オバマについて。

オバマについて書こうと思ったけど、凄い夢を見たんでそれについて書くね。

何らかのアレで地球が崩壊するんだけどね、それが爆発とかさ、惑星衝突とかじゃなくて、まるで地球がグニャグニャした流動物質みたいになっててね、いや、なぜか俺は地球を目の前に
見ているんだけど、「グニャー」っとねじれた後、グニャグニャとそれが弾けていって、んで地球が黒い塊みたいになってさ、それもまぁグニャグニャしてるんだけど、それがなんかね、
なんて書いたらいいのか分からないけど、その物質が流動しながらグルグル回転してるのよ。んでまた弾けてさ、んで「ギュオー！！」みたいな感じで回転した後に、凄まじい閃光を放って
爆発というか蒸発するんだけどね、そこに残るのが陰陽（インヤン）のマークだったのよ。あーなるほどと思ったね。万物ってのは全てが陰陽みたいなバランスで保たれているんだなと。

で、夢の話はこれだけなんで、やっぱりオバマについて書きます。リアルポリティックスには口出しをしないというか、口出しをするほどの知識が無い俺だけど、今回のオバマの当選について、ちょっとやっぱりコメントをしておきたいので。

いや、やはりね、オバマの今回の当選の白眉はロールモデルにあるね。まぁすんげー簡単に書くけど、アメリカの憲法だかに人種差別やら何やらはアウトで、とにかくみんな平等というかさ、まぁ人種関係なく市民は平等の権利を持つみたいなのがあるじゃない？そんなのに凄まじく反比例するかの如くアメリカって国は人種差別の温床なんだよね。市民権運動とかがあったくせに全然人種差別は存在するし、それが露骨に社会に出ているわけでさ、すんげー変なのがね、キング牧師の日とかさ、マルコムX通りとかさ、ああいう市民権運動の人達が英雄視されているのにも関わらず差別があるんだよね。ようは本音と建前は違うってことだ。

スピノザではないが、基本的に人が何を考えようが、そこまでは憲法でもなんでもコントロールできないんだよね。有色人種は嫌いだけど、社会的には差別的には振る舞わないというのがね、まさしく本音と建前なんだけど、今回のオバマの当選はね、まぁオバマはアメリカ的な意味でのアフリカンアメリカンじゃないんだけどね、でもやっぱりそんな有色人種が大統領になったというのはデカイというのはね、今までの悪しき白人至上主義みたいなのを根絶とまではいかないけど、悪しき伝統を経っていく良いきっかけになるわけね。

有色人種は白人に対して服従するしかないっつーか、例えば政治にしても白人が支配してるんでマイノリティはそれにたいして口出しが出来ないみたいな諦めがあるわけだけど、今回のオバマの当選が表すのは恐らくその今までは黙っていたマイノリティ達が一気にオバマに投票したからだと思うんだよね。そういう意味でオバマはマイノリティの代表というか、有色人種の代表なんだよ。代表というか象徴か。ただ役割はあくまでロールプレイクングで、オバマに本当の信念があるとか、政策を実行して行くだけのスキルがあるかどうかっつーのは全然分からない。
ただ今回に関してはそれはもうどうでもいいことだと思う。黒人の大統領が誕生したということが重要なんで、これを起爆剤にマイノリティや有色人種がアングロサクソン的なヘゲモニーに
対して対抗していくっていうね、アングロサクソンの時代は終わりなんだ！っつーのをマイノリティ達がもっと自覚して社会的なコミットをしていくことが重要なんだよね。という意味で
今回のオバマの当選はアメリカだけではなく世界的に意味があることだったわけ。

アメリカを見ていると抑圧されているマイノリティや有色人種達ってのが白人達に対して黙っているような気がするんだよね。あいつらにはかなわないみたいなペシムズムがある。あとは歯向かうとやってけないみたいな見えないシステム的な抑圧があったりする。いや、でもいいんだよと。自分の自分に対する主権は自分にあるんだとマイノリティ達が自覚できればそこから本当の多元主義的な社会が始まると思うんだよね。白人社会の中でマイノリティ達は彼らのルールに従うしかなかったというのが今までの歴史なら、今後は自分たちは自分たちでやっていくというような、マイノリティ達の自立の時代だと思うんだよね。そういう意味で社会の多元化はもっと進むだろうし、進んだ方がアメリカのためになると思う。とにかく俺は個人的に白人至上主義が大嫌いなのと、多元主義を基本的にすげー支持するって意味でやっぱりね、アングロドミナントは嫌なのよね。はっきりいってアングロドミナントというのは文化ヘゲモニーでね、日本人がパリに憧れるっつーのもね、ほとんどは白人至上主義から来ているのよ。白人達のカルチャーはハイカルチャーみたいな暗黙の了解みたいなのがあってね、それにみんな盲目的に追従するわけよ。いや、でもハイカルチャーなんて有色人種の国でもいっぱいあるわけだけど、それはサイードの言うような悪しきオリエンタリズムがあってね、特に第三国の文化なんて低いものだというような、これまた暗黙の了解があるわけよ。でも実際はそうじゃない。でも白人＝優れているみたいな馬鹿げた図式が通用している世界ではね、こういった見方は割と常識的なんだよね。

