ウォール伝、ディープWebアンダーグラウンド。

Googleに好かれるなんてやめてしまえ!って感じで日々の思索を頭をクリーニングするかの如く書き連ねるブログ。

純アシッド四方山話。

久々にサンクラにストックしてたやつアップしたんで。

 

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また一瞬で一週間パターンやね(笑)思うにコロナ禍での自粛引きこもり生活に慣れてしまってっていうか順応しちゃってんだろうね。元々まぁそんなに外出ないんだけどさ、全く外出ないで金も使わないという生活を二か月でもやるとそれが普通になってくると以前にいかに金を使ってたか?ってのが分かるよね。

 

まぁ金はともかく時間が一瞬で過ぎて行く感じだけどこれにも慣れちゃってまぁこんなもんだろうっていう風になってるのがヤバいのかなんなのか、まぁ曲作りは捗ってるからいいんだけどアシッド漬けってのもどんどんさらに世界観がマニアックになってきた気がするね(笑)

 

聴いてるのも専門誌とかにも載ってなさそうなアングラ音源だったりして、それがデフォになると若干メジャー寄りっていうかインディーズでもメジャー寄りの大衆受けしそうなものってのが本当にダメになるんだよね。

 

いや、まぁアシッドに限ってのことなんだけど純アシッドを求めれば求めるほどリズムマシンと303オンリーがピュアだ!という感じになってきて303は使われてるけど一要素としてしか使われてないのはテクノではあるけどアシッドではない!みたいな、ようは純正って別な言い方をすると排他的ってことだよね。余計な要素を入れないということだからね。結局そこで納得したのが特に初期アシッドがなんでいいのか?っていうと所謂コンテンポラリーアートとか現代音楽的な意味ではない、単純なスキル不足でのヘッポコトラックにアシッド乗っけただけっていうのが今の俺のコンテクストにおいては純アシッドっていうコンテンポラリーアートとかサウンドアート的な意味でのミニマリズムという解釈になってるんだよね。

 

だから当時の場合、初期はスカスカだったけど90年代後半になると音も分厚くなってくる・・・みたいなのが進歩として考えられたんだけど現代的な観点だと後退でしかないっていうかミニマリズムという意味だとミニマリズムから外れたってことになるんだよね。

 

ただまぁそういったオリジナルは天然のポンコツなんだけどそのポンコツさがかっこいい!みたいなのに目をつけて作ってるアーティストってのは数えられるぐらいだけどアングラで結構いるんだよね。ただでも上手すぎるとインテリがいかにも真似して作ったようなものっていう範疇を出なくて半分インテリで半分天然っていう絶妙なバランスなのってのが少ないんだけどあるんだよね。そういう音がストライクゾーンだね。だから現代アシッドはダメだ!って書いたけど超アングラ音源に関しては良いのもあるってことだね。

 

ただまぁリバイバル系のやつはただ303系のトラックを今風のちょっとEDM入ったようなテクノにしてみましたみたいなのが多くて90年代からやってるベテランアシッド勢もそういう風になってるからある意味担うのは新アシッド世代なんだろうなって思うよね。退化を進化だと思ってる時点でもう作り手としてアウトだから昔は伝説的だったかもしれないけど一過性なんだよねそれは。

 

ただこの純アシッドならぬ真アシッドってのはジャンルとして成立するようなもんじゃなくてめっちゃニッチなものって感じよねっつってもモンド系って言えるようなポップさとかキャッチーさが一切なくて前も書いたけどブラックメタルの地下音源とかと似てるんだよね。音がローファイでノイズが乗ってたりして音もシャリシャリしてる・・・みたいなのがブラックメタル的にはすげーグッド!なのよ。

 

まぁでもブラックメタルっつってなんかで取り上げられたりするのはメジャー音源ばっかりだからそんな地下音源はオーバーグラウンドに出てこないんだよね。でもなんかそのさ、ノイズでもそうなんだけど純粋性ってのを求めれば求めるほどマニアックになるよね。

 

