行方不明の象を探して。その371。

部屋を清めるお神酒なのだがこれが凄く美味しい日本酒でただ酒を飲みだすとアル中まっしぐらの俺としては普段は飲まないようにしているのにあまりにグルーミー過ぎて酒を飲んでしまった。弱いわりに泥酔したりはしないので酒を飲みながらMOBAをやっていたらランクが上がって強い敵にやられまくっていたのに3連勝してしまった。キルされまいとリスクを冒さないムーヴを普段はしているのが酒の勢いで突っ込むようになったらチームのシナジーがうまくいくようになったので今後も初心者的に突っ込むのではなくて死なないようにというよりかは攻めるときは死んでもいいから攻めるという方法を取ったほうがいいのかもしれない。

 

こうやって色々と書けているのも酒のおかげだ。今日は夜の11時ぐらいまでグルーミー三昧だった。11時から飲み始めてから調子が戻った。だったらグルーミーになったら酒を飲めばいいと思うのだがそれを繰り返していると俺の場合、グルーミー頻度が高いのでアル中になる可能性が飛躍的に上がってしまう。そういえばさきほど名前を出した梅崎春生は深酒癖があったので肝硬変で死んだ。彼も慢性的な倦怠感に悩まされていたに違いない。

 

鬱や被害妄想なども発症していたのを考えるとほとんど俺みたいな人物だ。文才のある俺という感じだな。ああいう作家はかっこいい。世間に迎合せず主体的に自信を持って自堕落な生活をして酒浸りの生活をしている。俺はそこまで作家らしい作家になりきれないので酒浸りの生活は送れない。というかそういう生活を送っていた時に例えばアブサンをボトル半分飲むような生活をしていた時期があった。10年以上前だがあの時も倦怠感に悩まされて飲まずにはいられなかった時期だ。

 

というより俺は慢性的にそうなんであって今を特にフォーカスして倦怠感が酷い時期だと思う必要はない。毎日があまりにつまらなくて酒浸りだった時期もあったし虚しさを埋めるために買い物中毒になっていたりしたこともあった。何回も書いているけど繰り返す。買い物中毒になってほしいものを買い続けたおかげで節約云々関係なくほしいものは大体もう手に入ったから物欲がなくなったのだ。留学が決まってからの半年間はほとんど金を使っていないのに全くストレスは感じなかった。毎月何かを買うという習慣をやめただけでほしいものがあるのに我慢をしているわけではないのでストレスにはならない。ニューヨークにいたころは欲しいものだらけで仕送り以外に毎月10万近くクレジットカードで買い物をしていた。その結果、金が回らなくなって帰国することになった。あれも自分で自分の首を絞めていただけだ。

 

北京にいるっつっちゃーいるけど今回の北京ではそれはないだろう。恐らく当分は学校と寮の往復で時間が余ったら日本からではブロックされて見れないテンセントのチャンネルで中国映画を見まくって中国語の勉強をするだろう。もちろんMOBAもやるだろう。でも別にこの生活はほとんど金がかからない。テンセントはネットフリックスより安いしMOBAは課金しない限りタダだし2025年に出る大作の中華ゲームを買ったところで一万円以内で済むわけだから毎月何十万も使う生活になるわけがない。

 

今回ばかりは大学を卒業したい。ニューヨークにピンときたように中国にもビビッ!とくるものがあったらもっと滞在したくなるだろう。日本はいい国だ。でも日本での俺の暮らしは散々書いているが退屈の極みで慢性的な倦怠感との戦いが続くだけだ。

 

中国に行って何をするの?とか具体的な目標は持っておいたほうがいいだろう。それは決まっている。アメリカの時と一緒で住み続けたいなーと思ったら住み続けるということを目標に疲れない程度に頑張るだけだ。ただ熾烈な中国の競争社会に身を置くつもりは全くない。ジェイムズと食べていたステーキがまた食べたくなってきた。俺は酒は弱いし最近は飲んでないから前よりも良くなった気がするが代謝が早い。もう冷めている。

 

そして酒を飲んだ後というのは塩分が小便で放出されているのでラーメンのようなものが食べたくなる。どちらがいいのか?永遠とグルーミーな感情に支配されて寝つきも悪くてでも明日はまた留学関係の書類を取りにいかないといけない。でも酒を飲んでしまえば慰みとも言えるこの唯一の俺のよりどころである書くということができるようになるしMOBAもアグレッシヴに攻められるようになる。あと素面の時にMOBAをやっていると「結局まぁゲームって意味ないよな」という観念が横切るのだが酒を飲んでいるとMOBAを楽しめる気がする。野球観戦の時にビールを飲むというのは昭和の頃からあるおっさんの夕方の過ごし方だがあれには合理性があったのだと気づく。

 

そういえば今の俺の懐には痛すぎるのだがやはり書きなれたワードで書くと筆が進む。多分進むっていう字は間違えているんだと思うけどそんなことはどうでもいい。筆が進むなどというとこっぱずかしい。筆で書くようなものを書いてないわけだからね。また酒が飲みたくなってきた。もう冷めてしまった。というより琉球お神酒のお酒の質が高いんだろう。全く悪酔いしない。凄くすっきりしている。

 

北京に行くまではもうグルーミーになったら酒を飲む、でいいかもしれない。北京に行ったら別に酒の力を借りなくても色々と刺激があって毎日疲れて普通に寝れるだろう。このグルーミーさは10年以上同じ生活をしていてなおかつ趣味が枯渇した生活から来ているものが多分にある。

 

