303顛末記。その3。

モノホン届いた!出品者さんに感謝!お互いブラザーと呼び合う仲になったわけだが(笑)んでモノホン、Quicksilver MODという改造がついてるやつでMIDIがついてるんだけどあれ?なんかめっちゃ小さいって思ったらなんかあのあれだ、PS2なんたらっつーポートからDIN5に変換するケーブルが必要でなんか知らんけどあれだよね、キーボードについてるやつだよね。昔の。もうquicksilver改造はやってないみたいなんだけど、これ自体が十年以上前の改造なんでまぁ仕様が古いのは当然か。じゃなくて説明書読んだら大きさの関係で普通のMIDIポートが作れなかったとのこと。

 

303をMIDIで使うなんて邪道かもしれんけどプログラミングなんてやってられないし(笑)コピペ万歳ですからね。とにかく楽したい。人生においても曲作りにおいても。んでまぁケーブル注文したんですよね。ただキーボード用なんでMIDIケーブルに刺さるか分からないんだけどquicksilverのサイトみたらPS2なんたらをDIN5に変換すればいいって書いてあったからまぁその通りにしたんだけどケーブルが古い製品なのかある新品が高い。アメリカだと8ドルぐらいなのが3300円だった。あとUSBは一昔前のミニBだったと思うんだけどMicroBとややこしいですよね。マイクロBが刺さらないんでミニBだろとか思いつつUSB経由でCPUのOSのアップグレードとかできるらしいっつっても昔のやつだけどね。

 

USBはバッテリーのソケットからしっぽみたいに生えててUSB接続でMIDI鳴らせないのかな?とかって思ったりしてこれまたケーブル注文。明日届きます。そんなことより音だ。音。音を出すのに10分ぐらいかかりましたよ。実機使ったことないんで(笑)いかにクローンが使いやすいかが分かった。まぁんでパターン鳴らしたんだけど所謂、求めていた303の音が出ますね。ようはチープなんだよね。チープだけどべちょっとしてる感じっつーか、この辺がクローンだとベースマシンとして優秀なのが多くて良い意味で音が太かったり抜けが良すぎたりするのが逆に303っぽくなくなるっていう、ようは303=ローファイなんだなって思いましたね。

 

ただやっぱエンベロープとかディケイをいじるあたりで本当にあの音が出るしレゾナンス12時ぐらいの音も独特で良いんだよね。ただ音単体で聞いてブラインド出来るか?というとそこまでの違いはないって感じ。ただつまみをいじれば絶対分かるって感じかな。いや、そのノブの硬さとかで分かるだろとかそういう話じゃなくて。

 

ただ問題は今が鬱状態というのもあるけど曲を作るモチベが無くなってしまったということだね(笑)上がるのかと思ったら下がってしまった。303単体をいじってて気持ちいいから曲を作る必要があるのか?っていうね、そんな感じになっちゃったね。っつーか自分が好きなアシッドって大体激ミニマルなんだよね。古典的なシカゴスタイルで余計なウワモノが一切ない。純アシッドとかって呼んでるけど結局、そうなると俺が作る必要性って無いんだよね(笑)

 

だからまぁ作り置きしておいたやつは相当手を加えてますね。そのなんつーか俺じゃなきゃやらないような無茶というか、俺がやる意味があるやつだけ作ろうとかって思って。まぁいいや。ところでQuicksilverなんだけどMIDI以外で使うつもりはないとか思いつつさっきも書いたように端子がPS/2っつー昔のマウスとかキーボードの6ピン端子でそれを5ピンに変換する必要があってまぁそのトグルみたいなのが届いてないから試せてないんだけどいじりたいじゃないですか?

 

で、Quicksilverって毎回書くと面倒だからQSって略するけど、クローンとかリズムマシンの復刻にあるようなリアルタイム打ち込みモードとかがあってあのわけの分からない打ち込みをしなくても打ち込めるようになってるんだけどそれで遊んでたらなるほどねーって感じでこりゃまぐれでかっこいいフレーズできるわーって感じで(笑)

 

内部に保存とかやらなくてもMIDIで書き出せたら便利よねってまぁクローン機は大体できる機能だけど。んでまぁ303のオリジナルのマニュアルがあるんだけど本当に当たり前なんだけど当初の設計の思想がベースラインの代替だからアコースティックベースの音作りのパラメーターとか書いてあるんだよね。アシッドってのは本当に乱用だわ。でもこれって90年代のMegoとかミルプラトーとかのグリッチとかと通じるものがあって、あの辺はソフトウェアで音作りをするようになった際に今ほどまだ洗練されてないからソフト特有のグリッチとか処理落ちしたときにバリバリ音を立てて変なエフェクトがかかるみたいなのを意図的に音楽的に取り入れたっていうもんでまぁデジタル機器の乱用だよね。誤用というか。

 

303は言わばその元祖なんじゃね?って思ったんだよね。まぁ909もキックの音をでかくしてハウスビートを作るって時点で誤用だけどまだ範疇っつーか応用だよね。でも303の場合、明らかな誤用だからね。あと何回も煩いけどアシッドってやっぱ定義的に303使えばアシッドになるんじゃなくてつまみをいじってその303ビヨビヨサウンドをメインにするってのがアシッドだからある意味でシンセをビヨビヨさせるのをメインにしている音楽はアシッド的だと言えるわけだ。

 

90年代初期の粗削りなテクノとかってそういうの多いよね。まぐれでできたようなフレーズをシンセでループさせてつまみいじりまくるっていう。その上に強烈に先鋭化されたリズムマシンが乗るっていうね、まぁ初期SurgeonとかRegisとかそういう感じよね。

 

やっぱ発想が好きなんだよな。わけのわからない音にリズム乗ってて曲って言っちゃうっていう、んで「これなら俺にもできそうだ!」って思わせるRawさっていうか、パンク加減よね。ガバとかのユーロ系のハードコアあたりはモロにノリがロックだからな(笑)303系のガバって結構あるんだよね。まぁそんなに多くないけど(笑)

 

まぁそんな感じであれだ、MIDIの鳴り方気になるわ。明日変換プラグが届くはずなんで。あと無理だろうけどバッテリーから出てるUSBのMicroBのやつからUSBからMIDIに変換できるケーブルを繋いだらどうなるのか?ってやってみたいんだよね。まぁ電源供給とOSアップグレード用らしいんだけどでもまぁあんま機械関係分からんけどOSアップグレードできるならなんかMIDIいけそうじゃない?

 

あとまぁスライドとかアクセントがどうなるかだなぁ。待ってると長いんだよな。早くやりたいわ。

 

んじゃまた。