地獄からのメール。

mimisemi2009-08-23

ある人からのメール。

やっぱりネチネチと根に持ってたんだー 
まぁ、、、温室は居心地良いから。その中は幸せだと思うよ。

じゃあね!


もう悪魔としかいいようがない。寝起きでメールチェックしたらこれだもんな。この人からのメールは受信拒否にしてたんだけど、違うメアドでわざわざメールを出してくるあたり、もう人間性がどうしようもないと思ったね。そんなような人だと思って失望してたんだけど、こういう嫌がらせをやってくるあたり、もう末人もいいところだなと。嫌な人からのメールは開かないのが一番だね。でも今更メールをしてくるということは恐らく俺の実名なんかで検索してブログを読んだんだろうな。そこで彼女の末人性についての文章を読んで頭に来たんだろう。いや、事実しか書いてないんだけどさ。「根に持ってたんだー」っていうその根に持つと彼女が考えたことってのは俺の文章でしょ?恐らく。それぐらいしか思い当たらないもんね。ってことは・・・・やっぱり検索かなんかで飛んできたんだ・・・・。


怖いよね。わざわざ検索してブログまで飛んでくるなんて・・・・。そこで思ったのが実名でブログをやるということのリスクね。前はさ、どんな言説であれそれに責任を負うために実名でやれみたいなこと書いてたじゃん?でもさ、俺って会社勤めとかしたことないから分からんけどさ、例えば同僚とか上司に実名でググられてさ、「映画批評とかやってんだ」とかさ、特にキャリさんみたいな嫌な人にネチネチ言われたらたまらないよね。ダメ出しされるとかさ、文句しか言ってこないみたいな。だったら読むなよって話なんだけど、でもなんつーかそうやってそれこそ「ネチネチ」と攻撃するのが好きな人っているじゃん?そういう人にブログを見られたらたまらんなというのはあるよね。


いや、今回は怖さを感じたね。いや、前のルームメイトにしても仮に前のルームメイトが俺の名前で検索してブログにたどり着いて色々と読んだら「あいつあんなこと考えてやがったのか」って思ったりするだろうなっつーか、そのわざわざ仲が良いわけでもない人間のブログを読む気が知れないんだけどさ、でもあえてそういうのを読んで攻撃したいやつっているんだよね。そう思うと怖いなと。もちろん本名は出してないしさ、本名が分かるような形で色々書いてはいないから、言うなればさ、そこはあれじゃない?2ちゃんとかで匿名で「こういう人がいたんだけど」って書いてるのと同じレベルじゃん?誰かのルームメイトなり友人にこういうやつがいて、んで本名でブログをやることがちょっと怖くなったっつーか、リアル社会で嫌な関わりがあったやつとかに見られたりする可能性が無いわけでもないんだなってことじゃん?まぁ俺の場合、手遅れだし、別に実名でやることにアレは無いんだけどね。実名でやってないけど何回か実名は曝してるし、マイナーだけどSMKとか円波なんかの活動で実名って出てるじゃん?まぁ活動ってほどのものではなかったにせよ、知りたかろうがそうじゃなかろうがデフォルトで本名は出てるじゃん?まぁだからどの道いいんだけどね。


ただまぁ本名が表示されてはいないからパッと見で分からないってのはあるよね。だからまぁ俺の実名をたぐり寄せるのには色々とディグする必要があるってことなんだけど、思うにさ、そういうことをやる必要がある人間って俺の生活圏で関わりがある人間に限るよね。仮にさ、ここで書き込みをしてくれる人とかさ、読者なんかが俺の名前を知ったところで前にアマゾンのエントリーで書いたようにさ、元々知らない人の名前がハンドルネームだろうが実名だろうが変わりないじゃん?でもさ、逆に俺の知り合いで、ただウォール伝の存在については知らないって人が仮になんかの拍子に俺の名前で検索してブログに行き着いたとするじゃん?そうするとさ、逆のことが起きるよね。ようは「こんなことを考えてる人だとは思わなかった!」っつーさ、ブログから生活圏の俺への影響っつーかまぁ内面を生活圏でブログによって曝すことになるんだよね。それはブログレベルでやってるから曝せることもあるんだけど、逆にブログから生活圏への晒しの流れっつーのも無くはないよね。まぁ考えりゃ分かる事だけどさ、そもそも俺の名前とかでいちいち検索するような輩はいないだろうって思ってたし、元々知り合いそんな多くないし、少なくとも友人ぐらいのレベルではみんなウォール伝の存在は知ってるんだよね。それは耳ラボの頃から知ってる人が多いからさ、何を書こうが彼らにとっては俺は俺なんだけど、割と新規の知り合いの人の場合、今回みたいなことが起きるんだなと思ってちょっとゲンナリしたかな。


