行方不明の象を探して。その71。

おしっこしてる女に見つめられる俺というかオマンコに見つめられながら二人の人妻に竿と玉をしゃぶりつくされている俺。なんで人間にここまでの行為をやるということがプログラミングされているのか。それ言い出すと俺なんてまだマシなほうなんだよな。うんこ食ったりゲロ吐きながらオナニーしたりもっと人智を超えたセックスをするやつらが腐るほどいるだろう。

 

少子化が進んでいるのに乱交する輩は一向に減る様子が無い。良いことだ。みんなもっと脳汁や脳みそが飛び散るぐらいの快楽を貪った方がいい。夕張のハンマーをまともに喰らえば文字通り脳が飛び散って絶命する。首から血が

 

「ピューッピュッ」

 

って出る様子は射精のように見える。絶命時には誰でもオーガズムを迎えているのだ。ただやはり好みの武器で殺傷されるのが一番いいだろう。実際にあれだ、マンソンファミリーだったかは、コカインをヤリまくった後、女のオマンコにたっぷりと凝縮されたドロドロの精液を流し込んでいる間に頭をピストルでぶち抜いたとかいう話があったし、メキシコの麻薬カルテルのギャングが日本のヤクザとビジネスをする際にヤクザをビビらすために女を連れてきて乱交した挙句、オーガズムを迎えた女の首を鉈で切り落としたなんて話もある。

 

人間ってのは相当狂っているな。同じような行為をする可能性がある動物って人間以外の他にいるんだろうか?怖がっている女の首を斬り落とすなんてのはヤクザもやっていることだろうから幻覚剤なんかでデロンデロンにした女が狂乱の声を上げながらオーガズムを迎えている最中に斬首をするとさすがのヤクザでもビビってしまうだろう。ビバ!メヒコ。メキシコのカルテルの残虐性は畜生以下の外道以下のものがある。

 

でもそういうので脅すあたりがあらゆる乱交を経験したうえでの経験に基づく脅しなんだということが分かる。いや、そうじゃないかもしれないけど多分、そうなんだろう。狂ってやがる!っていうより普段のそいつらの乱交っぷりが垣間見れるわけなんだよね。

 

でもこれはなぜか色々なもので確認できることでっていうのもオーガズムと同時に絶命するモチーフは13日の金曜日で執拗なぐらい繰り返される。ヤッている男女を一気に地獄に落とすジェイソンはパリピを恨む陰キャなのだという解釈も可能なのだが、快楽的な天国から一気に地獄へと落ちる感じが中学生ぐらいの時の覚えたてのオナニーで射精した後の微妙な不快感と似ているのがとても気持ち悪い。

 

相手がオーガズムを迎えていようがいまいが人を殺めるというのは気持ち悪いことなんじゃないか?また凄いことを思い出した。フレイルの話だ。フレイルで敵兵を殺すと剣でぶった切る時に比べれば血が出ないので殺しやすいという理由で僧兵にフレイルが好まれたという話。キリスト教を信奉しているのに敵とは言え人を殺すことに戸惑いを覚えなかったのか?昔の人間は大体どの国も現在のスタンダードから見れば野蛮にしか見えない。

 

でもセックスは変わらない。いつの時代も野蛮だ。野蛮なセックスの方が気持ちいいし恋人を作ったりせずに貪りあえる相手が何人かいればいい話で少子化が進んで乱交が増えているのも資本主義と合理性の行き着く先が煮え切った乱交というわけだ。これが俺のリビドー経済学の基本テーゼだ。

 

でも一生童貞だったカフカはどうやって幸せの中にあるやつが殺し屋に殺されやすいなんてことを知っていたんだろうか?オーガズム中に死ぬという観念がカフカの中にあったわけだからカフカはそれをいつ知ったのか?カフカももしかしたら乱交経験者なのかもしれない。バタイユは確かに書士っぽい地味さがありながらも風俗通いをしていたというのがなんとなく分かるしそういう芸風だろう。作品にもろにそれが現れている。でもカフカは現存するどの作品を読んでも全く性を感じさせないのにカフカはそれを知っていると知らせる文章がカフカの中にあるのはどういうことなのか?

