RPG劣化現象。

mimisemi2008-11-12

俺って意外とハンサムなんだけど、弱点は薄毛だね。やはり。今は良いけど将来的にハゲたら終わりだな。顔がそこまで悪くないんで余計に惜しいっつーかなんつーか。M字の部分だけハゲつつ他はキープできたら問題ないんだけど、全てがいっちゃったら悲しいな。本当に。それにしても中居君の坊主割引には笑えたな。「シャンプー代が浮く」っつーかハゲ隠しだろうに。


まぁそれはともかく最近は本当にニート生活が板についてきた。学校が週三日しかなくて、しかも1コマしかないってなるとかなり時間があるんだよね。昔を思い出すぐらい時間がある。だからついついゲームをやってしまうんだよね。読書っつっても活字を読むのに飽きてくるからさ、自由時間の全てを読書に捧げられたら凄いなって思うんだけど、サブジェクトはなんでも読書そのものに飽きてくる。まぁゲームは散歩程度に思えばいいのかな。散歩と言えばこないだ買ってきた哲学逸話集だけど、思ったより面白くなかった。ジョーク本っぽい表紙なのに中身はかなりまじめに哲学を論じてるんだもん。これだったらちゃんとした哲学評論を読んだ方がいいなって感じ。中途半端っつーかなんつーか。あとはあれだな、トリコロールを全部一気に見たんだったな。いやー凄いね。これ。あと俺ってフランス系の顔立ちが好きだから、特に青の女優は大好きだな。赤の女優もいいけどね。基本的にヨーロピアンな顔が好きなんだよね。俺。っていつも書いてることか。だから姫のことがいまだに好きなんだけど、完全に姫は二次元化してるからね。本当に。


いや、トリコロール全色いいじゃない。特に白は笑えたっつーか表紙があの復讐を受ける妻なんだけど、主役はあの冴えないポーランドの男なんだよね。ただシリーズ的にもパッケージ的にもあの男を表紙にしてもダメだから、だからスタイリッシュなあの妻にしたんだろうね。主役は夫なのに。あと夫のあのパートナーいるじゃない?あの人が親戚のおじさんそっくりで凄い笑えた。っつーかあれだね、ホント、全色いいよ。青はかなりデプレッシヴだよね。あの絶望が凄く良かったな。スタイリッシュな絶望映画って感じで。白はコメディなんだけど、ある意味での究極の愛というかルサンチマンというか、基本的にネガティブだよね。主題は。赤はミキテツヤにも書いてあったように賞は取らなかったけど、んでもミキペディアに書いてあるとおり出来は一番いいね。男の女の男優があのじいさん役っつーのがまたなんとも言えないな。もう本当に心動かされたね。


俺は経験的なことで内面は薄汚れていてやさぐれているし、例えばカノンを強烈に薦めた知り合いの女の人からは「いつか考えが変わるときがくるよ!」なんて言われたぐらいなんだよね。まぁそれはともかくでもね、心は本当にピュアなんだよね。自分で言うのも変だけど、妙な乙女性がある。その辺の薄汚れた雑巾みたいな女よりよっぽど女性的な内面を持っているよ。俺。まぁよくゲイを間違えられるのもそのせいかな。昔からかなりフェミニンなんだよね。見た目とかも。だからバイ気質があるのかもしれん。まぁそれはともかくトリコロールの赤みたいなのに心底感動するような、かなりまじめな心を持ってるんだけど、映画とか文学にしてもそうだけど、何かの作品に感動するってその共鳴ってのは鑑賞者の心の現れだよね。美しくて質の高い品のある作品に心底感動できる人ってのは良い感性と心を持っているよね。だから俺はいつも思うんだけど、昔から最近逮捕された小室とかさ、ああいう音楽聞いているやつの心とか感性ってどんなんだろう?とかって思っちゃうんだけどね。あ、まぁたまに書き込みしてくれるウォール伝ブログ化の言い出しっぺのYokoさんなんかはあれだけどね、独自の感性であえて分けの分からないJ-POPとかを聞いてるんで、こういう人はいいんだけどね。あと友達に理解に苦しむV Vale以上の感性を持ったやつがいるけど、こいつは凄いんだよね。もう勝てない。かなり尊敬してるんだけど。まぁ年下なんだけどね。