怖いっつーよりは気持ち悪いのね。一方的に罵詈雑言吐いて俺の前から去っていったような人間のカスが、わざわざ俺のブログを読んでメールを送ってくるっつーのがすでに気持ち悪いわけよ。メアド変えるって手もあるかな。変えようかな。メアド。もう本当に気持ち悪くてしょうがないんだよね。メール受信拒否っつってもさ、今回みたいな手の混んだ方法でさ、携帯メールだとかなんだとか受信拒否になってないやつから送ってくるってことはいくらでも可能じゃん?俺に何かを言うためだけにメールのアカウント作って言うみたいなさ、そんなストーカー紛いのことも出来るもんね。「そこまでやらんだろう」って思ってたし、やるやついないだろうって思ってたけど、今回の件でちょっと考えが変わったね。ホント、世の中には人知を越えた悪魔みたいな魂を持った人間がいるわけでさ、で、なぜか彼らはピュアな人間達が嫌いなんだよね。今回の温室騒ぎじゃないけどさ、何か言いたがるんだよね。俺が言っていることがただの妄想じゃないのは分かるでしょ?マジでこういうこと言う人がいるんだって。


昨日のエントリーにもあるようにさ、大変なんだよね。なのに温室とか抜かしてくるやつがいるんだよね。ミクロはマクロでマクロはミクロじゃないけどさ、こういう人間が所謂、パンピーの中にいるとすればさ、こういう人間は少なくとももっといるってことだよね。それは例えばさ、俺がこういう関係でビザの問題があって出入国しなきゃいけませんっつーことがあるとすればさ、それって俺だけに起こるような例外的な事柄じゃなくてさ、俺に起こってるってことは少なくとも同じようなことが起こってる留学生ってのが結構いるはずなんだよねとかって思ってたらこないだオフィスにいったらたまたまそういう状況になってた留学生2人がスコットと話しててさ、で、俺はたまたまだっつーんでまぁスコットから「問題なかっただろ?」とか言われてね、ようは彼も同じような状況だったんだよっつーのを説明してたんだけど、なんつーのかな?あれだよね。固有のことなんて滅多にないんだよね。


色々な状況と環境でこうなったってようなさ、それってまぁ複合的な諸要素が絡まって出てきた所産でさ、それプラスその人の実存とかキャラクターが混ざってるんでややこしいんだけど、んでもさ、そういう複合的な中にしても結局は起こることって他でも起こってる可能性はあるんだよね。どうもさ、「はぁーなんで俺だけこうなんだろう?」って考えがちだけど、実際は所謂、貴族とか億万長者とかでもなんでもないようなふつーの人間の身に起こることなんて他にも似たような事例はいっぱいあるってことなんだよね。それがまぁミクロはマクロなんだけど、キャリさんで言えばこの人もミクロはマクロでさ、俺みたいなタイプの人間に対して放っておけばいいのに縁を切った後もなぜか気になるっつーんでメールを送ってくるような人間ってのは恐らく結構いるんだろうなって思うよね。所謂、behavior的な観点から見るとさ、ああいうレベルの外道が外道的な行いを罪の無い人間にただ嫌がらせをしたいというだけでやってくるっていうことがいくらでもあるってことなんだけど、俺の社会恐怖ってこういうところもあるんだよね。


