卵酒。

mimisemi2009-02-28

はい。では続き。というか今日で最後にするわ。で、例の外交官の卵と外交官の卵の従姉とそのクラスメートの4人でコリアンタウンに飲みに行ったんだよね。その外交官の卵がその従姉のクラスメートに気があるらしいんだけど、まぁいいや。今日は温上げ闘争の続きだね。それについてはまた今度書くわ。まぁとりあえずね、薬が色々あった末に無事届いたり、気が滅入っていたから多めに薬を飲んだら(ダメなんだけどね。本当は)調子が良くなったりして、んで最終的にビールと焼酎でほろ酔いで帰宅して久々に幸せな気分なんだけど、この卵が何気に凄いやつなんだよねっつーのはこいつはモンゴル人なんだけど、父親がネパールとインド人のハーフらしいんだけど、彼が小さい頃に離婚しちゃったんだよね。で、なぜか母親はアメリカに住んでいるんだけど、この親父ってのが凄くてさ、イギリスの軍に所属してるんだけど、相当上の人らしくて大金持ちなんだって。で、インドには考えられないぐらいの敷地を持っていて、他にも工場だとか会社だとか色々持ってるらしいんだけど、ただね、離婚してるでしょ?で、生活の面倒は母が見ているらしいんだけど、今はこいつは自立っつーか母親が自分に金を使いすぎたからっつーんで働きながらフルタイムで学校に行ってるんだけど、こんなご時世でいつ首を切られるかが分からないんで、自衛隊に入ろうと思ってるとかって言うんだよ。「なんじゃそりゃ?」って思ったんだけど、彼としてはね、母親が死んでも父親が死んでもどの道、一生豪遊できるようなお金が彼に転がり込んでくるし、インドの法律だと親の資産ってのは子にいくらしいんだわ。ようは父親の工場だとか会社だとか壮大な土地だとかは父親が死んだら彼のものになるんだよね。でも彼としては親の死を待ちながら生活するなんて嫌だから、とっとと市民権を取って、んでちゃんとしたガッツリとした仕事を得て自立したいらしい。


凄くない?俺だったら適当に親を頼ってずーっと大学にいると思うんだけど、こいつはなんかあれだね、もう違う次元のやつだね。全然パンピーじゃないっつーか、まぁ買いかぶりすぎて期待はずれだったら嫌だから過大評価はしないけど、でもこいつの自衛隊に入るっつーマジな考えには圧倒されたね。実際は父親なんかもね、「学費なんかはいくらでも出してやる」って言ってるらしいんだけど、母親が「彼のやりたいようにさせるのが一番だ」っつってあえて支援を拒んでるらしいんだわっつーか、まぁ父親と母親はすんげー仲が悪くて、んで卵も父とは仲が悪いらしいんだよね。なんか色々あって書ききれないんだけど、一気に話を戻すといつもの政治学のクラスで盛り上がった後さ、まぁ俺とこいつがいつものように帰りに政治の話とかをしてたらたまたまこの従姉とクラスメートに会ったんだよね。前にも同じ状況があってっつーか先週かな。俺もこの従姉とクラスメートとは会ってたんだけど、また会ってさ、んでなんか「どっかでメシ食わない?」なんて話になってっつーかこの卵がすんげーパワフルなんだよね。8時間労働しててんでフルタイムで学生やってるっつーんだからパワーが半端じゃない。全然疲れてないんだもん。超人っつーのはこういうやつのことを言うのかな?もう遺伝子レベルで何かが違うって感じなんだよね。