 

まむしドリンクやら勃起のための怪しい薬を飲み過ぎたのか凄まじい動悸がしてきた。頭がクラクラする。今度、妊婦の人妻とヤルときは足を舐めまくってやろう。シャネルのことを思い出した。シャネル曰く脚は惨めな存在だからケアが必要なんだそうだ。だから今のフェラチオのお返しに足を舐めつくしてやろう。

 

あんなひょっとこみたいな顔をしてフェラをして、お腹の子供がこれを知ることは一生ないのだと思うとまた頭がクラクラしてきた。お腹の子は俺の子なのか?いや、だってこの妊婦とヤルのは今日が初めてだろう。でもヤッてるときには意味が分からなくなってくる。一緒に育てようという気にすらなってくる。

 

厭らしいブーツを履いた女が仕事帰りの電車で脚を組んで寝ている。その正面に座っているおっさんが「たまらん!」って感じで見ようか見まいか意味の分からない仕草をしている。とにかく「たまらん!」という感じが凄くてその絵に描いたようなくたびれたサラリーマンっぷりに普段の抑圧と倦怠と疲労を感じずにはいられなかった。

 

おっさんとしてはそのままブーツにむしゃぶりつきたかったのだろう。奥さんはいたとしてももう見た目が初老だからブーツがどうとかって話じゃない。息子か娘がいたらもうその寝ているブーツの女と歳は同じぐらいだろう。それでもあれだけたまらなくなってしまうおっさんのリビドーはあの後どこに行ったんだろう。

 

全く恋人を作るというビジョンが浮かばない。俺の様々な変態趣味とパーソナリティと性癖に合う女性なんていないだろう。いなくはないだろう。でもいたとしてもそれだったらもう誰かとマッチングしているはずだ。だから無理だ。無理ゲーです。そうやって諦めているのではなくてね、普通、ブーツにむしゃぶりついたら引くわけですよ。またそれもMとは違う、じゃあペット募集とかって言っているSっ気満載の女王様にツイッターでDMでも送ってみれば?といってもSMの世界になると一気に抽象度が下がるので全く興奮しなくなってしまう。

 

引きも含めてのむしゃぶりだ。性器をしゃぶられつくすとこんな短時間に色々なことを考えるようになるのか。だったら常に誰かにちんぽを預けておいたほうが生産性が上がりそうだ。金玉の精液の生産性も精液工場の稼働率もマックスだろう。頭がこんなに回るんだからそりゃ凄いに違いない。

 

またイキそうになったので届いた暗器のバネのことを思い出した。時間の感覚が無くなっている。限界まで行くと何もかもがオーガズムに繋がるようになる。バネさえも「びよーん」っていう感じが射精や勃起を連想させるようになるし、アップジョンのことを思い出しても、普段はただの武器仲間なのに魅力的な女のように思えてきてアップジョンにフェラチオされまくっているビジョンが浮かんだりする。

 

じゃあベトナムのフォーとかを想像してみよう。米を麺にしたわけだからセックスと関係ない。でもあの白い面がザーメンを連想させてそれをズルズルと啜っている女の姿が浮かぶとイキそうになる。じゃあアップジョンのハンマーに吹っ飛ばされている男の顔の破裂の瞬間をずーっと思い浮かべよう。連続的なものを非連続的に。

 

アップジョンのハンマーは義か否か?天道に私事はなく善に与する。アップジョンのハンマーは天道か。ハンマーは誅殺するのか。アップジョンは義の人であった。韓非子は革命に必要なのは儒者と侠者だと言った。アップジョンは間違いなく侠者だ。俺は儒者だ。もっと武術が上達すれば侠者になれる。これで革命の要素が成立する。しかしいつの時代も儒者はマスに迎合する。古代ですらそうだった。だから常に世界を革命に導いてきたのは侠者だった。言わば侠者の土壇場の中で革命が生まれた。