聴くようになって満更嘘でもないんだけど、
自分の味を出さなきゃ意味無いからね。そこでやっぱフランスギャルなんだよね。俺としては。もう頭の中ではセットが出来てるからね。前半はB級ファンクみたいな
ジャズから始めて、ビートが利いてるダウンテンポとかにいきつつ、だんだん生音系にシフトして、一番良いところでフランスギャルっていう感じで。
ラテンジャズなんかも生音の時にはさみつつ、「皮の音を爆音で聞くと皮の音だよ」っていうのをみんなで共有したいね。デスカルガみたいなのかけて「うわー皮だねぇ」とか
みんな幸せになってたら最高。もちろん俺の中の勝手な定番のトムウェイツとゲンスブールは絶対かけるね。いやーやらせてくれねーかなー。やらせてーっつって姉ちゃんに
アプローチして無い分(出来ない)やらせてーってラッパー達に詰め寄る分には分が良いと思うんだよね。意味分からん。でもミックスって伝わりにくいんだよね。
スプーキーの本に書いてあったけど、大抵のやつはミックスをただ聞くだけで、ノリがいいとか良い曲が入ってる入ってないとかそんなところばっかなんだけど、実際はもっと
メタファーがミックスにはいっぱいあるっていうのに気がつかなきゃいけないんだよね。っていうか聞き込んでる人とかって絶対そういう聞き方をしてたり、長く聞けるやつって
曲もそうだけど、そういったミックスの上辺だけではないメタファーの部分も音楽の一部として聴いてるから愛着が湧いたりすると思うんだよね。でもさ、なんとなく渡しただけ
だと、俺の曲もそうなんだけど、ミックスの場合「あー最近流行りのジャズ系ね」で終わりで、曲の場合「音響系ね」で終わりなのね。こういうことを言うバカなやつに渡したくない
というももあって、なんだかばら撒けないのね。俺って前のホストファミリーもそうだけど、バカな人って本当に嫌いなのね。間抜けとかアホならいいんだけど、バカはだめ。
で、音楽に関してバカなのはもっとダメ。音楽バカじゃなくて音楽に関してバカね。たぶん日本のレコード会社の連中って大半がこんな感じのバカだから、あんなくだらないシーンが
形成されたり、肝心な部分が抜けちゃったりして、一部の優れた連中は海外で評価されたり、日本のコアな連中に評価されてて、実際、収入はバカ達より低いみたいなね。
こんなんじゃアーティストがやってけないべ。マジで。本当の音楽を作ってる連中が食えなくて、ビジネスで作ってる連中だけが食えるなんて、そんなもん何も生み出さないでしょ。
最近見たスパイクリーのクルックリンだかの親父がまさにそんなようなことを言ってるんだよね。で、現実と理想の間でもがいてるっていうか。でさ、その親父がね、っつーか
ディティール書くのが面倒なんて各自「チェック」してくれ。で、その親父がさ、電気代とか家賃払えないぐらい収入が無いんだけど、コンサートの予定が入ったとかで
家族ともども大喜びなんだけど、実際のコンサートは狭い教会ぐらいの場所で人が全然いないんだけど、流れてる音楽は「本当の音楽」っていう鋭い現実に対する皮肉があって
凄い良いシーンだったね。スパイクリーはだから好きなんだよね。こういうリアリズムを追求している映画というのは本当にいい。で、実際、なんていい曲なんだって思ったら
ローランド・ハナの曲だか演奏で、まぁ「そりゃ良いわけだ」とか思ったりしたんだけど、実際、デュークジョーダンとかクソ貧乏だったらしいじゃんね。何が本当なのか
分からないね。でもここはスパイクリーに従ってDo The Right Thingでしょう。基本的なアティチュードはこれね。ここでアレね、俺がローランド・ハナみたいないい音楽を
作ってないってところに矛盾が生じるわけね。いや、ダメだね。やっぱ。良いメロディを書かないと。教会でファンキーキンキーの演奏会っていうのもいいとは思うけど、
「良い音楽良い音楽」って言っている張本人の音楽がたいしたことないんじゃホント、本末転倒だからね。ただの批評っていうか。これ考えるとまた落ち込むからやめよう。