まぁそれはともかくトリコロールは凄く良かったってことで。あと紀子の食卓を久々に見たんだけどやっぱこれ凄いな。しつこいようだけど園子温に関しては全然好きじゃないんだけど、これは別格だよな。ただの役割としての家族とさ、自分という存在もただの社会的にあたえられた役割かもしれないなんつーさ、家族なり自分なりっていう物語が完全に崩壊したポストモダン的観点なんだけどね、これはまさしくボードリヤール的なんだよ。家族もオリジナルってのが分からなくてシミュラクラになっちゃってる。そこで家族という役割を演じることで自分を騙すんだけどそこにあるのはオリジナルの不在のオリジナルのコピーがオリジナルのオリジナル性を覆い隠しているという事実なんだよね。で、もはやそれはもう取り戻せないものかもしれないなんていうわけなんだけど、それにしてもあの日高なんとかだったか、あの妹役の子はさ、まぁ前にも散々褒めちぎったけど本当に良い演技をするね。この子は凄いよ。まぁこれが凄過ぎたんで逆に彼女への期待が高まりすぎちゃって他がイマイチとかになるとアレなんだけどね。俺が審査員だったら絶対助演女優賞みたいなのをあげてるね。完全のこの子は他の俳優を食っちゃってるよね。


いや、他の役者も全員いいんだけど、この子が抜きん出てるよね。まぁそれはともかくあれだよね、あの妹のさ、名前忘れたけど、最後のあの自分の名前すらもバックグランドすらも捨ててまた一から生まれ変わるみたいなのってまさしく移民精神なんだよね。あのままアメリカに行くと俺になるっていうとかっこよすぎるし、うちの家庭は別に問題があるわけじゃないんだけど、まぁ動機としては一緒だよね。俺がビルって名前をこっちで好むのもさ、前の自分っていうのを捨ててやり直したいからっつーのは散々書いたけど、仮に俺がこっちでなんとかやっていけるとしたら、あの妹がさ、そのままアメリカ行って定住しちゃったみたいな話になるんだよね。これは本当にメタレベルの生き方で凄いと思うんだけど、まぁ俺は今、まさしくそれに取組中な割にゲームやってばっかなんだけどね。みんなライオンなんだよ。ウサギに戻ろうよっていうようなセリフは資本主義批判とも取れなくもないよね。みんながライオンじゃないと生きて行けない弱肉強食の世界では絶対脱落者が出たり、ライオンに食われる人間がたくさん出てくるんだけど、そこでウサギに戻ろうというのはなんというか、まぁDavid Graeber的なアナーキズムの道かもしれないし、オルタネイティブライフの提唱でもあるわけだよね。スローライフというかなんというか、まぁ田舎に戻ろうとかさ、田舎に引っ越そうっつーのはまさしくウサギに戻ろうだよね。ただウサギに戻るにも元金が必要なんで、明日の飯すらもままならない人はライオンに食われるシマウマでいつつ、常にライオンの座を狙うシマウマか、もしくは常に体を蝕まれるということを余儀なくされている弱肉強食の社会の餌かもしれないんだけど、こういう意味だとこれはマトリックス的だよね。こういう人達は徹底的に社会のバッテリーだよね。で、マルクスのFalse Consciousじゃないけど、それすらも無い人はプラトンの洞窟のアレゴリーがそのまま当たっちゃうっていうね、なんとも皮肉な現状だよね。そういう意味だと俺は完全に浮世離れしている生活をしていると思うね。


