文学三昧な日々。その13。

失われた時を求めての文字数960万9000文字なんだそうで、何を思ったのが400万字だと思ってた俺の心が完全に折れましたね・・・(笑)別にギネス認定されるために書こうと思ったわけじゃないんだけど、スケール感が二倍どころの話じゃないっていうね。400万字でも正直、無理ゲーなのに960って書くの面倒だから1000万字ってことにするか。1000万字目標!っつってやると「今日の文字数は・・・」みたいな書いた文字数を数えてこのペースならあと何日かかる・・・とかってなるから、なんかさ、目的が文字を埋めるだけになっちゃうんだよね。そうならないためにはプルースト尺を諦めた方がいいってことだ(笑)

 

プルーストスタイルでいこう!ってのはあるけど「これ」って決めるとネタが尽きるのが早いから、手当たり次第、流行作家とかラノベとか売れてる作家とか売れてない作家とかマイナー作家とか前衛作家とかポストモダン作家とか誰でもいいから使えそうだと思った文体を真似るなりコピーするなりね、あと方法論そのまま使うとかね、あ、ただあれだ、NGなのはあれ、例えば青木淳悟がなんかのとりとめもないメモをベースに小説と書いたとか交換留学生日誌をベースにして小説を書いたっていう、根幹の方法論の部分ね。そこマネするってのが本当のパクりなんだよね。いや、それをやってる輩がいかにいいことか?ってことなんだけどね。

 

作曲家の話でいつもするじゃないですか?サンプリングならいいけど、あたかも自分のもののようにして他人の方法論を盗むとか形では全く別のものになってるけどアイデアをそのままパクるってのが本当の盗作なんですよね。これはアカンよね。あとまぁ単純に自分の首を絞めることになるじゃん?プルースト風に書いたのだろうなとかフィネガンズウェイクを真似したんだろうなってのが部分的にあるならともかく、全体的にベケット風だとか、ピンチョン風のポストモダン文学の典型みたいなものとか、唐突なコラージュのバロウズ風だとかってことになると、マジで書く意味ないからね。

 

そこは模倣しつつ常に自分のスタイルを確立するってことが重要なんであってさ、真似したら終わりだよね。素材として使うとかコピーするとかサンプリング的な意味で真似するのは全然いいのよ。村上春樹を素材にするにしても、村上春樹みたいな話を書いたら終わりだよね。そんなのやってる意味ない。

 

ただまぁプルーストの件がショックで落ち込んでるんですよね。1000万字は無理だなっていうね、あとそれを目標にしちゃうと文字稼ぎを絶対やっちゃうからアカンし、長い目で見て10年とかのスパンで考えるってのもアリなんだろうけど、でもそれだったら納得がいくまで書いてっていうルールでいいんじゃねーかって気がしてきたよ。

 

で、あとまぁその後を一切考えずにその一作で燃え尽きるぐらいの全身全霊のを書くってことだよね。燃え尽きていいなら出し惜しみするネタなんてないわけでさ、なんかでもプルーストの件もそうだし、結構かれこれ二か月半ぐらい経ってる気がするけど、書くのが当たり前になってくると、いつものアレだけど「新しいことに取り組んでいるんだ!」っていう喜びが無くなってくるよね。だんだんと馴染んでくる。

 

そこで飽きるか飽きないか?だけど、俺に他の表現とかやってて面白いことって残されてないし、あるとすればゲームか買い物か映画鑑賞でひたすら消費者に回ることだから、まぁそれも限界あるからね。まぁでもやりつくすってことは重要なんですよ。いつも書くけど。だからせっかく見つけた小説という生きていく術を、ちょっと落ち込んだとか慣れちゃって書けるのはいいんだけど初期ほどの楽しさが無くなったってことで捨てたら終わりですよね。でもまぁ捨てるほどのものがないんだよ。他無いから。くっそつまんねーから生活が。

 

だから小説には小説の神から見放されてもしがみつこうと思ってる。こんなに数か月もハマれるのはエルデンリング並のゲームしかないわけで、あんなゲーム5年に一個あればいいぐらいのもんだから、それだったらゲームのリリースを待たなくても自分でハマれることを毎日やったほうがいいよね。

 

書けてたらとりあえずいい。あとアイデアが浮かんでコピーでもコピーを選ぶってのはサンプリングっつー創作行為なので、創作行為が生活の中にあって大部分を占めてればそれでいいにしよう。質がどうのとかそんなこと気にしてたら自己嫌悪に陥るだけだし、仮に上手くなってきたらそんなのどんどん増えるでしょ。実際、書き始めの頃のところって今ほとんど消しちゃったからね。10万字ぐらいはそれで飛んだから、一気に文字数減った・・・ってことでへこんでるのもばかばかしいから、プルーストのことは忘れようと(笑)

 

むしろ俺はプルーストの生まれ変わりだ!ぐらいに勘違いしてた方がやりやすいと思うわ。だから作家ってやっぱ「俺は天才だ!」みたいな勘違いが無いと続かないよね。それで夢追い人で終わるもよし、投稿サイトに投稿してぼろくそ言われるのもよし(笑)俺の夢は鈍器になるような本を制作することなんですってとりあえずそれでいいかな。1000万字は無理だから。ハードカバーで後頭部殴ったら人を殺せるような重さの本がいいね。ダクソで言うと筋力15ぐらい必要な感じね。

 

ただ今みたいに大幅に削除するところが増えてアプデがしょっちゅうあるから、やっぱちょっと連載は無理臭いな。せっかく耳蝉文庫!とかって言ってたのに、永遠に終わらなさそうだし、内容が変わったりアプデするから、連載形式でアップロードするのは当分無理そうなんだよね。完全にこの場所はこれで完成!ってところがあればまだいいんだけど、全部途中だからね。

 

あとあれ、BL系で普通の漫画の場合、抜くこともあるお姉ショタ系って小説でもあるんだよね。当たり前か。BLは「へぇー参考になるなぁー。ここいいなぁー。コピーしよう」とかってなるけどお姉ショタの場合、普通に興奮するから、やっぱ俺ってショタ好きだよなって思うんだよね。AVとかですら興奮するのが大変なのにショタだと興奮するってやっぱ俺は少年愛者なんだろうな(笑)

 

でもまぁ文学者とか芸術家でゲイとか少年愛者多いから、やっぱ俺にはその素質はあるな。躁鬱だし。ステータスは揃ってる。あとは飽きないで煩雑な作業にも取り組むことだ。でもこれは昔の俺にとっては不可能だったけど、今の俺にとっては楽だね。しつこいようだけど他にやりたいことがないから(笑)やりたいことがなくなったら日常の空虚感に苛まれて精神的に死ぬだけだからさ。書けることに感謝しなきゃ。おねショタ系ってでも圧倒的に部数が多いBLに比べると少ないから探すのが大変だわ。よさそうなやつは全部ほしいんだけどな。腐女子の知り合いとかいないからな(笑)

 

まぁそんな感じで今日はこの辺で。

 

んじゃまた。