世の中って嫌なやつが多過ぎるんだよね。それは日本に帰ったときでもさ、ユニオンのジャズ館とかアバンギャルド感で嫌な感じの店員に会ってえらく落ち込んだって書いたけど、外に出るとさ、いいことだけじゃないどころか嫌なことのほうが多いじゃん?まぁまたキャリさんみたいなのがさ「大人になりなさい」とか「甘えるな」とかって言うんだろうけど、こういうやつらっててめぇーが嫌なやつの一員だからこういうことが言えるんだよね。楽な事だけじゃないとかえらそうな口を叩く割に、実際は自分が嫌がらせとかをする方に回ってるんで、ようは社会恐怖をナイーヴなやつらに与える側なんだよね。だから既得権益を持った政治家みたいにさ、現状の政治とかをいくらでも肯定できるわけ。ようは自分がいる政党とかでさ、自分は少なくとも問題が無いとかだったら変革とかなんて求めないじゃん?でもまぁ国民が求めるとなるとそれには抗えないんだけど、まぁ政治の話はともかくとしてさ、大抵はまぁ嫌な方に回ってる側が現状の社会を肯定したりさ、「これが現実なんだ」みたいな言い方をする傾向があるんだよね。自分たちは嫌なやつらが跋扈する社会で百戦錬磨でやってきてさ、んでまぁ元々性根が腐ってたのか腐っちゃったのか知らんけど、自分たちが黒いってことをなぜか勲章みたいに言うんだよね。綺麗ごとだけじゃやっていけないから黒くなるしかないみたいなことを諭したような言い方で言うんだけど、相当アホだよね。社会に出て黒くなることが一人前になる条件だとかって勘違いしてんのね。本当にアホだしこういうのは害悪だとしかいいようがないよね。


こういうのが社会の中核にいたりすると新しく来る人間達が迷惑するんだよね。ようはナイーヴな新人とかがこういう人間にいじめられるじゃん?で、やっていけるやつらってことになるとこういう黒い人間達におべっかを使うとかさ、迎合するとか逆らわないみたいなさ、そういうやつに限られたりするんで、ようは結果的に体制っつーか既存のシステムなりなんなりの温存にしかならないんだよね。変わらないっつーかなんつーか新たな人員も迎合したり逆らわないでやっていったり黒く染まっていくやつらだけがやっていけたりするとそれはもう体制の温存じゃん?世代交代っつっても上の世代と似たような価値観を持ったやつらが保守的にやっていくってことしかなくなるとさ、それは世代交代っつーよりかはまぁ人員交替でさ、ジェネレーションが変わって新たなジェネレーションがシステムを担うみたいな割と希望がありそうなビジョンが一気に壊されるよね。


今回のキャリさんみたいな人が社会に跋扈していると本当に迷惑なことが多いと思う。なぜかこういう人達って会社でやっていけたりさ、仕事ができる人だったりするんだけど、それってのがようはやり手というよりかは単純に嫌なやつってところが大きいんだよね。ようは嫌がらせとかさ、人を蹴落とすとかさ、非道なことも出来るってことでたいした実力とかじゃなくても、こういう猪口才な手法でやってきている可能性があるんだよね。少なくともうちの親父の話とか聞いてると大体中途半端な会社で業績あげたり仕事ができるって言われてる人達ってこういうタイプなんだよね。本当に凄い企業になると別だから企業全般がそうだとは言わないけどね。


こういう人間が多いおかげで新たな世代の社会進出が難しくなるっつーかさ、トミーズの雅じゃないほうとかもそうじゃん?って例えが変かもしれないけど、芸人とかの世界でも嫌な先輩芸人から嫌がらせを受けてる後輩芸人とかって多そうだよね。一説によれば中川家のお兄ちゃんがパニック障害になったり鬱になったりしたのはトミーズの雅じゃないほうのいじめのせいだって話もあるしさ、これをまぁキャリさんに当てはめると俺が仮にキャリさんみたいな人を上司に持ってたとするじゃない?で、必要性があって、僕にはこういう精神的な疾患がありますって説明したところで「甘えるな」とか言われてさ、会社でも常にネチネチと色々と言われるとかっていうのが続いたらさ、元々精神的に丈夫じゃない俺は完全に崩壊するよね。そういうのも悟りを開いていれば全部受け流せるってことじゃなくてさ、まぁそうなのかもしれないけど、やっぱ嫌なもんだよ。嫌な事を言われるっていうのは。そういう意味でいえばうちの親父は会社でずーっとそんな感じだったらしいからね。キャリさんのような悪いタイプの人間に迎合したくないっていう強い意志があるし、それは俺もそうだから凄く分かるんだけどさ、だからその結果、黒い人間共に支配されてるような会社だと孤立しちゃうんだよね。で、いじめられたりすると。なんて不健全な社会なんだろうなって思うよね。ピュアで正義感のある人間がまともにやってけないっつーか「なに甘ったれたこと言ってんの?」とかって言われるってどうなのよ?って話だよね。


