ギター録音してみたよ。その2。

ギターまたやってみたけど、結構音は近くなったと思うんだけど、なんつーか弾いてていかに無我で弾けるか?みたいなのって結構ムズイんだよねってことに気がついた。それこそデレク・ベイリーがやってたようなnon-idiomaticな感じってやっぱベイリーぐらい弾けないとできないんだなってのはなんつーか自分が弾いてみてよく分かるね。


聞くだけだとアートのもベイリーのも誰でもできそうなめちゃめちゃやってる演奏にしか聞こえないんだけど、んでもやってみると彼らの凄さってのがよく分かるんだよね。いや、凄さっつーと変か。所謂、めちゃめちゃ感ってめちゃめちゃやってるだけじゃ出ないんだよね。それはまぁ俺が昔ノイズ発してたからよく分かるけど。


アートがベイリーに影響を受けたかは分からないけど、俺の中では確実にこの二人って繋がってるな。まぁ音楽史的にも繋がってるだろうけどね。で、アートの場合、あれでAmbitious Loversみたいなメジャー路線とかやっちゃうのがいいんだよね。曲はブラジルとかニューウェイヴだったりするんだけど、アートのパートは例の掻きむしりギターなんだけど、でも凄く音楽的なんだよね。それこそまぁ本人が認識してるようなパーカッション的な使い方っつーか、だからまぁリズムに合ってるんだよね。だからかっこよく聞こえる。逆にリズムもテクも無いようなやつっていくらデカい音出してもつまらないからね。まぁ俺もテクは無いけども、んでもまぁつまらない感じにしたくないなって色々思考錯誤してるんだけどね。


アートの音を軸にもっとハーシュっぽくしつつ、ガーッっとならない程度のキレで、んでベイリー的な無我的な演奏っつーかなんつーか、一気にギターでやりたいことのハードルが上がりましたねっていう。そんな感じでまぁ凄く楽しいわけですけども、あれからまたいくつか録音したやつがあるからアップしたんで聞いてみてっつーか相変わらず爆音だから日本人好きのする自己責任で聞いてほしいのと、あと音量とかバラバラだからそれにも気をつけてほしいかな。やたらデカイやつとかあるから。で、俺的にはTake 9が一番良かったなって思うんだけど、これは所謂プリペアドね。本の帯をギターの弦に巻き付けてやっとります。


まぁ今日はそんな感じで。


http://mushroom.cage.to/mix/k-on!_4.mp3


http://mushroom.cage.to/mix/k-on!_5.mp3


http://mushroom.cage.to/mix/k-on!_6.mp3


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http://mushroom.cage.to/mix/k-on!_9.mp3