今後はそういった白人の特権によって形成されてきた文化や社会的地位や社会だとかってのをもっとクリティカルに見ていくべきだと思うわけ。肌の色や人種なんてのは人間性や能力を規定するものじゃないわけだからね。で、さっき書いた文化ヘゲモニーというのは白人達によって作られてきた映画とか小説みたいな、そういった白人中心的な世界観のメディアが世界中に広まって受け入れられてきたという意味でのヘゲモニーね。だから第三国だとか有色人種の人達は白人に追いつくことが上に登ることだみたいに思っちゃうわけ。いや、でもこんなのは誤りもいいところなんだよ。

今回の当選がシンボリックなのは、そういったホワイトドミナントな世界観を払拭するという意味での変化をもたらす起爆剤がオバマってことなんだよね。だからこれは有色人種全てに言えることで、オバマを黒人と捉えるというよりかは、非白人、つまり有色人種の大統領として認識することが重要なんだよね。古いコンサバな白人至上市議の老人共がいなくなって、公民権運動的な概念が常識というような、新しい概念を持った若者達が政治にコミットしていけば、リベラルな政治の時代というのは絶対訪れると思う。まぁそういう意味で日本は絶望的なんだけどね。俺がアメリカにまだ可能性があると言うのはこういう意味でなんだけどね。今までの白人帝国みたいな地位は無くなるけど、多元的な本来的な意味での移民の国アメリカというビジョンがおぼろげながらオバマの当選によって見えてきた気がするね。それはオバマに期待をするというわけではなく、オバマが大統領になったということで訪れる人々の認識の変化や確信ね。「そうか。俺らでもできるんだ！」というような有色人種達の確信が凄く重要。それがホワイトヘゲモニーに対抗するカウンターヘゲモニーとして立ち上がってくれば最高なんだよね。だからこれはカウンターヘゲモニー形成の起爆剤として、世界中のマイノリティがその象徴性を受けとって政治的になるという良いきっかけになるわけね。そういう意味で今回の当選は凄まじく意味のあるものだったわけね。

ってことで今日はこの辺で。

不和あるいは了解なき了解―政治の哲学は可能か

オバマのスピーチが抽象的でエンプティなものだとしても、その抽象性を象徴性として捉えて、本来のアメリカの建国理念というのをアメリカ国民が取り戻せればいいわけよね。そういう意味でもオバマは起爆剤だよね。アメリカ人は馬鹿が多いから建国理念を忘れている輩が山ほどいるからね。

PS。

中国産の梅の安全性についてググってたら凄いものを発見したので勝手に貼ります。というか「中国産の梅って安全なんですか？高いのは買えないので」みたいな質問に対しての回答でね、こんなのがあったんだけど・・・・

貴方が・・・、単身赴任者だろうが！　独身男だろうが！　熟女だろうが・・・（熟女は免除！！　若妻不可・対象年齢の不一致）、関係ね〜や！！　かかってきやがれ！　スットコドッコイ！！！　ハァ〜ッ、ハァ〜ッ、スミマセン。暑さの為、我を忘れておりました・・・。貴方のおっしゃる安い梅干とは、どの程度のランクの物ですか？また、貴方がおっしゃる日本産の高価な梅干は、どれほど美味しくて安全なのですか？　いろんな意味で、一番安心で安上がりなのは、自分で漬けることです。何？　めんどくさい？　・・・かかってきやがれ！　スットコドッコイ！！　・・・タビタビ、スイマセン。まだ、脳熱が・・・塩分濃度・重量比20％で漬けた梅干は、まず腐敗しません。漬けるときも気楽です。ただし、食べる時、猛烈に塩辛いです。ですから古来の方法・塩抜きをして利用します。梅ビシオも美味です。　

Yahoo知恵袋って天然ものの宝庫だよね。珍質問・珍回答がかなり多い。こいつ絶対田舎もんだと思うんだよ。Yahoo知恵袋みたいなので回答するしか自分の存在を見いだせないみたいな、田園のど真ん中に住んでるような人だと思うんだよね。これ。おっさんでもこのセンスじゃ都市でやってけないもんな。いやー人知を超えてるよ。マジで。ホント、あまりに驚いたんで「貼らなきゃ！」と思ったわけね。スットコドッコイ！ってこれから使おうかな。ハァーハァー、スミマセンとかね。O)))とかさ、使おうかなって使わなくなったやつ多いけど、まぁ思い出したら使うことにするよ。梅を漬けるってあたりが田園か山の中っぽいよね。貴方が・・・・単身赴任だろうが！っつー件も凄い威力だよね。ハードコアだ。これも使っていこうかな。これ凄いよ。マジで。凄くない？