で、飲みに行こうって話になったのはいいんだけど、学校の近くで良さげな場所が見つからなくてっつーか見つからないプロセスの詳細まで書いてたらキリが無いんで、まぁ結局、色々あってコリアンタウンに行こうってことになったわけ。で、34ストで降りてコリアンタウンに行ったんだけど、行った店っつーのが3年前ぐらいのまだロードアイランドにいたころにキューティーのためにわざわざマンハッタンに来た時にロジャーとかケリーとかマークと来た店だったのねっつーかもうすんげー前の話なんだけど、それはともかくまぁ色々頼んでさ、っつっても俺、20ドルしか持ってなかったし、本を買いすぎて銀行の残高が200ドルしかないのに相当これは痛いなとかって内心思ってたんだけど、最終的に俺は20ドルしか払わなくてさ、女の子2人も20ドルぐらい払ってあとは全部卵持ちだったんだよねっつってもまぁ彼が80ドル持ったのかな。まぁいいや。とにかくあれなんだ「どんどん頼もうよ」みたいなノリがいい奴っつーかなんつーかそこらへんにいる感じのやつじゃないんだよね。すんげー何かなのよ。まぁ実際、親がすんげー何かなんでそういう遺伝子を受け継いでいる何かなんだろうけどね、かといって高尚で高貴なやつっていう雰囲気があるわけじゃなくて、すんげーダウンオンジアースで、昔は草をやりすぎてて常にラリってたとか、アラバマにいたときは売人だかとこじれて殺されそうになったとか、家に帰ったら男が2人すでにいて、んでショットガンを持ったやつが入り口から入ってきて、んで銃を突きつけられて、んで金とか資産とかを全部持ってかれたとかさ、なんつーかジャックケルアックみたいなやつなんだよね。親に頼ればいくらでも楽な生活はできるんだけど、彼の意志ですんげーダウンオンジアースどころか殺されそうになったりしてたり、あとはサブウェイとかふつーのファーストフード店の店員をやってたりとかさ、まぁそこにはどの道、将来は大富豪だっつー自負があるからあれだけ大胆に動けるのかもしれないけど、でもなんかそれだけではない何かがあるんだよね。キャラでああいう生活を送ってきた感じじゃない感じなんだよね。


だからよくファックってよく言うしドラッグの話とかをよくするし、でも仏教とか政治とか哲学全般にすんげー詳しくてさ、特に政治関係では俺は全然こいつに敵わないんだよ。俺は思想系しか詳しく無いけど、こいつはアメリカのリアルポリティクスから世界の政治まですんげー幅広く知ってるわけ。歴史とかもすんげー詳しい。こういうやつが俺に言わせればエリートなんだよ。学校の成績とか学歴とかだけじゃないなんつーかストリートスマートみたいなのと世渡りの上手さとかコミュニケーションの上手さとか知識の広さとかさ、いろんな意味で秀でてるやつってことね。だから俺はこいつに会うたびに「お前は政治家になるべきだ」って言ってるんだけどね、ただまぁこいつ曰く「そこまでパブリックにコントリビュートしたいとは思わない」らしいんだわ。ようはリアルな政治家を見ていてスキャンダルがあったり、政治家という地位があることで行動の制約ができたりするのが嫌らしいんだわ。かといって個人主義バリバリで自分の好き勝手にやるってわけでもなくて、すんげー社会のことっつーか世界のことを気にしていて、このビジョンが俺と合うんだよね。動機とか理由はともかく、社会というか世界を気にしているっつー点で恐らくお互いにバイブレートしてるんだと思う。だからこいつも俺に声をかけてくるし、俺もこいつに進んで声をかけるわけ。いや、滅多に無いことだよ。俺が進んで人間関係にコミットするなんて。


あ、んで何の話だったっけ?あ、んでまぁ飲んでるときはまぁずーっとこいつが喋ってるだけだったんだけどね。モンゴル訛りの英語なんだけど死ぬほどペラペラ喋るんだよ。それこそ聞いてるほうが圧倒されるぐらいよく喋る。俺は母国語ではあるトピックについてはよく喋るけど、でもあれは無理だな。俺が仮に英語を母国語並に障壁無く喋れるようになってもあんなには喋らないなってぐらいあいつはよく喋る。で、まぁこのコリアンレストランも含めて、まぁ主にこいつと喋ってて印象的でなおかつオピニオンが一致してたのは、「アメリカの白人の女は世界一馬鹿」ってことね。もちろん俺がよく書くように日本人にも馬鹿女は多い。でもアメリカの思い上がった白人女性ほどじゃないんだよね。これまた印象的で一致してたのは、アメリカの白人によるレイシズムは一番タチが悪いってことね。これまた日本人にも在日を差別したりするような連中はいるし世界中に差別主義者はいる。でもアメリカの白人っつーのは歴史的に見てもその傲慢さから見ても「悪魔レベルだ」というわけなんだけど、これには全く同意だったっつーかまぁ俺も同じ事を考えてたからね。こいつは本当に物事をよく理解しているなと思った。あれだけ高い次元で色々な話ができるやつなんて俺の人生を見ても限られてるよ。話のスケールで言えばこいつが一番かもしれない。宗教の話から世界の話から戦争やらの話から、なんつーかスケールがデカイ話ができるんだよね。で、ジェネラルじゃなくてすんげースペシフィックで濃い話ができる。だから俺もこいつに魅力を感じるんだろうし、こいつも俺の魅力を感じるからこれだけ色々とまぁ話しかけてきたりするんだろう。


