文学三昧な日々。その6。

いやーエルデンリング本格的に終わったわ。3キャラ分クリアしたんであれだな、エンディング的にはレナ・死王子・狂い火を見たんだけど、トロフィーとか狙ってるわけじゃなくて単純にマルチエンディングの全てを見たかったってのがあるんだけど、ぶっちゃけあんま違いがないんだよね(笑)

 

あ、そのあれよ、レナ・王様エンド・狂い日は全然どれも違うから見る価値があると思うんだけど、王様エンドでどのルーンで修復するのか?っつーんで微妙にムービー変わるんだけど大した違いがないんだよね。

 

んでまぁラスボスなんだけどさ、パターンを記憶して攻撃回避するってのは基本なんだけど思ったより例えばSekiroのラスボスほどシビアじゃなくて、まぁあまりに倒せないんでYoutubeとかで攻略見ちゃったんだけど(笑)あのエグイマゾなビームね、あれが聖属性で弟者式に言うとひじり属性だけど、ひじりガード率を極限まで上げるのね。俺が見たムービーだとひじりガード率を上げる祈祷を使ってたけど俺は持ってないんだがあとまぁ信仰が27ぐらい必要だから技量とか魔術師だと無理だから使わなかったんだけど、あれね、あのモーグウィンで手に入る聖ガード率を上げるタリスマンね。

 

それと防具も物理というよりかは聖属性の攻撃が怖いから聖ガード率が高いやつを着ると大体カット率が40パーセントぐらいになるんだよね。で、ここからさらに祈祷でカット率上げればイベントボスと呼べるぐらいの温さになると思うんだけど、ようは問題はあのエグイビームなんだよね。あとあの剣のレーザー光線みたいなやつね。直接攻撃は意外にもガードできたりするから回避ミスって死ぬよりかはガードしたほうがいいんでガードね。

 

あとまぁ前に書いたけどティシーが強いんですよ。遺灰ね。黒い刃出してくれるから結構削ってくれるんだよね。んでまぁティシー云々より最初にクリアしたごり押しだと純魔で知力99にして左手に隕石の杖で右にレナラのやつで、最初は隕石ハメね。ハメってほどじゃないんだけどまぁティシーにタゲ取ってもらって隕石ぶっぱで問題の第二形態があれなんだよね、運ゲーなんだけど始まったらダッシュで後ろに回ってFP消費無しの霊薬飲んでノンターゲティング状態でメテオ出した後にターゲティングして出し続けるってのをやるとポジションが良いと近距離でメテオが当たりまくるんでそれで一瞬でラスボス溶けたんですよね。

 

で、次はアンバサなんだけども、これ全然知らなかったんだけどゴーリーから学べる虫の糸を出す祈祷っつーよりまぁ呪術っつーかダクソシリーズって祈祷って言ってる割に全部禍々しい呪術だから笑えるよね。まぁいいや。んで虫の糸が大型の敵に多段ヒットするんだよね。ボダラン2の弾が着弾した後に拡散するやつあるでしょ。あれみたいな感じで多段ヒットになってすげー攻撃力出るんだよね。

 

んでまぁラダゴンのタリスマンで詠唱速度上げてあとミリちゃんイベント終わらせて祈祷の能力高めるやつを付けてあとはもう近づいて虫の糸連射みたいな感じで。近づいてずーっと万歳してるみたいで、とてもこの超大作のラスボスのシーンとは思えない間抜けな感じになるんだけど、これがまぁ敵がでかければでかいほどFPのコスパがいいんですよね。速くて多段ヒットして連発できるっていう。溜めたほうがいいのかどうかは分からんけど俺は連射してたかな。ただまぁこれは運っつーか最初からの流れでうまくいってたんで死なないで済んで最後まで削り切れたっていうギリギリな感じだったけどね。

 

で、次がやっと近接なんだけどこれはあの翁のブラッディな刀あるでしょ?あの戦技がすんげー強いのはみんな知ってると思うけど、あれをアレキサンダーのタリスマンで強化してんであとFP消費少なくするやつつけてひたすら連射だよね。テクニックというよりもう戦技ゲーというね、絶対攻略つまらなくなるから戦技封印してたんだけど、ラスボスはさすがに無理だったのと、あと唯一マレニア倒せたのがこの翁の刀の戦技ハメだったんだよね。ビルドは神秘ビルドで最低限刀持てるようにするのとティシー呼べるFPにしてあとは神秘ガン振りで威力上げる感じで。いや、戦技が神秘依存か分からんけどね。