もはやライオンでもシマウマでもなく、ただの物質的フォームを持った思念体みたいな感じだもんな。いや、まさしくそうだよね。考えるとかさ、自分が楽しいと思うこととかさ、そういうことしかやってないんだから。労働論が抜けている政治思想は意味ないけど、俺に取ってはその政治を考える上で必要な労働をする必要がないんだけど、まぁ労働の苦しみは知っているから、だからこそまぁそこから逃げるためになんとか知的ヘゲモニーを獲得しようと思ってるんだけどね。贅沢はしてないし地味な生活だけど最高に贅沢だなって思うよ。本当に。でも本来、人間って俺みたいな生活をしてたと思うんだよな。週3ぐらいの仕事があって他は好きなことしかやってないみたいなさ、スローライフだったわけだよね。俺はまぁ学校を通うことのモデルを作る時にも徹底してこの本来的な人間生活を意識しているからね。だから最高週4なんだよね。週5は無理。贅沢って思われるかもしれないけど、物理的な贅沢をしなければ、労働に縛られないという意味での生活的な贅沢は獲得できなくもないよね。


ただまぁワーキングプアとかになると話は別なんだけど。月20万いかないぐらいでもいいから暇がいっぱいある生活がしたいって思ってる人がそういう生活を出来るような社会だったらいいのにね。ウサギに戻る代わりに給料は低くなるし生活水準も低くなるけど、まぁ割と質素で平和な暮らしが出来るっていうね、それって最高だと思うんだよね。恐らく頂点はそういった生活に幸を見いだせるという能力だね。それはショーペンハウエルが言ってたようなことと同じ。俺が徹底的に食費に金をかけないのも、そういった将来的な生活も見越した上でのことなんだよね。ということになるとまぁ今の生活モデルで将来も暮らしていけるとなるとさ、月収20万無くてもやってけるんだよ。かなり贅沢に。まぁただ医療費とかオルタナな出費が出ちゃったら終わりって意味でまぁギリギリでヤバいんだけどね。今はそういう意味だと親に支えられているからこういう生活が出来るんだけど、まぁ将来的に完全に自立したら無理なのかな。やっぱり。それを可能にしたいんだけどね。なんとか。給料は低いけど暇がある仕事がしたいよね。本当に。ワニトカゲキスだったかのあの警備員とか理想的だね。あんな職に就けたらもう人生はもう半分終わったようなもんだよ。自分の能力を活かして出来る仕事か、能力関係無しに誰でも勤まるんだけど、凄まじい孤独を強いられるんで誰もやらないみたいな仕事のどちらかに就ければもう完璧なんだよ。仕事上での人付き合いがほとんど無いというのがポイントだね。あと単純労働とか肉体労働が無いっていうね。甘えてるって言われそうだけど、いいじゃん。俺の人生なんだから。労働の苦しみを知っているからこそ奴隷になるぐらいだったら死ぬって言ってるんだよ。あんなものを一生続けて行くほどの精神力も体力も無いからね。だったら死んだ方がマシ。散々体と精神を酷使してきてさ、で、手元には限られた金しか無いのに長年の大変な生活が原因で病気になっちゃったりして、んでその医療費に全財産がいっちゃうなんてもう地獄だよね。俺たちの世代はそういう使い捨てになってきた人達を散々目の当たりにしているわけだから学ばないといけないよね。労働は尊いなんていうくだらない概念は捨てて、一度しか無い人生をいかに苦痛無くして生きるか?ということに真摯に取り組まないといけないと思うね。それこそが自己解放の道の一つだと思うんだよ。