ウォール伝って前に比べて割とアクセス数多いしさ、読んでくれてる人結構いるじゃん?だからこそこういう人間の生態を曝すってことは非常に有意義なことだと思うんだよね。そうだと思ってメールも曝したのね。それは俺が一方的に反論というかさ、「こいつは最悪だ!」みたいなことを多くの人に伝えたいってことじゃなくて、こういう人がいて困る人間がいっぱいいるんだっつーのを伝えたいっつーのはあるし、仮にそういうので悩んでる人がいたらさ、少なくともそれは相手が明らかにドス黒い人間のクズなわけで、自分を責めたりする必要は無いんだよってことを本当に伝えたいよね。ようはキャリさんというドス黒い人間の標本をここに飾る事で、その生態系を客観的に分析しつつ、いかにこういう人間が社会に多くて、んで幅を利かせてるか?ってことを分析っつーと大げさだけど、でもまぁいるよねっつーのをさ、データとして置けることに凄く価値を見いだせるよね。俺はダメージを受けた人間だけど、こういう人間がいてこんなメールを今更送ってきやがったっつー事実は人間標本というか事柄標本になるんだよね。俺はこれだけ大変な思いをしてやっているのにさ、こんな心ないことを言う人間がいるんだっつーのが分かるしさ、そういう事実を自明なこととして認識してるほうがいいと思うんだよね。


いや、俺がそこでアンガージュマン的に立ち上がろうって話ではないんだけど、少なくともさ、精神を病んでるっつーか明らかに疾患がある人間に対して「それは甘えだ」とかさ、わざわざ今回みたいなメールを送ってきてまで何かを言ってくるっていう人がいるのが実は大問題なんだよってことを提起したいんだよね。これはメンヘラー達に内在された問題ではなく、外在的な要素も多くあるんだよってことなんだよね。まぁテレビの特集とかで散々やられているかもしれないけど、メンヘラー達が酷くなる一例としてはやっぱさ、バイト先でも就職先でも先輩とか上司に心ないことを言われて、んでそれが傷になっちゃってソーシャルフォビアみたいになるっつーのがマジであるし、これってのがかなり問題なんだよね。例えばさ、張り切って社会に出たら会社で暴力を受けて体中痣だらけになりましたってなったらそれって社会問題じゃん?でもなぜか言葉の暴力ってさ、まぁ痣とかの物的証拠が無いっつーのがあるにしても半ば容認されてるんだよね。鬱とかがあるって言ってる人にこういうことを言っちゃいけないっつーのがあるにせよ、んでもそいつのイデオロギーで「俺もああいう人間達はただ甘えてるだけだと思う」って考えたりするやつが同調したりするじゃん?ようはそいつが直接的にその人に嫌なことを言うっていう当人じゃないにしても、そういうイデオロギーがあると止めたりしないし、同調したりするんだよね。で、会社とかにこういう理解の無い人間が多くなるとさ、精神病っつーか鬱とかパニック発作持ってる人が社会でやっていけなくなるじゃん?


今回のキャリさんみたいなさ、「んなもんあるわけない。ただの甘えだ」みたいに考える人のみが社会でやっていけるっつーかアクセプタンスを受けるとしたら社会ってのがそういう人達だけで回ることになるじゃん?だとしたらさ、もはやマイノリティとは言えないメンヘラー達はどうすりゃいいの?って話だよね。そういう人間が跋扈しているからそういう人間がいないところを探すってことが大変だったりするわけよ。「もしかしたらまたキャリさんみたいな人間がいるかもしれない」って考えた時にもうすげー恐怖があるわけ。人付き合いも怖くなるし、社会進出なんてもってのほかになるよね。それは自己防衛という意味から生存的な本能で引き蘢りみたいなのが防衛本能として顕在化しちゃうわけよ。社会でやってかなきゃいけないんだけど、過去の経験にしても、そういう人間が少なくないという事実からしても社会に出るのが怖くなるのは当然なんだよね。昔の人に言わせればさ、食うために必死だったからそんなこと言ってる暇はなかったってことになるのかもしれないけど、んでもさ、まぁ繊細さってのはある程度プロテクトされてきた家庭環境から生まれてくるっていうのはあるかもしれないよ。所謂、壊れやすさみたいなのはある程度プロテクトされた環境によって生み出されるという可能性はある。にしてもそういう子供達というか若者が増えているのは事実でさ、だったらみんなストリート的な育ち方をしてワイルドに生きろってことにはならないじゃん?