 

なんか書いてて思ったんだけど全部変な倒し方だよね。ラスボスはラスボスらしく普通のやり方で倒したいんだけど、死に過ぎるからもう邪道に走ってでも倒したくなっちゃうんだよね。ただまぁ聖カット率上げるってのは鉄板かな。あとまぁダクソ系全般に言えるけど火力というより単純にHP上げると楽になるんだよね。40ぐらいで止めて攻撃力のロマンを追い求めるのがダクソプレイヤーだと思うけどガンガンHP上げるとワンパンで死ぬことが圧倒的に少なくなって結果的に難易度下がるんだよね。

 

あとダクソシリーズの2ぐらいまではガン振りするとボスも一瞬で溶けるっていうセオリー的なのがあったんだけど今回は一週目から知力とか筋力99にしたところで一瞬で倒せるってことはないから相対的にHP上げるのが保険になるんだよね。まぁ俺があげてないけどね(笑)

 

ダクソ2だったかな、知力99にして貫く矢だかの奥義っぽい魔法使うと後半のボスでも三発ぐらいで倒せちゃうっていうね、まぁ良い意味でそういうのがエルデンリングではないんですよねっつってもまぁメテオとかアズールがあるけどあれはまぁ攻略とは言えないよね。

 

だからまぁなんだろうな、もう3回倒したからいいかなと思ってるんだけど、戦技ぶっぱとかじゃないちゃんとした戦い方して勝ちたいってのがあるんだけど、エンディングがそんなに違わないってことであんまりモチベーションが上がらんのよね(笑)

 

まぁただこんな短期間に275時間もやったゲームなんて久々ですよ。アホみたいにやってるよね。一日10時間ぐらいじゃんね。計算すると。アホじゃんマジで。まぁただ結構やりつくしたんだよね。いろんな武器試したりさ、完全強化の威力とかが調べられても実際に使ってみないと分からないから実際に強化してみたりとかさ、そこがまぁ4キャラぐらいいるから色んな武器を強化しやすいんだよね。

 

ただまぁ結果的に一番好きな武器ってのがさ、ホスローの花弁二刀流を神秘ビルドで使う!ってのがしばらくのフェイバリットだったんだけど強靭強い敵だと結構辛いよね。んでまぁ最終的に色々と使ってみていきついたのが忌み潰しの大鉈二刀流を脳筋で使うってやつなんだよね。まぁ強靭削りもあってバッタ戦法が強いのが今作だけど、強靭も削れて攻撃力も出てそこまで重くないっていうね、特大武器とかが相対的に弱く感じるぐらいこの準特大みたいなのが強いんだよね。あとまぁダクソシリーズで共通してるんだけどこの前に振るリーチが長いムーヴが好きなんだよね。

 

だからまぁ解体包丁二刀流とかでもいいんだけどこれは一周で一個しか手に入らないから一週目で二つ手に入る忌み潰しがいいなと思って。ただまぁ戦技とか言い出したら戦技強い武器が一番いいに決まってますよ(笑)でもダクソって本来派手な戦技とか無いゲームだったからクラシックモードっつーのかね。勝手に自分で戦技縛りしてたから霜降りじゃなくて霜踏みだっけ?あれがぶっ壊れとか知ってたけど大体まぁ発売当初なんてぶっ壊れが大体あるもんだよね。そんなもんFPSとかも同じなわけで。

 

だからそういうのも含めて高難易度ゲーをヌルゲーにするなんて邪道もいいところだから使わなかったんだけどラスボスとマレニアは戦技とか魔法でハメるっていう邪道な勝ち方しかできてないっすね。この二人はすぐ死ぬからあんまムーヴ学べないってのもあるんだよね。二回食らったら死ぬとかだからね。

 

まぁそんな感じっすかね。まぁ翁の刀で倒したのが戦技頼りにせよ一番まぁまともな戦い方だったかなと。んでまぁエルデンを死ぬほどやってたらボダランのスピンオフのTiny Tinaのやつとか闇断ちの俺的にどうなのよ?っていうGhostwireとか出てるからまぁやってみるかって感じだけどエルデンほどの熱は出ないよね。まぁエルデンは事件ですわ。オープンワールドでビルドが自由だからスカイリムほどの自由度じゃないにしてもほぼスカイリムみたいなオープンワールドのプレイ感で色んなやり方があるから飽きないんだよね。まぁある程度終えた感はあるけど今でも飽きてないしね。二週目はやってないから二週目やろうかとも思ってるけど、小説家としてのお仕事が忙しくて(笑)最近はエルデンでだいぶ持っていかれた時間を執筆に戻してますね。