あ、んでね、今日書きたかったのは違うんだよ。こんなことじゃなくてゲームのことなんだけどね、いやね、プレステ2を去年っつーか今年の頭ぐらいに買ったわけでさ、今までまぁやってこなかったわけだよね。だからやってないソフトがいっぱいあるんだけど、最近、時間があるんでどんなのがあるのかな?って色々調べてたんだけど、いや、酷いね。何が酷いかって俺もよく書いているようなゲームの質の劣化ね。特に顕著なのがRPGね。RPGは俺の一番好きなジャンルだけど、過去の名作の続編なんかがことごとくダメになっているというか、まぁね、ダメといっても「期待していただけに残念だった」ぐらいのレベルだったらいいんだよ。でもアマゾンのレビューとか見る限りもう制作者の頭を疑うしかないような出来のゲームが平気で出ているんだよね。それが過去に名作だったシリーズの続編だったりするんで余計にタチが悪い。ちょっと調べたところでもまず酷いのがゼノギアスっつーかゼノサーガね。シオンだかあの居合いのやついるじゃない?あいつが大好きなんだけどさ、まぁそれだけでもやりたいと思っていたんだけど、ゼノサーガの1もまぁイマイチらしいんだけど、2と3はもう話にならない出来らしいんだよね。売り物にならないぐらいのレベルらしいんだわ。こういうゴミレベルだと聖剣伝説4ね。これもレビューを見る限り相当酷い。っつーか過去の名作だけに本当に悲しいよね。だから余計にユーザーの反感を買ってるんだと思う。あと幻想水滸伝なんかもまぁ3を買ったけど全然やる気がしなくてやってないけど、4とか5はもう酷いらしいからね。システム的なこともそうだし、ストーリーとかキャラもダメらしい。幻想なんて1とか2を死ぬほどハマりながらやってた俺としては本当に悲しいよね。それに比べるとFFなんてまだマシかもしれない。今日、久々にX-2の続きをやったけど、これってシステムは割といいんだよねっつーかあの戦闘のスピーディーさとかさ、あとまぁ萌えコスプレ的要素があるにしてもあのジョブシステムなんかももっと洗練させれば全然いけると思うんだよね。それこそFF5みたいなジョブのリンクができれば最高なのに。白魔法戦士みたいなね。まぁあのコスプレも一人一人衣装が違うっつーのはやりがいがあるよねっつーか集め甲斐があるよね。セーラームーンみたいだけど、ああいうグラフィカルな要素というのは凄く重要だと思う。


ようはセクシーな姉ちゃんじゃなくてもさ、それこそいかついおっさんみたいなんでもさ、このおっさんが踊り子になったらどんな衣装なんだろう?とかってそれだけでもそのジョブを入手したくなるよね?そういう意味だと本当にいいんだよ。難易度も高くないし、さっきも書いたけど何より戦闘がスピーディーなのが凄くいい。これと全く同じようなフォーマットでFF-Xみたいなスケールで物語を描いてくれればいいんだけどな。FF12に関してはまだ分からん。賛否両論だね。アメリカのアマゾンでも完全にレビューが二極化してる。あとなんだろう、あれだ、ドラクエって別に好きなシリーズじゃないんだけど8はなかなかの出来らしいね。いや、でも俺がわざわざドラクエやるなんて末期的だよ。本当に。RPG的に質が高いってことで世界観とかに全く思い入れが無いようなものをやろうとしているなんて本当に酷いよね。でも一応あれかな、7って媒体なんなの?6までは確実にやってるんだよね。プレステのやつであったじゃない?あれって7?あれもやってるからシリーズは1からほぼ全てやってるんだよね。一応。あ、あとあれだ、酷いのがロマサガらしいじゃない?アンリミテッドだかなんだか。もちろん1のリメイクは良かったよ。あの最近クリアしたやつね。でも他のやつはことごとくダメらしいね。なんだか偶然とは思えないよね。この現象。名作RPGの続編の酷い劣化。スタッフが入れ替わったりしているからなんだろうけど、そう思うとドラクエってのは恐らくチームは昔のままか、昔の質をちゃんと保っているチームが開発をやっているから質を保てているんだろう。そう思うと人材の入れ替わりでゲームの質が下がるって致命的だよね。90年台とかの名作を作り出してた人達がもうゲームを作らなくなったりしちゃってさっつーか大体会社との意見の相違みたいなのが多いよね。キーマンみたいなのは大体そういうのが多くて会社を辞めたり独立したりしてる。恐らく商業主義的な路線とかについていけなくなるんだろうな。本当に商業主義って質の低下を招くよね。


