内家拳徒然。2。その3。

 忘れてたけど続きを貼るわ。

 

ボダランの2だったかでブリックとモーデカイの強制会話イベントじゃない立ち会話でこんなのがあったよね。「おい。モーデカイ。お前はなんであんなに離れたところから銃を撃つ必要があるんだ?直接殴った方が早いだろう」「いや、そういう単純なことじゃなくて・・・遠くから撃つのはそれなりの理由があるんだ」みたいなやりとりがあるんだけど(笑)

 

そりゃブリックからしてみればましてやゾーン状態に入れば銃で撃たれても簡単に死なないぐらいタフになる上に殴ったら敵が爆発して千切れるとかってレベルだからスナイパーやる必要ないよねっていう(笑)まぁ別に近距離弱いからスナイパーやるって話でもなくてまぁ戦術的な話なんだけどでもまぁ言いたいことはこれよね。ブリックがスナイパーやるよりかは近接で殴った方がいいっていう(笑)

 

やっぱりまぁ世界中で偽カンフー道場が乱立するのはそれだけ中国とかのカンフーキャンペーンが成功してるってことだよね。キャンペーンが成功した結果、実際に聖地を見てみたい!っつって中国に来る人もいるしっつってもまぁイップマンは香港だけど、まぁそれはともかく金になりますよね。

 

あととりわけ西洋人は東洋の神秘とかを幻想化しやすいよね。同じ東洋人の日本人ですらも中国拳法っていうとミステリアスな雰囲気を感じるのに西洋人にしたらミステリアスどころかミステリーそのものだろうっていうね、まぁそれは意図的な中国のカンフーキャンペーンもあれば映画の影響とか格ゲーに出てくる中国拳法とかもあるよね。鉄拳7の新キャラで強すぎるって言われてるリロイ・スミスなんかは恐らくあそこまで劇中のドニー・イェンの動きを取り入れた詠春を使うキャラなんていなかっただろうから詠春ブームにさらに火を注ぐ感じになるよね。

 

まぁだからうちの先生が言うのはそれこそ何々拳法の起源とかにしてもそこが起源だとされたほうが都合の良い人たちがいっぱいいる結果、調査団とかに大金渡してそこが起源だと認めさせるとか(笑)ほとんど政治なんだよね。まぁそれ言い出すと資本主義下での必要のない武術なんて金が中心に回るのが目に見えてるよね。陰陽ではなく金ね(笑)

 

なんたら四天王とかって言われてる大御所ですらも型は正しいかもしれないけど組手をやってるか?っていうとなんたら協会だの色んな団代のお偉いさんになってるからやってることがほとんどそういう金儲けの仕事ばっかでめっちゃ修行してた時代もあったかもしれないけど大御所になって踏ん反り返ってる今ではうんちくが大半を占める本を書きながら(笑)団体関連とか政治関係の仕事をしたほうが金になるからそっちやってるだろうっていうことになっちゃうよね。

 

だから無名でも滅多にいないかもしれないけど毎日訓練して稽古をしてるって人のほうが実際は上手いのかもしれないよね。実力があるから有名・・・というわけではないのは別に武術に限ったことではないよね。もちろん有名になったきっかけは実力があったからなんだけど有名になってからも修行は続くわけで、でもそこで金儲けばかりやってたら修行もクソも無いだろうっつー話なんだよね。

 

 

って感じで適当に切ってたら話がもう終わったでござる(笑)

 

ってことで続きっつーか最近の雑感を書くとあれなんだよね、道場に行く日が楽しすぎてそれ以外が相対的につまらなく感じるってことなんだけど武術にしても格闘技にしても以上にハマる人ってのはこのハイな状態の中毒になってるんだと思うよね。俺はまぁハイな状態と知的好奇心が満たされる感じにハマってるんだけどなかなか日常生活で得られない感じだよね。これは。

 

なんか体を動かして気持ちいいってのとはまた違うんだよな。実際派手な運動はほとんどしてないからね。でもまぁあれだわ、武術ってのは基本大人数には教えられないんだなってのを思ったんだよね。って先生が言ってたっていうとちょっとアレなんで(笑)まぁ前にも書いたかもしれんけどエンジョイ勢の武術が流行るっていうか例えば欧米でイップマン効果で詠春拳が流行るっつってもあれって色んな中国武術の基本が詰め込んであって厳密にやっていくと超地味な訓練でなおかつ楽ではないものを何か月もかけてやるってことになるからマジでやってたら生徒集まらないはずなんだよね(笑)

 

あとは詠春拳という名前で人は集まっても生徒がつまらなく感じてやめちゃうっていう感じになると思うのね。俺は逆にその華やかさとは対極的なガチが故の地味さを求めてたからストライクゾーンなんだけど例えば連環直拳なんかにしてもエクササイズとして手をクルクル回すってのはアリかもしれないけど(笑)

 

武術的に拳を出そうとするとっていうかちょっと習って分かったのは拳をちゃんと出すまでっていうか実際は出すという感じではないんだけどそれまでに色々と体の矯正をしなきゃいけないからまともな拳を出すってなるまでに数か月かかったりするわけで、でもみんなイップマン見てきたんだったら連打のパンチをやりたい!って思うじゃん?だから武術的ではない西洋的な型の理解で腕力で腕を出すということになるんだろうなと。

 

あとまぁ特に腕を鍛えてるってことは言ってなかったんだけど仮に腕を鍛えようとしてるならそれは絶対にやめてくださいって言われたんだよね。力そのものの出し方が違うからゴンゴン殴る感じので手をいじめて手を鍛えるというのをやるとようは相性が悪いんだよね。その癖がついちゃうからその癖を治すのが大変になるんだと。

 

いや、即やめですね(笑)まぁでもちゃんと撃てるようになったらサンドバックに打ち込んでもいいわけだし、ただ今は下手に力を入れて殴るみたいなのをやらないほうがいいっていうことだね。いや、力は入れてないんだけどそれが合ってるか先生に見てもらってるわけじゃないから下手に力んでるとそれを治すのに大変になっちゃうんだよね。

 

いや、ホント、直感的というか本能的な肩を使って力を入れるとか力んじゃうとかってまずそれをしないってのが本当に難しいんだよね。肩の力を抜いてーっつってやるラジオ体操とかと全然違う武術レベルでの脱力はもうひたすらやるしかない感じだね。だからそれが出来ない人は上手くならないか辞めちゃうってことになるんだよね。

 

そんな精密なものを30人ぐらいのクラスで教えられるのか?っていうと無理だよね。先生が一人一人細かく指導してるだけで簡単に2時間ぐらい経っちゃうでしょう。ちょっと腰が低い高いとかっていうレベルではない厳密さなんだよね。その厳しさがたまらなく好き!ってのもあるよね。やりがいがあるんだよね。

 

まぁそんな感じですかね。

 

んじゃまた。