 

なんかね、まぁホント、俺にとっては音楽に代わる表現方法というか創作活動を見つけた!って感じなんだけど、マジで「俺には小説がある」っていう楽しみを持ったままずーっと生きたいなって思ってるんだよね。例えば前の俺だったら今の俺だったら鬱気味になってたと思うのね。エルデンにハマり過ぎてその落差でロスになってたと思うけど、今は小説があるからロスがないんだよね。

 

で、なんかやっぱ書き始めって芥川賞取るぞ!とかって思うじゃないですか?(笑)でもやってると例のあれですよ、音楽と一緒で作ってる時が死ぬほど楽しいからそのドライヴ感をずーっと維持したいっていうほうが強いんだよね。あとまぁ文学とはなんぞや?的な文芸評論を読み直してみるとか、前に書いたバフチンとかってまぁ10年前ぐらいに読んだときはそもそも小説読んでないからイマイチピンと来なかったけど、まだひよっこもいいところだけど腐っても書いてる身だとすげーなるほどなーって思うことが多くてさ、ロラン・バルトとかフーコーもそうなんだけどね。

 

そういう小説から派生していく他の読み物とか取り組むものも面白くなって新境地開拓って感じなんだよね。しかも「書くぞ!」っつって三日ぐらいで諦めるんじゃなくてもう一か月半ぐらい続いてるし、きっかけは耳蝉文庫に色んな好きなやつの私訳を載せようなんつーことから始めた翻訳だったんだけど、まぁそっから数えると結構な時間やってるよね。ウォール伝は脳内のことをプリントしてる感じだから意図的に書くということに含まれないんだけど、翻訳とか小説はやっぱり書くっていう意識的な作業になるよね。そういうのは苦手だと思っててずーっとやってこなくてまぁ俺はウォール伝的なもの以外書けないって思ってたけど意外とそうでもなかったから楽しくてしょうがないんだよね。

 

んでまぁ神学とか神智学みたいな怪しいやつとかっつー小説に取り組む前に没入してたことも手つかずで残ってるから結構やりたいことだらけだよね。退屈する日がない。素晴らしいでしょ。これ。こんな歳になってまだやりたいことが見つかるなんて人生捨てたもんじゃないって思いますね。いや、捨てなくて良かったなって思うわけですよ。もう何もキリスト教以外は見つからないだろうなーってやりつくしたってことをもう5年以上言い続けてきた気がするけどやっと見つけた感じよね。しかも面白いことになんか毎年12月ぐらいからその兆しがあって、んでそっから丸一年ぐらいそれにハマるっていうパターンがあるよね。

 

2年前はアシッドで死ぬほどアシッド作ったし去年は神学に戻ってきたりあとまぁ宗教音楽モチーフの曲作ったりとかっていう感じで、んで今年は小説っていうね、もう4月ですからね。続いてるのが本当にありがたい。まぁ他にやりたいことがないから何かを見つけたら絶対離さない!ぐらいのどん欲さとかある意味、人生に退屈してるから少しでも情熱を向けられそうなやつがあったら全身全霊でやってみる!ってのはあるよね。

 

まぁんであれだわ、自分にとっては全部サンプリングネタにしてもさ、ようはあれじゃんね、好きな小説を読もうと思ったら限られてるけどサンプリングとか勉強のために色々読んでみるってことだとジャンルが膨大になるじゃん?それこそ今はラノベから推理小説とかあとまぁ闇断ちしてるのに読んじゃって後悔してもう読まなくなったホラーとか猟奇系とかね、あとまぁ性文化とかを研究してた時によく読んでたカストリ雑誌とかに載ってた官能小説とかね、今は全然そういうの書店にないけど昔は河出から濡木痴夢男の本とか出てたんだよね。

 

まぁそういうのを家の倉庫から引っ張り出してきて20年ぶりぐらいに再読してサンプリングしたり新たに書い足したりとかね、あとまぁ安易な感じでネームバリューで出せてるようなその辺の芸能人が書いた小説とか、とにかく色んなの読んでますね。で、前に書いたと思うけど東野圭吾とかの所謂メジャー小説が鬼面白いんだよね。ありゃ売れるわ。さすがに。