ある程度の経済的な成長で所謂、ストリートでやっていかなくても育っていけるって人達が増えたわけでさ、そのまぁ所産としての繊細組とまでは言わないけど、でもやっぱ壊れやすい人間ってのは増えたわけよ。過保護がいけないとかじゃなくてさ、それは育て方っつーよりかは生得的にある繊細さとかがさ、ある程度の中流的な生活の中でより鋭くなるってことなんだよね。部落みたいなところで育ったらそういうのを捨ててワイルドに生きるしかないのかもしれないけど、そういうレベルの暮らしをしてない人達が増えたのも事実なんであってさ、だからなんつーか戦後は大変だったみたいな言い方ってお門違いもいいところなんだよね。昔は食うためだけに大変で腐った米とかを水で洗って食べていたとかさ、そういう話をされてもしょうがないんだよね。腐った米を食べる必要がないからキャリさんみたいな人間に会うのが怖くて社会に出られないなんて甘えたことを言ってられるんだっつー話は繋がってるようで繋がってないのね。腐った米を食べるしか無いという貧困と、先進国の中流で育った精神的に柔な人間がそういう人間に会ったりして嫌なことを言われたりするのが怖いっていう実存的問題は全然関係ないのね。


そこで乱暴に徴兵制をひいてさ、柔な人間達を鍛え直すみたいなバカ右翼的な発想あるじゃない?これもまぁあれね、腐った米系の議論と一緒ね。全然彼らの実存のところに問題がフォーカスしてない戸塚ヨットスクールみたいな考え方だよね。じゃあさ、まぁ一気に話を飛ばすけどさ、やっぱそういう人間達に対するケアってやってかなきゃいけないよね。でも一気に社会保障を充実させろとは言わないよ。それ以前に出来ることは理解だよね。「温室」みたいな暴言を吐かないというさ、柔な人間の内面を自衛隊とかで強化するということではなくてさ、「温室」とかって言うような人間の内面を教化する必要があるわけ。あんたらは凄まじい言葉の暴力を発しているんだよっていうことにもっと自覚的でいさせる社会っつーのかな?そんなこと許されません!っつーさ、実体のない概念としてのポリティカルコレクトネスみたいなのをコモンセンスとしていきましょうっつーのはようはレイシズムがいけません!っていうことと一緒じゃん?


それでもまだアメリカにはレイシストは多いけど、でもまぁメンヘラーとかに甘えだとか温室だとかっていうキャリさんのような連中ってのも実際は社会から疎まれなきゃいけないような存在なんだよね。ようはレイシズムを公言してるわけじゃん?「黒人は怠惰だからダメだ」とか「あいつらはすぐ暴力事件を起こす」とかさ、ロードアイランドのホストファミリーのレッドネックの爺さんが言ってたことだけどさ、これって好ましくない発言じゃん?それでもその人の意見を貫徹するというのまでは口出しできないけど、でも好ましくない考え方だという一般常識はあるじゃない?レイシズムってやっぱ当然良くないよね?


それと同じ事がさ、パニック発作とか鬱とかを持ってる人達を一緒くたに「怠け者だ」とか「甘えん坊だ」とかってレッテルを貼る人達に言えるんだよね。ただの無知による暴言なんだけど、それが暴言なんだって彼らは理解してないし、それに対する社会的制裁が無いのが問題だと思うね。それが相当にアウトな発言でそんなこと言おうものなら誰も口をきいてくれなくなるみたいな現状が無いじゃん?で、なぜかそういう意見がアリな意見として通ってたりするじゃん?で、そういうのが通ってるのが現状の理解の無い社会だったりするわけ。キャリさんみたいな連中で汚染されてる社会にメンヘラー達が入る余地はないというのはまさしくそういうことね。つまりはあれだ「白人以外入社出来ません」って言ってるのと同じ事だよね。鬱とかパニック発作みたいな仮病を使う人間は会社は必要としませんってことじゃん?これは凄まじい排除だし生政治的な暴力だよね。で、そういった暴力的な思想をさ、言論の自由の名の下に容認するっていう姿勢がね、あるとすればそりゃやっぱダメだと思うわけ。レイシズムって思想じゃないじゃん?もうダメな思想じゃん?俺らのことを「温室人間」呼ばわりする連中のイデオロギーもそれは暴力的なものであって容認されてはいけないし、弾圧されなければいけないアウトな思想なんだよね。


