アシッドは顔で弾け!。アシッドその2。

アシッドの続きなんだけど書いたのが先月ぐらいなんで話が前後してるところがあるけどまぁそんな感じで。

 

mimisemi.hatenablog.com

 

あ、んで当時CS1-Xで作ってたテクノとかってある意味今と同じでさ、当時はダンスマニアのレコード買ってきてDJ Funkとかアルマーニみたいなトラックをひたすら模倣しようとする・・・っていう、ただCS1-XのGMのドラムキットじゃどう足掻いてもアルマーニの異様にぶっといドラムマシンの音なんて出るわけもなくひたすらベロシティを127にして頑張ってたなぁーとかっていう、まぁそもそもテクノ作ってたんだよね。

 

んで今もある意味同じよね。今はアシッドだけどMike Inkとか初期シカゴアシッドとかPlastikmanとかDjaxとかのアシッドモノとかAcid Junkiesみたいなのを聴いては模倣しつつ今は中学ぐらいにテクノを作り始めた頃より音楽的ボキャブラリーとかDAWスキルがあるから模倣だけじゃなくて自分の要素も入れつつ・・・みたいな感じでやってるけどなんか原点よね。

 

その中学の頃に登校拒否になって見かねた叔父さんから回してもらった仕事を頑張ってこなしてもらったギャラで買ったCS1-XとXG-Worksっつーヤマハが出してたソフトのシーケンサーで曲を作ってた自分ってのが色々と今の作ってる作業でフラッシュバックしてんのかもね。

 

まぁでもあれだわ、ホント、前にも書いたけどDJ Funkの名言の「俺は金儲けでハウスをやっている」って言うのが夢なんですよね(笑)「俺はアシッドで飯を食っている」っていう笑い飯ならぬアシッド飯か。

 

全部漢字にすると酸飯ってことでユニット名とか「酢飯」でもいいかも?とかって思ったけどまぁとりあえずSpastique Manにしたのでね、んでまぁ再生回数とか知りたくも無いから全く見てない第一弾のYMOのカバーなんだけど「リリースイケたやん!」ってことでリリース後に割とすぐドラフトに出してたのがようやくリリースされたみたいなんでこれは実質Spastique Man名義では最初の作品になるんでリリースされたら貼るね。

 

んでサンクラのほうなんだけど割と真面目に作ってるSpastique Manのほうで手一杯なんで全然アップしてないんだけど今後はまぁSpastique Manメインで行く感じで。あとまぁ別に別途金かからんしSMKの選りすぐり音源とかもリリースしてもいいかもねってSpastique Man以上に誰にも聴かれなさそうだけど(笑)

 

でもどうなんだろうね。一個のユニットとかではそんなでもないけど断続的に長期でやってる人ってトラックの球数相当多いわけじゃん?んでまぁ気に入っててリリースしてもいいよなって思えるようなのをリリースするだけで相当な数になるんじゃないかと思うんだよね。リリースっつーか前にも書いたけどマネタイズとかじゃなくてサウンドクラウドだけじゃなくて色んな所にバラまけるから広告って考えたらやらない手は無いよねっていうことだよね。

 

なんで逆にサンクラオンリーにしてんのか?って話だよね。まぁリリースが無理なマッシュアップとかはともかくオリジナル・・・っつってもまぁ全部なんかのサンプルなんだけど(笑)まぁサンプルを音源としてレイヤー化してオリジナルを作るとかってまぁ昔からやってることでリリースしても問題なさそうなやつだったら出した方がいいよね。ただまぁジャケとか面倒なんだけど逆に面倒なのってジャケだけでやってみたらリリース自体はすげー簡単なんだよね。ネット配信時代に感謝ですな。

 

球数が多い人は一曲ごとに登録料がかかってなおかつ載せておくだけで年間金がかかるとかだと何百とかってリリースしちゃうとめっちゃ赤字になるのは目に見えてるわけで(笑)でもまぁ月額だけで他金かかりませんってところだったら出した方がいいよね。まぁゴミみたいなのを露出のためだけにリリースするって感じじゃなくて数ある中でこれは気に入ってるし割とリスナーのレスポンスもいいぞ!ってやつは出したほうがいいよね。

 

ただめっちゃ煩いノイズのやつとかどうなのかな?ってこれもまた試してみたいっすよね。まぁマゾンナとかアマゾンプライムで聴けたりするからすげー時代だなって思うんだけどね(笑)プライムで聴けるのってMasonnnaのSpectrum Ripperってやつなんだけどまぁ売っちゃったけど持ってましたけどね、とりあえず目につくレーベルには住所調べてひたすらデモを送ってたんですよね。SMK初期は。まぁCS1-Xでテクノを作り出してから3年後とかですけどね。年齢的に高校生とかか。

 

んでこのSpectrum Ripperを出しているCold Springってレーベルのオーナーがすんげーいい人でさ、まぁ俺のはリリースされなかったんだけどデモなんて送っても全く連絡なんてこないのにここのオーナーはわざわざメールくれてさ、んでまぁ例のアスペ的特技の妙な記憶力で内容覚えてるんだけど、ノイズなんつってももう色々と出尽くしてるしうちからも色々出したし今は80年代インダストリアルとかネクロマンティックのサントラとかそういうのを出すような方針にしたいんだ・・・みたいな内容のメールをわざわざくれたんだよね。

 

ん?でも当時ってまた渡米してないから英語そんなにできなかったはずなんだけどあれだわ、駅前留学してたからね俺(笑)今でもBrokenだけど当時なんてBrokenどころの話じゃなかったと思うんだけどまぁ頑張ってたんやね。俺なりに。あの頃の音楽っつってもまぁ主にノイズだったけどノイズへの情熱は半端じゃなかったからね。今アシッドやっててなんかそういうのを思い出すわ。マジで。何かに全力で打ち込むって結果はどうあれそのプロセスが大事だよね。そういうのを人生でやってきてるかどうか?っていうのがすげー大事よね。それはそういうのを見つけて自分でやるようになるまでのプロセスとかさ、やるようになってそれ一色になるっていう没頭というプロセスとかさ、大事なのはそのプロセスよね。

 

 

ホワイトヘッド的に言うと現実って現実的生起なわけじゃん?まぁぶっちゃけそう考えると全部はプロセスでそれがリアリティよね。人間って結果とか分かりやすい再生回数!とか露出!とかって考えるけどそんなのはリアリティの一部でしかなくて、実際の重要なのってプロセスによって生成される現実の強度だよね。まぁニーチェ入ってきちゃってるけどドゥルーズってまぁ端的に言っちゃえばそうじゃん?

 

んでまぁ現実の外なんてのはないんだけどシステム化されないっていうね、脱領域化ってことだけどそれも相対化されているプロセス内によってのみ存在するものなわけで今まぁアシッドにハマった結果、アシッドっつーかLSDとかのサイケデリックカルチャーとかも昔ドラッグカルチャーとか調べてた時に散々読んだんだけどまた色々調べててさ、まぁようは意識の脱領域化だよね。ティモシー・リアリーみたいな胡散臭い宗教的ベクトルじゃなくて目に見える現実だけを現実だと思ってそれを領域と見做してしまうことで必然的に生まれてしまう現実という監獄っていうかさ、意識の監獄だよね。

 

でもそれ以外にもあるんだよってことをサイケデリックカルチャーとかは模索してたんだよなーとかって思うと神秘主義的なイメージが大きいけど相当胡散臭いスピリチュアルな部分を無視すれば極めて哲学的で意識というものに対して真摯に向き合ってるよね。

 

ってことでそんな感じでんじゃまた。