思うにテクノって音楽じゃなくていいんだよねって似たようなことを初期エレキングとかでデリックメイだかアトキンスだか忘れたけどすげー自由なんだってことを言ってたんだけどまさにそれよね。でも実際は4つ打ちってのが定番の型みたいになってそこでの音のバリエーションと組み合わせでしかなくなっちゃったっていうさ、でもそこで特に狂ってる初期シカゴとかゲットーアシッドの場合、音楽の体を成してないんだけど異様にかっこいい!ってのがあってまぁそこなんですよね。

 

俺がDJ Deeonがゲットーの中で一番好きなのもダントツのポンコツさを誇るからなんだけど今のコンテンポラリーな概念からするとミニマルってテクノのミニマルじゃなくてミニマリズムだよね。あと最小限要素でトラックを成り立たせてるっていう下手すると上物がちょっとリズムっぽくなった鳴り物だったりタムだったりするからね(笑)

 

でも最近のスカスカとは全然違うんだよね。今ありがちなのはキックがベースみたいになってて少ない音とチキチキなるハットで成り立ってるミニマルみたいな感じなんだけどこれが所謂テクノのミニマルなんだよね。でもミニマリズムテクノってのはクールさみたいなのとは全く縁がないようなポンコツさなんだけどそれがクソファンキーになってるっていうね、まぁただ例外もあってベーチャンはミニマルとミニマリズムが同時になってるし両方成功してるしあとまぁ俺が研究しまくってるMike Inkとかもそうだよね。

 

あとまぁ初期Mike Inkとかと関わり合いがあったり同じレーベルをやってた連中は大体良いよね。でもほぼ例外なくドイツなんだよね。あとはまぁDjax的なオランダとかだよね。まぁこれってあれだよね、なんかのものってのが全く関係ないところで輸入されてそこで異様な培養のされかたをして独自の音を作り出すっていうメカニズムと一緒で何を隠そうブラックメタルと成り立ちが一緒なんだよね(笑)

 

ブラックメタルの元祖と言われてるのはガチの悪魔主義じゃなくて悪魔主義をモチーフとしたスラッシュメタルみたいなのをやってたんだけど北欧のキリスト教的なものの抑圧が凄まじくて鬱蒼としてる若者がいる国で言わばアンチクライストというのがパンク的なアンチ権力っていうこととイコールになるんだよね。キリスト教がドミナントな場合、それは怒れる若者にとっては反抗する対象になるじゃん?

 

そこでその反抗ってのも含めた悪魔主義っていうのとか元々北欧はキリスト教っつーより北欧神話があるだろう!っていうような、まぁ日本で言うところの神道ですよね。んでそれがまぁすげーナショナルで北欧神話と悪魔主義とミリタリーみたいなのがごちゃまぜになったダークネスそのものみたいな音楽が出来上がったんだけどメタルの本国のアメリカじゃ形成のしようがないようなヨーロッパ的なものなんだよね。

 

それで言うとテクノも初期エレキングとか当時のテクノのことを調べてるとアメリカでは孤立してるんだけどヨーロッパで熱狂的に迎えられてるっていうアメリカ本国では誰も知らないみたいなさ、テクノもそういう感じがあるんだよね。ただまぁテクノの場合、初期の作り手はあくまでアメリカが中心だったんだけどね。

 

そこでまぁマンチェスターテクノとか言われるようなイギリスでのデトロイトテクノとかアシッドハウスの受け入れられ方と熱狂よね。そこでまぁイギリス側の解釈としての例えばデトロイトだったらBlack Dogだったり808 Stateのファーストとかもジェラルドが居た頃のやつとかはモロにシカゴアシッドをジャックしたものでオリジナリティも何もないところが逆にかっこいいんだけどただイギリスは洗練された形でテクノが進化していってWarpとかイギリスじゃないけどR&S関係との関わりとかさ、所謂まぁインテリテクノとかって言われるようなものになったりしたんだけどさ。

 

ただそこでDjaxとかレーベルポリシーもクソもないような初期のForce incとかがめっちゃRawなモノマネテクノを出してたんだけど今それが再評価されてんのよねっつってもまぁアンダーグラウンドで・・・だけど。まぁここ5年ぐらいの流れらしいんだけどね。

 