メガテンは岡田さん無き後もっつーか亡き後じゃないからね。退社後ってことね。まぁアニメ路線っつーか最近の受け路線っつーかさ、キャラ寄りのゲーム作りでもなんとかゲームバランスは保っているよね。ライドウとかペルソナ3とかライトだけどメガテンの核の部分は残っている気がする。ライドウといえばあの八咫烏ことえり!やたがらすの変換はできるのか!驚きだ!)がいる神社のあの雰囲気とかさ、俺、神社マニアじゃない?あんな神社があったらもうどうしようもなくなるんだけどね。写真とかでももうたまらないんだよ。前にも書いたけどマヤ文明とかさ、古代の謎めいた建築物が子供の頃から妙に好きなんだけど、世界の妙な遺跡っつーのはもう子供の頃から見尽くしているでしょ?で、割と成人してからは日本の神社なんだよね。ありゃー凄いよね。色々な神話とか民間伝承が元になってたりするんだけど、元ネタが分からないような謎めいた神社も多いんだよね。由来がもう分からないようなやつ。そういうのに凄まじいファンタジーを感じるんだけど、そういう部分をメガテンって凄く膨らませてるよね。なんつーか俺みたいなオカルト好きのツボを得ているというか、まぁ彼らがオカルト好きだからなんだろうけどね。オカルトっつーとちょっとあれか。


あ、んでなんだったっけ?あ、あの神社ね、曲がまたいいんだよー!もう神社にピッタリの曲なんだよね。あれを録音したやつを聞きながら神社巡りしたい感じだもんな。そう思うとたまに日本に帰りたくなるね。日本には神社があるからなぁー。俺ってそういう意味だと日本大好きっ子なんだよね。日本の文化とか何やらを古今東西からすげー愛してるんだよね。そういう意味だと相当な愛国者なんだけど、国がダメになってるっつーのはホントさ、名作RPGの劣化みたいなもんだよね。元は好きなのに現状がダメなんでもう嫌いになってるっつーね。そういう意味だと名作RPGの劣化って今の日本を象徴的に表している現象なのかもね。


そんな中、若干気になったやつはいくつかあったかな。まずはShadow Heartsってやつね。これは結構オカルトっぽくて世界観が俺好みなんだよね。ラプラスの魔みたいなああいう世界観が大好きなんだけどね、1900年代初頭に探偵とかディレッタントとかうさんくさい占い師とかが洋館を捜索するみたいな、時代背景とかモチーフとかが本当に完璧なんだけどなんかそんなものを感じるんだよね。これ。あとあれね、幻影都市みたいな、サイバーパンクっぽい雰囲気でラプラスの魔をやっちゃうみたいなのも好きね。そういう意味だとメガテンって俺の欲求をほぼ満たしている完璧なゲームなんだよ。世界の神話からの引用とかさ、悪魔とかさ、あと日本神話がモチーフになったストーリー展開とかさ、神社とか古代遺跡とかの雰囲気とサイバーパンクと崩壊後の現実世界みたいな退廃した世界とあと宗教ね。もう完璧だよね。メガテン。俺的にはやっぱメガテンってあの中島じゃない真のほうね、メガテンの1がやっぱベストだな。あれは是非リメイクしてほしい。あとあれだ!サマナーの1ね。現実世界でオカルトっつーのはもうね、これまた最強だよね。ただこれってローディングが長かったりさ、戦闘が長かったり短所が多いんだよね。レイレイホウは不細工だし。でもやっぱあの最初のね、あの葛葉のタロットはもうRPG至上に残るかっこいいシーンだよね。RPGのキャラになれますよって言われたら俺は葛葉を選ぶね。そのくらい好き。ゼノギアスのシオンも好きだけど葛葉はそういうレベルじゃない。あとあれだ、ラプラスの魔の草薙とか最高ね。