 

日本の文学ってタコツボ化してて村上春樹みたいなのが輸出されちゃったりなんかしてる変な世界だと思ってたけどまぁ文学界とか論壇とかは知らんし少なくとも美術界とかは相当腐ってるってのは知ってるけど、そういうのを抜きにして日本の文学って考えたときに全然クソじゃないんだよね。普通に面白いのがあんなにあるのかって思うし、あとまぁ純文学的なのをサンプリングのために読んでる後にラノベとか読むとラノベってサービス精神の塊だよなとか思ったりね。

 

前に書いたっけ?最近毎日書いてるから何を書いたかどこに書いたかあんま覚えてないんだけど、古いけど原作のアニメは全部見てるって意味でハルヒ全巻セットを買って読んでるんだけど凄いよね。村上春樹が9割ぐらいどうでもいいことを書いてるのに対してラノベとかハルヒとかって無駄が一切ないんだよね。もう読者を飽きさせないというエンタメ精神の塊というかさ、インディアンスとかの漫才とかの密度だよね。

 

だから思うにラノベとか東野圭吾みたいな読んでて面白い小説が主軸の文学なんであって文学のセンスがあるんだかよく分からない先生方が評価してる純文学なんてのはほぼつまらないのばっかりだったりするから、そういう意味で常にメタですよね。高橋源一郎の本とかも読んでるんだけど、やっぱ書いてあるのが書き手は常に小説って何なんだろう?とか文章って何なんだろう?っていう意識が無いとダメだってことだよね。

 

いや、だから小説に定義ってないんだよね。楽しさなのか古典的なカテゴリの文学という芸術の形体の一種なのかとかね、ただまぁありふれたストーリーとか手法なんてやりつくされてるから音楽と一緒でポストモダン後の何もない状態がずーっと続いてるってのはあるんだけどさ、ただまぁ俺は新参者として色々と学んでる最中でなんかまだまだ全然イケるジャンルなんだなとは思ったよね。

 

もしくは俺が元々そういう類の人間だったんだけど、今みたいな小説に対する意識が無くて、読むものといったら学術書とか知識に関するもので、ストーリーとかのやつだったら文字を読むなんつー労力を割かなくても映画とかでいいだろうって思ってたけど、文芸ってすげージャンルなんだなってのを改めて感じてるんだよね。まぁあくまでそのバルトとかフーコーとかバフチンとかの理論ありきで頭でっかちではあるんだけどね。

 

まぁ凄くPhilosophizeできる分野だからこそ哲学の中に文芸評論とかさ、フーコーもさることながらアガンベンとかがバートルビーについて書いてたりとかってのもすげー今なら分かるんだよね。メルヴィルの不遇さっていうかさ、100年早いよねあれ(笑)それで言うとカフカとかもそうなんだけど最近やっとカフカが分かったんだよね。タダこの辺はちょっとネタバレになるからあんま書かないわ(笑)

 

ただ文芸も哲学と一緒であるパースペクティヴが合うと一気にハマれるものだよね。だから例えば俺は哲学っつったらやっぱマルクスから入ったと思うけど、それは入りが良かったから哲学にハマったわけだよね。んでまぁガキだったからアルチュセールとかグラムシとか分からないながらに読んでたけど入り口が良かったから哲学にハマったんであって、別に俺は文芸音痴ではなかったんだよね。センスはあったんだけどパースペクティヴが無かったからどうでもいいオワコンのジャンルという認識しかなかったんだけど、今は色々と自分の中でやりつくした音楽に代わる創作の形体になりつつあるから、そういうパースペクティヴから読む小説というのにハマってる感じだよね。

 

音楽の作り手の音楽の聴き方が分析的であるのと同じように、小説もサンプリングネタとかあとは自分が書いていく上で学べるものとかっていう分析的な読み方をするとこんなにも面白いのか!っていうね、まぁメタ視点で読むと面白いってことだよね。まぁ小説自体がメタ視点で書かれてるものはそれをさらにまたメタで読むからさらに面白くなるし、凡庸なやつもメタで読むと全く評価が変わってくるんだよね。いや、すげーよマジで。

 

まぁそんな感じで今日はこの辺で。

 

んじゃまた。