ところで黒人同士で「あ、お前らもう知り合いなの?」っていうのは、「あ、お前らもうブラザーなの?」っていうみたいで、映画そのまんまでビックリだね。
でも本当はブラザーじゃなくて「騙されている日本人」なんだろうけどね。カモとか思われてるんだろうなぁーとか思うんだよね。「あーブラザーって呼ばれたー!
うれしー!」ってなるほど楽観的じゃないし、おそらく俺の推測は当たってるからね。でも仮にブラザーであるんだとしたらメールよこすべきだよね。
で、この最初に知り合ったあの中では一番有名そうなラッパーがいつも「お前、マイスペース持ってんのか?」って聞くんだけど、やっぱアメリカでもミクシー的なもんは
流行ってるわけね。いや、嫌いなんだけど、「チェック」するために作るしかないかなーとか思ったりして。ミックスとかにリンク張れば「おい。俺のことをブラザーって
呼ぶならお前はここをチェックしな」ってマイスペースのアドレス渡せばいいわけだからね。また明日ブラザー達に会いに行こうかなぁー。たまに居る日もあれば
おそらくバイトしてる日もあったりするんだろうけど、ラッパー(志望?)やらミュージシャン(志望??)やらが生活のためにバイトってのは万国共通だね。
それにしても「ブルックリンのアンダーグラウンドを代表する」ラッパーのやつのアルバムが代表してるとは思えないクオリティだったわけだけど、ジャケが茶目っ気
たっぷりで、ブルックリンのペインティングだらけのビルの屋上から自由の女神がちょうど後ろに見えるようにして本人が立ってるジャケなんだけど、そのジャケは
おそらくデジカメかなんかで撮ったやつで、表ジャケは元のデジカメ画像とサイズが違ったんだろうね、横に伸びちゃってるんだよね。ジャケにあわせようとしてるから。
こいつは体がデカイブラザーなんだけど、横に伸びちゃってて余計の体がデカくて、自由の女神もなんだかデカイ感じがして、逆にいいのかななんて気がしてくるぐらい
横に伸びてるんだよね。インナーじゃけはなぜか横の伸びてないんだけど、表ジャケは凄い伸び方だね。ラップのアルバムとかってよくあるけど、すげー悪そうな感じの
ジャケなのに、ライナーのジャケとか内ジャケは仲間と笑顔でブルックリンブリッジで撮ったスナップ写真とか載ってたり、誰かの家で撮ったスナップ写真が載ってたり
して、なんだか茶目っ気があるんだよね。この横伸びブラザーにもCDは良くなかったけど、ジャケがいいんで「良かったよ」って言っちゃいそうで怖いわ。甘やかしたら
ダメだからね。ダメなものはダメって言わないと。いや、でも全部自分で作ったらしく、サウンドプロダクションが凄くチープで味があるといえばあるんだけど、
オリジナリティゼロで、ミッシーエリオットから流行ったような日本の琴とかギターの単音のベタ打ちをそのままビートに乗っけるみたいなのがもうスタイルとして
あるじゃん?たぶんあるんだよね。それを試みてるのがバレバレで、グルーヴ感ゼロなのが凄く悲しいのと、マイクの質が悪くて、ブラザーの声が遠くから聞こえるのが
なんか哀愁漂っちゃってて、ジャケの勢いと中身が反比例してるのが凄く良いわけね。味という意味では天然モノなので最高なんだけど、ラップアルバムとしては最低だね。
ニューヨークのラッパーってだけでなんだか凄そうな感じがするけど、日本で言う流行に便乗して売れてない若手芸人みたいなラッパーはいっぱいいるんだろうなって
勝手に予想したりしてるわけね。で、この横伸びブラザーのアルバムタイトルがまた最高なんだけど、これ教えちゃうとサーチできちゃいそうなんで面白くないから
想像に任せるね。