まぁーあれだわ、かなりね、そんな感じでプレステ2のRPGの全滅っぷりには唖然としているわけよ。ダメになっているというのは知っていたけど、個々を調べて行くとその酷さが具体的になるじゃない?で、なんか悲しくなるよね。幻想とかさ、3から5まで全部やろうと思ってたのにもうやる気無いからね。3はかろうじて大丈夫なのかもしれないけど、まぁ地続きじゃないにしても続編がダメだとやる気がしないんだよな。そういう意味だとゼノサーガはまだマシな1すらもやろうという気が起こらない。まぁーあれかな、ペルソナ4は評判いいし楽しみなんだけどね。こっちでは12月8日だかに発売なんだけど、これは絶対買うね。意外と英語の吹き替えっていいんだよ。最近ではインターナショナルバージョンとかいって台詞が英語のやつに日本語字幕をつけたようなやつが売り出されているみたいだけど、結構いいんだよね。英語。っつーかファイナルファンタジーみたいなキャラだと英語のほうが普通だよね。だって彼らは明らかにガイジンだからね。まぁそんなのは関係ないか。たださ、あれだよ、アバタール・チューナーとかにしてももう英語版で満足だもんね。そのぐらい声優がいい。これは意外だったな。声優と言えば日本だろうって気がするけど、アメリカも意外といいんだよ。アニメの吹き替えなんかも意外とウマくてピッタリだったりするんだよね。まぁあと俺の場合、最初それでやってるんでそれでピッタリきちゃってるっつーのはあるね。親の鶏を見たひよこみたいなもんで。逆に日本語で喋ってるのが思いつかないっつーか。特にFFのRikkuなんて英語の方がピッタリなんじゃない?って感じだからね。これ以外無いだろうって感じだし。


いや、FFは英語版はいいよね。まぁ日本語版分からないから比べようが無いんだけど。あとさ、あのWakkaとかチューナーで言うとあのドレッドのやつとかさ、スパニッシュアクセントの英語とかを話させてキャラクター感を出しているんだよね。それがまた絶妙なんだな。そういう意味だとペルソナ3なんかも全然オッケーよ。英語。ただ「ゆぅくぅあーるぃーちゃーん is unconscious!」とか日本の名前の英語発音には慣れるまで違和感を感じるけどね。「ゆぅーなぁーたーん」とか言ってるもんね。あのテッペイだかイッペイだか。あと先輩とかそのままSenpaiとかって言ってるから「すえぇーんぷあぁーい」ってあのワールドダウンタウンみたいな感じになるんだよね。はまたはどうだい?みたいなああいう感じね。英語で先輩みたいなヒエラルキカルな概念は無いからね。でも中国とかって「しぃんぽぉーい!」とかジャッキー・チェンカンフー映画の師匠とかは先輩って呼ばれてるよね。あ、あとね、ペルソナ3だとあれだわ、召還する時の日本語系の悪魔の発音が面白いね。「タケミナカタ!」とかさ、日本語覚えたての外人みたいな発音だから笑えるんだよね。


話がすげーな。もう支離滅裂異常のカオスになってる。言葉のキュビズムだね。これは。表面的な図面で多角的なことをしすぎていて分けが分からなくなってる。あ、んでなんだったけ?あ、そうそう。まぁとりあえずあれだわ、Shadow Heartsに期待ってことだね。あとペルソナ4ね。ドラクエとかFF12も近いうち買うかもしれない。逆にこんだけ暇っつーのも今後あまりなさそうだからね。やるなら今だよね。あ、あの零ね、Fatal Frameだけど、これはさすがに日本語のほうがいいかもしれないけど、でも全然英語でも雰囲気出てるんだよね。あの怨霊だかあの子供3人の霊がいるじゃない?まぁ誰も分からないと思うけど、勝手に話を進めると、「まぁーだだよぉー」って恐らく日本語では言ってるんだろうなっつーさ、子供の怨霊が隠れんぼしながら襲ってくるんだけど、かくれんぼがそのまま英語になってるんでまぁ雰囲気が劣化してるといえばしてるのかな。「なぁーっといぇーっと」とかさ、まぁこれはこれでいいんだけどね。それにしてもFatal Frameはもう金字塔だよね。ホラー度では恐らく最強なんじゃないかな?北米でも人気があるっつーけど、日本人が感じるような生の感じは彼らには理解できないよね。


