いつものようにオナニーをしていたら、後ろに見知らぬ男が立っていた。で、俺にこんな質問をしてきた。
男 オナニーはどうだい?
俺は答えた。
俺 いや、いつも通りですけど。
男 そうか。ところで思ったんだがね、君は労働せずにニートのような生活を謳歌しているらしいが、それに関して罪悪感は抱かないのかね?
俺 それは誰に対してですか?
男 世の中の苦労している人達だよ。
俺 なぜですか?
男 なぜって、君がこうやってソファーに横たわりながら変態的なネタで性器をシゴいている間にも汗水働いて生活費を稼いでる人だっているんだよ。
俺 そうかもしれないですけど、でもこれは僕の生活ですから。
男 そこで罪悪感は無いのかね?
俺 ありません。
男 そうか。君は本当に俗悪な人間なのだな。
俺 なぜですか?
男 だって君は君の生活があくまで君によって成り立っていると考えている。しかしだ。実際、君がこうやってソファーでオナニーを出来るのは両親のおかげだし、世の中を支えている人達
のおかげなんだよ。
俺 両親のおかげというのは分かりますが、世の中の人達のおかげというところがよく理解できないのですが。
男 いいかね?世の中を支えてるのは君のようなグータラで怠惰な人間ではなく、勤勉な労働者達だ。君のようなグータラな人間が増えてしまったら社会は回らなくなってしまう。
俺 それと僕とのどういう関係が?
男 全く!呆れたものだな!君というやつは!いいかね?人々は労働をすることで彼らの生活費を稼ぎながら生きていくんだ。そういったサイクルが世の中を支えるわけだ。人々が働きお金を稼ぎお金を使うことで世の中が回っている。それに比べて君のような、他国に滞在しながらニート生活を謳歌しているなんていう愚か者はだね、何も社会に貢献していないのだよ。いや、むしろただの害かもしれない。
俺 ずいぶんなことを言いますね。言わせてもらいますけど、僕は僕で一応、目的があってアメリカにいるんです。
男 どういう目的だね?
俺 亡命です。
男 ふざけたことを!では聞くが、亡命とか言いながらさっきまで君は何をやっていたんだ?
俺 オナニーです。
続く。
動画イマイチだったんで変えました。