で、まぁ女の子2人ともそこそこほろ酔いで会話をした後、レストランを後にして、んで次はこいつとエロトークね。女の子2人がアイスクリームを買うっつーんで、俺らはアイスクリーム屋の前で待ってたんだけど、「マンハッタンは良い女が多いよなぁー」なんて言っててさ、まぁ俺は童貞だけど、エロさで言うとこいつと良い勝負だね。こいつも根っこからのエロで、こいつの場合、こいつの地頭を利用して経験的な手練手管なんかを使いまくって色んな子とヤッてきたらしいんだよね。アジア人が多いらしいんだけど白人の女ともやったらしい。とにかくまぁファック魔なんだけど、さすがだなと思ったのが、この従姉のクラスメートとヤリたいんだけど、従姉のクラスメートだと例えばファックしてあとは終わりとかっていうような使い捨てができないっつーんでちょっと面倒なことになるから手を出すことに関しては慎重になるらしいんだわ。いや、リアルだよね。この理論。ナンパした子とかただのクラスメートとかだったらいくらでもファックできるけど、ファミリー内だと面倒なことにもなりかねないっつーさ、まぁこいつは頭が良いからそういうところまで考えてファックしてるんだよね。さすが。で、コリアンレストランでさ、「ビルはどんな子が好きなの?」なんて話になったんで正直に「俺はなんだか知らないけど白人の女の子にしか興味が無いのね。特にあのヨーロッパ系のポーランドとかフランス人みたいなああいう顔立ちが大好き」なんっつったらさ、「んじゃあ今までは?」なんて従姉に聞かれたんで「こっちに来るまで今思えば真剣に恋愛なんてしたことが無かった」なんつったわけ。まぁ凄いカミングアウトだよね。解釈によっては「童貞」ってことが分かるよね。まぁ俺は関係ねぇーやと思ってるし童貞は良いことだと思ってるんで別に隠したくなかったし隠す必要も無かったんで「二年前に英語学校で出会ったポーランド人に生まれて初めて本当に恋をしたわけ。それまではLoveという感情について分からなかったけど、この子と出会ったことによってちょっとだけLoveについて分かった気がするな」みたいなさ、なんつーかあれなんだよね、俺って普段喋らなくて特に英語だと普段から吸収してるのが主に活字だからなんつーか活字みたいな言い方になるのね。だから妙に臭くなったり不自然になったりするわけ。まぁいいけどね。これがまたデカイ黒ぶち眼鏡と混ざってインテリキャラみたいなのを作り上げていると思えば。


で、アイスクリーム屋の前で女の子2人を待っているときはさ、まぁこの時に自衛隊の話とかを聞いたんだけど、まぁそれと同時になんつーかまぁ品定めをしてたんだよね、「おーファック!あの姉ちゃん見ろよー!いいなぁー!」とかさ、俺もほろ酔いだったから、ムッツリスケベ−ムッツリ=スケベって感じのフォーミュラになってたんだよね。前頭葉だかが麻痺すると欲望が剥き出しになるよね。だからこいつと待ち行く女性をニヤニヤしながら品定めしてたけ。ただこいつとの違いはこいつは百人切りで俺はゼロ人切りってことね。こいつの場合、プラクティカルにファックをするけど、俺の品定めっつーのはオナニーのためだからね。俺も酔った勢いで本音をこいつに言ったんだよねっつーのは「ああいうビッチみたいな格好をしている見てくれだけ良い白人の女と付き合おうとは思わないんだけど、ファックだけはしたいって思うね」みたいな。まぁ実際はファックしないんだけどね。俺は個別の童貞だから。そしたらこいつがさ「そうなんだよ。それは結婚とセックスの違いみたいなもんなんだよ。結婚は一人としかできないけど、ファックなら何人ともできるんだ」みたいなことを言ってて、まぁこれまたさすがだなって思ったんだけど、本当に英雄色を好むってタイプだよね。こいつ。本当に大物タイプっつーかさ、まぁどう転んでもこいつは大物になるな。こいつだけでの凄いポテンシャルなんだけど、それに加えて将来的な親の莫大な資産があるからどの道まぁ何十年か後には凄いやつになってるだろうね。「こいつは絶対何者かだ」ってやつに会ったのは初めてかもしれない。そんぐらいこいつは凄いね。俗っぽいところと高尚なところが絶妙なバランスで保たれてるっつーか、まぁそういう意味だと俺もそうなんだけどね。結局インテリジェンスってそういうことだと思うんだよね。極端な下品さと仏陀みたいな高尚さが混在しているのね。