だって日本人達にとってはさ、例えばああいう古い家の怖さとかさ、井戸の怖さみたいなね、ああいうのって例えば実家が田舎とかさ、ばーちゃんの家があんな感じなんで子供心に良く覚えてるみたいな実存的体験があるじゃない?そういう日本的な要素や感性も含めて味わえるから日本人って特だよね。こういうところは。まぁ逆にサイレントヒルとかに関してはアメリカ人のほうが生なのかな?でもまぁ日本人でもアメリカな感じは理解できるからね。ただ日本のああいう土着的なさ、古い村で生け贄の儀式が行われていたみたいなね、八つ墓村みたいな山奥の村の謎の恐怖感みたいなのって想像力を刺激するじゃない?だから杉沢村みたいな話が出てくるわけでさ、そういう意味だとあれだよね、ペルソナじゃないけど噂が本当になりかけているっつーのは面白いよね。特にオカルト系の噂って勝手に実話化したりするからね。まぁ個人的に思うのは昔もそんな感じのが多くて、民間伝承みたいなのの一部は噂に尾ひれがついたようなのが時間が経って勝手に伝説化しちゃったみたいなのがあったりすると思うんだよね。「ネタでした」って言える人がいなくなっちゃって、んで実話化しちゃったみたいなね。そう思うと民間伝承とかさ、その土地に伝わる土着的な物語って面白いんだよね。それは日本に限らず世界でね。科学やらなんやらで何もかもが説明ついちゃうような、徹底的に唯物論的な世界観の現代だからこそこういうさ、迷信的なものの価値って高まると思うんだよね。こういうところはいつまでも人々の感性なり想像力を刺激して、デジタルのバイナリ化しないまま存在し続ければいいと思うんだよ。


説明がつくことだけが真実だって考えることほど想像力の貧困をもたらすものはないからね。そういう科学的で唯物論的な世界観は現代を生きるものとして当然の前提としてありながらも迷信やら伝説やら言い伝えみたいなのを「くだらねー」って済ませない感性っつーのかな?こういうのって結構重要だと思うんだよね。


あ、エッセイのやり直し書かなきゃいけないんで残念ながらここでやめるわ。今日はノッてたな。本当に。あー面白いRPGがやりたい。


PS。


書くの忘れてた。さっき書いたラプラスの魔的なバックグラウンドのナイスな世界観のRPGでお気に入りのやつっていうとクーデルカね。フカキョン似のクーデルカ。ゲーム自体は特に戦闘なんかが完全に糞ゲーレベルだけど雰囲気と世界観が好きならなんとかやっていけるレベルなんだよね。雰囲気はもう最高。まぁバイオの二番煎じみたいなインターフェースだけども。バイオのインターフェースの二番煎じで大成功したのがパラサイト・イヴ2ね。これはバイオ以上の名作だよ。意外と知られてないかもね。もう凄まじくいいよ。あの最後の博物館の曲が大好き。あの聖歌隊のコーラスのループみたいな世紀末黙示録みたいな雰囲気の曲ね。そう。全体的に曲が凄くいい。これもリメイクしてほしいなぁー。


PS。


あと追加ね。あのあれね、雰囲気最高っつーのだと別にラプラスの魔ってわけじゃないんだけど、あれね、旧約2と儀典ね。この2つもリメイクしてほしい。儀典とかさ、もっとハードコアにしてさ、ちょーグロムービーとか追加して作ったら世界中のマニアは喜ぶと思うんだよね。18禁にして売り出せばいいのに。旧約2は割とメガテン3に似てるのかな。で、儀典は割とアバタールチューナーだね。

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