あ、そうそう。めっきり英語が上達しない俺だけど、スプーキーの本は読んでますよ。たぶん英語が上達してないんじゃなくて、学校で出される文章がつまんなくて
頭に入らないだけなんだよね。実際、スプーキーのやつは哲学的で難しいんだけど、頭に入ってくるもんね。なんか頭が「これは凄く重要な情報だからインプットするべし」っていう
指令を与えているような感じがして、俺の頭はここがはっきりしすぎてるから、できないものとできるものが極端に分かれちゃうんだね。つまんない本なんかは文章が簡単でも
いつのまにか文章を読んでいるだけになって内容が頭に入ってこないし、これはたぶん頭が瞬時に「意味無い情報なので無視」っていう指令を与えちゃってるんだろうね。
だから意味無いことができない。俺はマジで。でも意味あることはできるんで、やっぱここを生かして英語なり今後の勉強をやっていくしかないね。ある意味これは学習障害だね。
マジで。俺って昔からこんなんで両親も相当困ってたっていうか、今でも困ってるんだろうけど、マジでこれは障害だね。一種の。面白いぐらい頭に入ってこないからね。
無理やりやらされてるやつとか、つまんないやつとかって。で、今は明日のためにそのつまんないやつを読まなきゃいけないんで、そろそろ終わるわね。それにしても顎に出来た
所謂大人ニキビが一向に治らなくて、肌をそぎ落としたい気分。ストレスやら食生活やら空気の汚れやら色々考えられる・・・っていうけど、ニキビってのは鬱やら総合失調症
なんかと同じ難治性というか、これといって治す決め手が無い病気なんだよね。もう顎がゾンビ化しててどうしよう。もう鏡見れないもん。なんだかんだでやっぱストレスなのかなぁ。
一人暮らししたら一気に治りそうな気がするんだけど、まぁあと一年辛抱しないと・・・ん?ってことは一年もニキビ持ったまま生活するんか!!いやーヤバいね。マジで。
もうブルックリンに引っ越して、「俺のミックスチェックしてみる?」って路上で売り込みするしかないね。今日、スタバで本読んでて、コーヒー飲んでたんでクソしたくなって
クソしてたんだけど、便所っていっぱい落書きがあるじゃん?で、そこにDJ Little Dick Bookingとか書こうと思ったんだけど、そういや俺、電話持ってないんで、ブッキングも
クソも無いよなとかクソしながら思ってたわけね。でもLittle Dickって売り込みには向いてない名前だよね。マジで。何かけるのか分からないし、シカゴハウスあたりを
かければピッタリだけど、「フランスギャルをかけるためにセットを作るようなDJ」っていうような感じだからね。フランスギャルと短小チンポって結びつかない。
まぁアニーとボンボンのメタファー繋がりでかろうじてチンポに行き渡るけど、マニアックすぎて分からないし、フランス系のネタでマニアックだと気持ち悪いんでやめます。
加えてこんな髪型だといとうせいこうからサエキケンゾウになるからね。

あのね。クセナキスのリミックスのやつ、今更だけど、Fractalだかから出てたやつより全然ミックスがいいんで、こっちを買え。
各チャンネルの音がすげークリアなんです。これは。リミックスもまぁまぁいいしね。クセナキスってすげー理論的な部分が目立つような
感じだけど、インタビューとか見てると根っこからの芸術家で表現主義者なんだよね。すげーなーこういう人。まさしく天才。
もちろん元パルチザンという点から見ても俺的に思いいれデカ過ぎ。
クセナキスについて"理論先行では無く、まず聴取というベースがある、という点には特に注意!"だそうです。 いやーこれって全ての音楽に
言えることだし、これこそがクセナキスが芸術家たる所以でしょう。俺がチンコをイカ臭くするぐらい何回も言っているように
理論先行した音楽なんて聴くに値しないか、インテレクチュアルのオナニーなのよね。

Persepolis Plus Remixes 1

Persepolis Plus Remixes 1