でさ、焼酎が残ったんだけど誰も飲まないんで勝手にバッグに入れたんだけど、そしたら卵が「焼酎はどこだ?」っつーわけ。あ、コリアンレストランでね。で、「あーウェイターが全部下げてたからバッグに入れたよ。あ、飲むなら飲めば?」とか言ったんだけど、なんつーかすんげー後悔したね。20ドルしか財布になくてそれしか払えなくてしかも貧乏くささ丸出しな感じで焼酎をバッグに忍ばせるなんてさ、「なんて小さい奴だ!」って話でしょ?俺は単純にウェイターが下げると思ってたんでバッグに入れただけなんだけど、馬鹿みたいにケチなやつみたいな結果になっちゃって恥ずかしかったね。ましてや割と可愛い女の子2人の前だったから余計恥ずかしいっつーかさ。で、「たまごぉー飲むなら飲めよぉー」なんて言ったんだけど「いいんだいいんだビル。お前が帰ってから飲めばいいんだ」なんつーわけ。余計に恥ずかしかったね。俺が酒を薦めているのが自己弁護みたいなさ、「俺は内緒で持って帰ろうと思ったわけじゃないんですよ」みたいなことを言っちゃっているようで余計に恥ずかしかった。


まぁそれはともかく半分は卵持ちでコリアンレストランを後にしたんだけどまぁそれからはアイスクリームの話になるんだけど、残った焼酎はお持ち帰りで、そのまままぁ卵の家にいって飲み直しって話もあったんだけど、俺はあんままだ本調子じゃなかったんで今日はやめにしたのね。だってこの日はまさしくDeep Shitだったわけよ。届くはずの薬が届いてなくて、んで俺の部屋の前に不在が置いてあってさ、「これも大家の陰謀だ!」とかマジで信じてたりしながら、間違った郵便局に行ったりしつつ、ようやく駅前の郵便局で薬を受け取れたのはいいんだけど、不在をもらったときにネットで再配送の手続きをしようと思ったら「これは送信者に返されました」なんて書いてあってすんげー不安を煽られまくったわけ。これこそがジャンキーの悲しみだよ。薬に依存してるっつーか、薬が無いと生活が始まらないんだよね。で、過去にも何回かあったけど薬が届かないともうすんげー不安になってイライラするのね。ましてや今回は疲れてて色々あってってほどでもないけどまぁ色々あってスキゾになったりしつつ薬が届かなくてネットで見たら「送信者に返されました」なんて書いてあったらもう絶望の縁に立たされるよね。だから郵便局でもすんげードキドキだったよ。「無い」って言われたらどうしよう?って。学校行けなくなるじゃん?どうすんの?みたいなね。で、薬をゲットした時の安心感といったら、まぁージャンキーがブツの入手に成功したのと同じぐらいのものがあるよね。


そんな感じでようやく一安心した時にまぁ今日みたいな一安心を象徴するかのような一段落したハッピーなことがあってすげー良かったんだけどね。卵とその従姉とその従姉のクラスメートに感謝だわ。で、凄く良い気分になって11時過ぎぐらいに地下鉄に乗りつつ「たまに酒も悪くないなぁー」とかって思ってたらヨボヨボのホームレスが乗ってきてさ、んで、目があんまり見えてない感じで寄付用の紙コップを持ちながら俺の前に座ったのね。なんか格差社会の縮図って感じだよね。俺みたいに親に依存しながらマンハッタンの学校に通い続けれるやつと、家もないような爺さんがいるわけよ。俺はこんなにハッピーなのにこの爺さんは常に死にそうな気分なんだよね。だから俺はまたすぐリアルに戻ってくるよね。ほろ酔いだったっつーのもほろ酔い気分に身を任せて幸せになっていただけで、実際はもっと飲まないと俺は酔わないんだよね。強くは無いんだけどでも完全に酔っぱらって大胆になったりするのにはもっと酒が必要。でさ、この爺さんを見ながらこの爺さんのことを色々考えたんだけど、これまたまぁ道徳のジレンマみたいになるんだけどね、酔っててなおかつ恣意的にお金を寄付するのってどうなの?って気がしてさ、このホームレスに寄付をするっつーことに付随する自己満足感が凄く俺は嫌なんだよね。まぁ自分勝手なんだけどさ、まぁ別にあっちにしたら偽善だろうがなんだろうが1ドルは1ドルだしさ。