多分、今回の留学が最後になるだろう。もう年齢的に留学という感じではなくなる。中国のスタンダートだと博士で40までらしく、欧米的な生涯学習という概念がないのでアラフォーで語学から入ってそれから大学に入るなんて中国のスタンダートからしたら遅すぎるのだろう。でもそんなことを言ってもしょうがない。歳を取ってしまったわけだから。あとコロナ以前に留学していたら学部にいる途中でコロナ真っ最中になって帰国せざるを得なくなるなんてこともあっただろうと思うとアフターコロナの中国で勉強できるのは僥倖としか言いようがない。

 

俺は子供のころから中国的なものが好きだった。ましてや今の中国は日本より進んだ近代都市だ。田舎の農村との格差が激しいのは言うまでもないが。それを言い出したら大抵の国がそうだろう。中国はどちちらかというと都市部の発展が著しいので農村が80年代ぐらいまでの中国のスタンダードのまま発展していないという印象がある。貧富の差というより都市部が急激に発達をしまくっているというほうが正しいだろう。中国も近代化どころかなんでもQR決済だの自動運転タクシーだの本来の日本が描いたいた未来都市をそのまま実現しているように思える。

 

あと歴史あるニューヨークのボロボロの地下鉄などと違ってここ数十年の経済発展によりインフラがガンガン進んだおかげで地下鉄がとんでもなく綺麗だったりする。上海などでは胡散臭い屋台やこれは中国全土だろうがパチモンを売るような業者が路上で堂々と売れなくなっているし何より爆買い中国人は一時期よりかは目立たないかもしれないが金を持っている中国人はとんでもない金を持っている。所謂俺のような世代がイメージしがちな80年代とか90年代の途上国の中国とは全然違う。でも一般市民にとっては金持ちの中国人が増えようが生活は大変だ。

 

酔っている今のような状態だと北京に行けることがプラスに思える。このまま日本にいたのではアル中まっしぐらだ。こんだけ酔っぱらって安定剤やら睡眠薬を飲んで寝たら普通の人間はヤバなるかもしれないのでお勧めしない。俺は生きてこれたので大丈夫だろう。でも寝起きは北京に行ったところで何なんだという観念が頭を支配する。どこに行っても実存はついてくる。結局は自分次第だ。でも自己変革!だとかって思うほどのガッツはない。頑張りすぎると体調を壊すし俺はマイペースで本領を発揮できる人間だ。

 

だから取り立てて頑張る必要はない。ただ中国語学習にはフォーカスするつもりではあるし、何しろ中国語を理解できなかったり話ができなかったら不便だから勉強せざるを得ない。いや、中国語は勉強したいけどね。今の生活では主体的にやりたいことが全くない。でも中国に行けば生活に困るので中国語を勉強するしかなくなる。酔いが冷めたのにまた酒を飲んでしまった。ラーメンが食べたい。

 

ラーメンを食べてきた。餃子もあったので食べた。酔っているとこういうもの普段の何倍も美味しく感じられる。でも睡眠薬を飲んでいるので意識があったりなかったりでラーメンと餃子を食べている感じでなぜか小学校の頃に警察に「ラーメンと餃子お願いします!」といたずら電話をしたら逆探知で電話がかかってきて・・・っていう話は前にした気がするから繰り返さない。繰り返さないんだったら最初から書かなければいいのに。

 

酒を飲んで睡眠薬を飲んで寝ても医学的にも証明されているように睡眠の質は著しく下がる。だからはっきりいってこんなものはやるべきではない。でも飲まずにはいられないグルーミーさというのが存在する。明日は書類を取りにいかなきゃいけないから早く起きなきゃといっても昼間だが俺にとっては早起きだ。でももう朝方になっている。結局、酒なんて飲まなきゃよかったと後悔する。でもこの辺の合理性では片づけられないファジーさこそが人間らしさだと思う。

 

今、これを書いている間はファイファンのゴールドソーサーのテーマ曲が頭の中で鳴り続けている。それにしてもリメイク版のゴールドソーサーはつまらないので原作をレイプされたように感じたのだが、3人のマントを着た男は・・・もう眠いので限界だ。大量の日本酒と睡眠薬ではさすがの俺も耐えられなくなる。でも異様に書けるようになる。あーダメだ。もう寝よう。

 

国によって違うのだが中国の大学に入るためには無犯罪証明書というのが必要になる。中国全土でそうかは分からない。何しろこれは小説なので内容をうのみにしないでほしい。でも俺は必要だった。お世話になっているエージェントの方が有能過ぎて正直、留学関係の手続きは死ぬほどスムーズにいった。スムーズにいかないのは俺の精神状態だけだった。

 

無犯罪証明書の申し込みをするために横浜の神奈川県警本部まで行く。出頭するわけではない。まるで逆だ。無犯罪証明書の発行だ。これも寒い時期に体を動かすことになるので若干面倒だが部屋の片づけに比べれば大したことない。ニューヨークではアドミンの理不尽な扱いを受けて色々なところを行ったり来たりしながら最終的に大学への入学が半年遅れたこともあったし、何しろ日本的感覚で言えば「ありえない!」と思うようなことはアメリカで経験済みだ。

 

北京でそのようなことが仮にあったとしても別に驚かないしそういったことの不安は一切ない。酒を飲みながらMOBAをやった後、ラーメンと餃子を食べてすぐに寝たら吐きそうになって起きた。アルコールを飲んで睡眠をとるのは本当にお勧めしない。ロクな睡眠がとれない。何回も起きては寝るの繰り返しであげくの果てに警察に行く時間になったら凄まじい頭痛に襲われるのだった。