まぁ俺もモロにそういう感じの再評価目線なんだけどそれがさらにアシッドっていう狭い領域にフォーカスしてるからニッチのまたさらにニッチになるんだよね。そうなるとぶっちゃけ絶対数はテクノの全体から見たら少ないわけでただハードアシッドとかトランス系のアシッドとかも入れれば相当な数があるんだけど初期シカゴ的だったり実験的なやつって相当少ないから調べ尽くすともう無かったりするよね。Crateの底ついちゃったみたいな(笑)

 

まぁ知らないのはあっても「これだ!」っていうような決定的なのがいくつかあるとそれを凌駕するものってなかなかないんだよね。んでだんだんそれが聖典化するんだけど結局はまぁ初期シカゴ原理主義的な感じだよね。それがさらにヨーロッパで解釈されて発展したっていうようなもので実際はもう進化は終わってるんだけど自分的に色々とディグっててCrateの底を見たときに超絶的にアングラなアシッドがあった!っていうのが感動なんだよね。

 

悪く言えば普通のアシッドにあまり感動しなくなったってところかな(笑)耳が肥えたとも言うんだけどまぁそれが最初に書いたメジャーっぽい要素が入ったアシッドは聴けないってことになるんだけどね。

 

でもまぁこのリズムマシン+303って抽象化すれば現代音楽のライブエレクトロニクス音楽と同じよね。リアルタイムに音色をいじるってのがRCAの巨大シンセとかBuchlaみたいなモジュラーシンセなのかっていうか話逸れるけど結局メジャーになったシンセはキーボードがついてて扱いやすいMoogでした!ってことになってたんだけど近年Buchla型の所謂ユーロラックって呼ばれるようなモジュラーよね。Maxのパッチを組んでいくってやつのアナログバージョンみたいなのが流行っててユーロラックってのが一個の市場になるぐらい人気があるらしいんだけど思うに系統的にそっちだと思うんだよね。

 

懐古するというよりそういう現代のアナログブームに近いものを感じるよね。Dawでいくらでもできることをユーロラックのモジュラーシンセでやるっていうね、まぁそれもDawだけで作ったようなつまらないトラックが溢れてる反動なんだとは思うけど結局まぁアナログですよね。

 

一部の好事家がアナログだ!って言ってるのとは違って一種のブームみたいになってるってことはやっぱり好事家だけのものじゃなくてアナログに確固たる魅力があるってことだよね。まぁそれはそのままアナログレコードにも言えるんだけど。

 

まぁそんな感じですかね。ただ逆にリアルタイムで303とリズムマシンだけで作ってたような人間からすると昔に戻るだけだから何の新鮮味もないよね。だからこれは恐らくデジタルネイティヴの感覚なんだと思うんだよね。あとまぁソフトのほうが安いんだけど昔で言うとモジュラーなんてヴィンテージしかなくて何十万が当たり前だったんだけど今は十万でも数十万になってるってのがまたブームの理由だと思うよね。中古車が買える数十万じゃなくて20万上限ぐらいの中で組んでいくモジュラーとかアナログシンセっていう感じよね。

 

まぁ皮肉なもんだよね。デジタルがヴィンテージシンセのエミュレートとかを必死にやって結果的にすんげー高い完成度で作れたんだけど結局マジのアナログのほうが好まれるっていうね。それは身体的に触れるからだっていう人もいるけどそれで言うとDawもMidiコントローラーとかでDaw内のモジュラーの膨大な数のノブをコントローラー側についてる膨大な数のノブにアサインして実質フィジカルに使えるはずなのにアナログシンセのほうが好まれるというかしっくりくるってのはなんなんだろうね?っつーところだよね。

 

ギタリストでもアレよね、昔からやっててもう爺さんになってるロッカーとかはバリバリデジタルに移行してたりするんだけどデジタルネイティヴ世代はアナログのエフェクターとアンプのほうがいいんだよな!っていう感じになってる人たちもいるよね。それと似てるよね。

 

まぁそんな感じでっつーかこういう話をコンスタントに更新して書けばいいんだけど今はインプットとアウトプットに忙しいんであんまりこっちに力が来ないっていうね(笑)

 

ただまぁ日々常に色々考えてるからまた色々まとまったら書くわ。んじゃまた。

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