で、俺には考えがあったんだけど、なかなか実行できなくて、んで赤い顔しながらようやく踏み切ったのがね、自分の駅に着いて降りる間際にこの爺さんに焼酎の残りが入ったボトルを渡して逃げたのね。何も言わずに押し付ける感じで、で、爺さんは「なんだこりゃ?」って感じで俺の顔を見る暇もなかったんだけど、でも俺はそこで発生する「良いことをしたな」と感じる自分の厭らしい心が嫌だったんでそこから逃げたのね。だからもうグイ!と押し付けてんで爺さんが気がついて掴んだのを見たらもうすぐ下車したわけ。で、その後は一切、それについて考えないようにしたんだけど、でもさ、やっぱ考えちゃったのがあれね、今日のみんなが幸せだった一幕を飾るようなコリアンレストランで4人で飲もうってことで頼んだ焼酎の残りがさ、この爺さんにいったっつーのは自己満足なのは百も承知だけど、なんかハピネスみたいなのが凝縮された何かがさ、アンハッピーな人に渡って良かったんじゃないか?って都合良過ぎるかもしれないけど思ったのね。だからなんか俺が偶然に焼酎をバッグに入れたのもさ、まぁ俺は本当に「下げられるから」って理由でバッグに入れただけで、別に本当にケチでやったわけじゃないんだけど、この偶然の恥ずかしい行動がなんつーかまだ寒いニューヨークを徘徊するホームレスの爺さんの体を温めることにちょっとでもコントリビュートできたならそれって凄い良かったことだなってまぁまだまだ寒い人気が少ないフォレストヒルズの住宅街を歩きながら思ったのね。まさしく社会に必要なのってこれだよなっていう。一握りの特権階級の連中が富やら幸を貪るんじゃなくて、それをちょっとでもいいから富や幸が無い人に分け与えてあげられればいいんだよね。まぁ富の再配分ってことになるんだろうけど、まぁ富=幸じゃないんだけど、でも富が幸の大きな要素であるというのは言うまでもないよね。だって最低限の生活すら送れなかったらそれってもう大変じゃない?そういう意味で幸せってのも一握りの人達が独占してたらダメなんだよね。それはミルの功利主義みたいな意味じゃなくて、幸の再配分が可能となるような社会設計ってことなんだけどね。


そういう話に帰結したんでしたね。なんか今日は普段の地味な生活から見るとドラマティックだったな。早めに起きて2カ所も郵便局にいったし、薬はゲットできたし、コリアンタウンで久々に酒を飲んで会話を楽しんだし、政治学のクラスでも面白いことがあったしっつーかまぁ今日はこの詳細は省くとして、まぁなんか気分の転機っつーかね、最近調子悪かったから持ち直せた日だったなと思ったわけね。で、あの爺さんが焼酎の残りを気に入ってたら嬉しいよね。今後は恣意的でもなんでもいいから「あげたい」と思ったらその自分の気持ちに従うことにしようと思ったね。そういう意味でなんつーか自分の中で引っかかってた寄付することへのジレンマみたいなのもまぁ単純化し過ぎかもしれないけど、まぁ解決できたしね。極端な話「今月はピンチだから」っつってあげなくてもいいし「今月は出費が少なかったからちょっとあげよう」みたいなそれこそゲンキンな動機でもいいわけね。やらないよりは全然いい。それがまぁ自分の心に正直であるってことだよね。


ってことで今日はこの辺で。あ、続きだったんだっけ?温上げ闘争の。あ、それはんじゃあまた明日ね。


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