客観的分析と傲慢っつーか卑下とかってあんま関係ないっつー話。

ちょっとした覚え書きをね。Carchemishさんがナイスなタイミングで良いツッコミをしてくれたので。

いや、短く書くよ。あれなんだ、反民主主義っつーかね、大衆批判と思い上がりは違うんだよってことはさ、簡単なことであれなのね、「大衆が愚かだ」という命題と「俺は凄い」って命題はイコールじゃないのね。「俺が凄い」から「大衆が愚か」なのではないし逆もまた然り。大衆は愚かであるが、俺はただの人間なわけでさ、大衆と俺の関係性はあんま問題じゃないのね。これだけが言いたかった。いやさ、例えばね、「俺にとって難しい本など無い」っていう言い方がさ、「俺は頭が良いのだ」ってのは必ずしもイコールじゃないじゃん？そりゃー頭が良いから難しい本が無いのかもしれないけどさ、それと頭の良さってあんま関係ないと思うんだよね。

民主主義は衆愚政治であるっつー批判をする人がね、「我が輩のようは優れた知性の持ち主が統治をするべきなのだ」って言っていることではないじゃない？その人が統治をするとかさ、実際に政治をやるのってまた別問題じゃん？その人が学者であれ普通の人であれ民主主義批判はできるし、別にしたところでさ、それがイコール「我が輩は類まれなる知性の持ち主である」って言うことには繋がらないじゃん？あれと一緒。「そんなのたいしたことない」って批判したらさ、「じゃーお前やってみろよ」ってお門違いじゃない？芸人に対してつまらないって言うのはクリティークなわけでさ、だからといってさ、その人が面白い必要ってないじゃん？その人がその芸人より面白い必要は無い。だってさ、その「つまらない」っつー批判ってただのオピニオンでさ、「俺のほうが面白い」って言ってるわけじゃないじゃん？そういうことね。

世の中バカが多いっつーのもさ、世の中に対する批判なんであってさ、「俺様が凄い」って言ってるわけではないんだよね。くだらない本とか映画とか小説が売れる世の中と自分自身の趣味とは関係が無い。ただ相対的に見れば世の中のレベルが低く見える場合もあるわけだけど、かといって自分の趣味が優れているということにはならないし、世の中バカが多いっつー批判が必ずしも卑下とは限らないわけだよね。バカがいるという事実は事実で卑下とはまた違うんだよね。でもそういうことを言うと傲慢だったり卑下っぽく聞こえるんで嫌われないためにあんま言わないっつーのがあるのかもしれないけどさ、これってすげー勘違いだよね。俺に言わせればむしろさ、そう感じていてもダウンオンジアースな感じで振る舞いつつレベルとかを合わせたりしてるほうがよっぽど傲慢だと思うんだよね。その「合わせる」って態度がすでに卑下だよね。卑下してなければ「合わない」ってことで関係が終わるけどさ、「合わせる」んじゃーそれって卑下だよね。だって低いから合わせてるわけじゃない？ドッグヴィルのグレースと一緒ね。卑下してるっつーつもりはないんだが、それ自体がすでに卑下であるっつーことね。

まぁそんなことで。それにしてもさ、家族と経済的なことを話したらさ、収入が半減しててもう無理なんだそうだ。「えー！！！」って感じだよね。実存の危機とかビザの危機とか乗り越えたと思ったら次はもっと根幹的な問題かよ！って話。全く心が休まる機会が無いね。今までの俺の人生の中で今が一番落ち着いてるように見えて一番激動期っつーか疾風怒濤期って感じだよ。全く笑えないね。誰かが仕組んでるとしか思えない。こういうタイミングとか。

PS

書き忘れなんだけどさ、竹村いるじゃん？アーティストとして凄いと思うんだけどさ、でもこの人のクラシックっつーか生音っつーかさ、バイオリンとかホーンとかの使い方ってすんげー素人臭いじゃん？素人臭いっつーかさ、なんか適当で単調な単音って感じじゃん？まぁああいう感じが独特なんだけどさ、でもああいうびみょーな感じの生音とか生音系の打ち込みと電子音とかが混ざってたりするから独特で面白いんだけどさ、生音だけやられるともうただのダメミュージシャンって感じだよね。ミラノとか曲でもね、生音系のやつっつーの？生音系を妙にクラシカルにやられるんだったらさ、こっちはちゃんとしたクラシックとかドビュッシーみたいなのとかサティみたいなの聴くよって話だよね。素人臭くてDJ上がりの適当な生音使いとかメロディとかハーモニーとさ、電子音とかクラブ音楽系の打ち込みとかが面白いんであってね、竹村ってそのハーモニーとかメロディが凄いわけじゃないんだよね。曲で言うとサインみたいなのが彼の真髄で、ミラノみたいなのが彼のダメなところね。でもダメなところも電子音とか他のうち込みとまざると竹村ハーモニーになって面白くなるっつーかさ、彼の音になるんだよね。電子音オンリーとか打ち込みオンリーならいいけど生音オンリーやらせたら終わりね。それが書きたかったので。いや、別に批判じゃないのね。事実を書いただけで。

あ、あれね、ハーバートとか凄いんだよね。生音と打ち込みっつーか電子音の混ざり具合が絶妙でどっちをとってもクオリティが高いっつーね、竹村って違うんだよね。ハーバートって徹底的にプロでさ、竹村はアマチュア臭いんだよね。でもだからと言って竹村がダメってわけじゃないんだけどね。

国民革命幻想―デ・サンクティスからグラムシへ (転換期を読む)

最近好きなのがこういうのね。日本語が上手い可愛い女の子の動画。

あとこの子の日本語が凄い。

http://www.youtube.com/watch?v=xmT7U5nkOcM&feature=fvst

っつーかさ、俺も頑張らなきゃね。マジで。あ、英語ね。やっぱまだまだなのね。っつーかさ、彼女達から学べる事はさ、ようは語学習得って楽しくやるのが一番上達するってことだよね。日本のアニメが大好きで毎日見つつ日本語を覚えるとかさ、ドラマ見ながら覚えるとかさ、日本人の友達作るとかさ、楽しんでるからあれだけ上達するんだよね。「努力」してたらダメね。やっぱ楽しまないと。