だってさ、ナチスの思想とかやっぱダメじゃん?強い国家社会主義国とかっていう話なら別だけど、ホロコーストとかどう足掻いても肯定できないしアウトじゃん?それでもヒトラー閣下万歳!っていうネオナチ共がいるのは分かるけど、でもまぁそういうのはもうさ、アウトサイダーと看做されるしさ、好ましくない思想を持った連中だって社会から思われて相手にされないじゃん?相手にされるべきではないよね?でもなんかさ、キャリさんのようなメンヘラーのことを仮病扱いするイデオロギーって一定のプレゼンスがあるよね。それはアメリカみたいにさ、そういう人間達にもオープンポリシーを仮に建前だけでも設けてるならまだいいよ。そういう制度について人々がどう考えようがそれはもう制定されたものだからメンヘラー達はそういう制度を使う権利があると基盤ね。そういう中で「んでもあいつらズルいよな」って考えるような人達がいてもいいけど、でもさ、アメリカってやっぱそういう姿勢っつーかメンヘラー達には適切なケアをするってバックグランドがある社会だとさ、前に書いたようにこういうのがエートス化するんだよね。それが社会慣習化するっつーかさ、そういう人達がいて大変な思いをしてますっつーのがある程度常識になるから、そういう常識がある中だと理解しない人達がさ、アウトな人達って看做されるようになるんだよね。いや、アメリカがそうはまではいわないけど、でも制度とか出版物とか学校とかでのメンタルケアの設備とか見てるとやっぱ理解あるなって思うんだよね。「そんなもん無い」なんて言えない雰囲気がある。


つまりはさ、「かたわなら死ね」「みみつんぼなら邪魔だから死ね」「めくらだったら人様に迷惑をかけるから死ね」って言えない雰囲気だよね。今書いた3っつって相当アウトなことじゃん?素でそれをオピニオンとして言っちゃったらもう友達いなくなるじゃん?っつーかまぁ友達がいなくなるぐらいがちょうどいいよね。でもなぜかメンヘラー達にたいしての暴言はある程度許されてるんだよねっつーかさ、ある程度のイデオロギーっつーかオピニオンとして一定のプレゼンスがあるんだよね。それが困ったもんだと思うわけ。


そういったさ、めくら・みみつんぼ・かたわを排除する社会って良くないじゃん?メンヘラー然りなのにさ、キャリさん的な考え方ってあるんだよね。まぁもうああいうババア世代の人間に理解を促そうとしてももう無理というのはあるのかもしれない。めくらはみっともないとされていた時代に育ってきた人の考え方を変えるのは容易ではないのと一緒で、メンタルヘルスってのにたいして意識的じゃなかった世代にそういう慣習を教えさせようとしても無理なのかもしれないね。だとしたらさ、少なくともまぁロスジェネ世代かちょっと上の世代あたりはさ、それこそ鬱からの自殺とかいじめからの自殺とかさ、精神的なものによるストレスやらなにやらの自殺とかを散々見てきてる世代だからやっぱそういうのは常識として受け止めないといけないよね。ようはメンヘラー達に理解を示す態度だよね。「温室人間」なんて言わないっていう態度だよね。


こういう態度がデフォルト化すればいかに社会に跋扈しているキャリさんみたいな人間共が社会を悪くしているかっつーのがよく分かるようになるじゃん?そうなるとさ、そんな人間に迎合したりそんな人間におべっか使うなんてことをしなくなるじゃん?社会的な付き合いがあるからやってかなきゃいけないにしてもさ、軽蔑しながらってことになるよね。そういう人間のことは認めちゃいけないし、そんな意見を持ってるなんてアウトだっていう風にならないとメンヘラー達に優しい社会は訪れないと思うね。それはメンヘラー達が半ばフリーライダー的に色々な制度を利用して易しく世の中を渡っていける社会ということではないんだよ。そうではなくて、メンヘラー達もdecentな感覚で社会でやっていけるという広いアクセプタンスと理解がある社会ね。それが必要なの。


長くなったから分けるね。


Eccentrics: A Study of Sanity and Strangeness (Kodansha Globe)

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